「公開された事が奇跡の作品」サウンド・オブ・フリーダム 平成モンド兄弟さんの映画レビュー(感想・評価)
公開された事が奇跡の作品
過去、タイでの児童買春、生きた子供からの内臓提供の闇を描いた、日本映画の傑作「闇の子供たち」と同様、この作品も公開までに様々な障害があり、時間を要したとパンフレットに記載があった。
噂レベルの話だが、どこの国の政治家や資本家等、地位も財力もある者達に、小児性愛者が多く存在していて、この手の作品に対して、様々な圧力を加えてくるという話を、読んだことがある。
前出の「闇の子供たち」にも、江口洋介、妻夫木聡、宮﨑あおいなどの著名な俳優に、主題歌を桑田佳祐が歌うという、メジャーどころが携わっていたにも関わらず、殆どのマスコミ、メディアが取り上げなかった事に、噂の信憑性を感じる。
作品は、子供を商品として利益を得ようとする巨悪に対し、戦っているのは主人公の捜査機関以上に、自分なりに子供を救おうと尽力する、人達の存在が印象的だった。そして、現在、麻薬より児童売買の方が巨額の市場となっている事実に、愕然とさせられる…。
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