言えない秘密のレビュー・感想・評価
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予想以上に恋愛映画でした。
下知識なし、古川琴音目当てで視聴。
予想以上にバリバリ恋愛映画でオジサンちょっと気まずい思いです。
全体的には、良かったです。最初に目が合った人にしか見えない想定、途中ひかりと目が合ってしまった日があったり、脚本も工夫されてました。各シーンの描写の辻褄もあっていたと思います。
個人的には、若者を死なせるストーリーが苦手。急に恋人(婚約者)が姿を消すという状況も、ここ半年強で3本目。飽きた(今回のはちょっと毛色が違いますけど)。まさかのタイムリープもので、ちょっと現実に戻された。という感じです。
大学生にもなって講義中メモ渡すか?とか、雪乃のお母さん、20年前に20歳くらいの娘が亡くなっているのだから、現在70歳くらいのはずでは?等細かいところはご愛敬でしょう。
湊人大好きオーラ全開のひかりがちょっと可哀そうに感じたのは自分だけでしょうか。
いくつもの仕掛けが涙を誘う
元々台湾のアジアで大ヒットした映画の日本版リメイク。元作品を観ていません。
いくつもの仕掛けがあるから、これ難病の少女の亡くなって幽霊になって好きな男と恋に堕ちる話かと思ったけど全然違った。
後半雪乃さんの日記が出て来てネタバレをするのだが、ちょっと普通のモノと違い「最初に目が合う」が大事な要素となる。そしてその為の行為が雪乃さんらしいのでよかった。
湊人くんは留学して夢破れかけの音大生。そのまま普通の学生に戻ることなく、夢をまた追いかけるきっかけは雪乃さんへの想いであるから、絶対結ばれることを期待していたけど、現実は辛い結末になる。
そんな中で小物が心を揺さぶる設定で涙した。Xmasプレゼントのオルゴールが彼女の家のピアノの上にあった。
キッズピアノが湊人くんは知らなかったけど、誰からのプレゼントであったかは涙の設定でしたが、そのことがピアノ弾きを目指すきっかけになり同じ大学に行き、留学して夢破れかけて帰って来た湊人くんに雪乃さんが出会うのは必然の事だったので涙でした。
だいぶぼやかしたけど、元ネタの映画もこんな感じだったのでしょうか?観てみたいと思わせるシナリオで面白かったです。
古川琴音さんがピアノが弾けるということがヒロインの抜擢の理由の1つなんでしょうが、暗い顔して(病人の役だったからか)幽霊に最初思ってごめんなさいって言いたいです。
台湾版のリメイクでもあり、完結編?
オリジナル台湾版を事前に見ていて、ヒロインのグイ・ルンメイさんにとても好感を持っていました。(河合勇人監督も同じだそうです)
でも、ラストの曖昧さや、主演のルックスに関しては、ちょっと・・・
という印象でした。
今回、男性の中でも一際目立つ美形の京本大我さんを主人公に抜擢し、ミステリアス感の強い古川琴音さんを配したことで、台湾版の男女が入れ替わった感が強かったです。
そして、台湾版にはなかった(と思う)赤いトイピアノの存在。
時空を超えて、トイピアノが湊人と雪乃を結び付けていたという秘密は、サスガに想像を超えたトリックでした。「君の名は。」の組み紐を想起させられました。
最後は悲しい結末だったけれど、恋人の腕の中で死ねた雪乃は幸せだったのでは?
そして、エンディングのSixTONES「ここに帰ってきて」は、湊人の心をそのまま歌っているようで、涙が止まりませんでした。
私は還暦過ぎのオババですが、ロミジュリやタイタニックに匹敵する名作だと思いましたよ。
ラブストーリーはキャステイングが重要
映画のキャストには演技力が必要なのはもちろんのことですが、その役者さんの雰囲気や容姿が作品に合っているかも重要なポイントだと思います。特にラブストーリーにおいては主人公の二人に応援したくなるような魅力があるか否かが作品の良し悪しに大きく影響すると思います。そういった意味において本作のヒロインには病弱で尚且つピアニストらしい細身で可憐な女優さんが合っていると思うのですが、残念ながら古川 琴音さんは本作に合っていなかったです。
そのため、ストーリー自体は泣かせる良いお話でしたが、役者さんがイメージに合わな過ぎて全く感動できなかったです。役者さんが合わないと言えば、主人公の友人の男性二人も品が無さ過ぎて、作品の質を落としているようにしか思えませんでした。
それと、私は鑑賞前のネタバレが大嫌いなのですが、本作の予告編は最悪で、あれを見ただけでヒロインは他の人には見えておらず、既に死んでいるパターンかなと、大体の予想がついてしまいました。さすがに、過去からタイムトラベルしているとは思いませんでしたが、予告編でネタバレするのは本当にやめてほしいです。
50代以上でも感動、極上の114分
昨日6度目の鑑賞。
少し時間ができるとあの空気に包まれたくなり映画館へ出かけてしまう。
ラスト、湊人の腕の中で命を終える雪乃。
前回までは、(21年前の医療でもいいから速く救急車を呼んで!)などと無粋なことまで考えてしまったけれど、今回は最後に2人でかけがえのない一瞬を過ごせて本当に良かった、と心から思えた。
湊人の腕の中で命を終えられて雪乃はきっと幸せだったね。
伏線回収が見事、オリジナル曲のSecretの素敵なメロディ。時々流れるピアノ曲以外は音が少なくて2人の声がいつまでも記憶に残る。(京本さんと古川さんの声が本当に良い)
いつか監督がばっさりカットしたというその後の湊人を観てみたい。前を向いて歩いていてほしい。
ありがちではあるもののそれを超える完成度
感動モノが好きな人には是非見て頂きたい映画。
「言えない秘密」というタイトルから何となく結果が分かっていたが、それでもそれを超えるくらいの構成と演技で最終的には号泣していた。
音楽学校を舞台にしているため、ピアノのシーンがほとんどだったが終始流れるサントラやピアノの音色、曲がとにかく映画の雰囲気にマッチしていて良かった。特に物語の鍵ともなる“Secret”のソロや連弾がどれも心に響いた。
そして京本さん古川さんの演技も良かった。私が作中で印象に残ったシーンは、京本さん演じる湊が古川さん演じるゆきのに会うため、Secretを演奏するところだ。亡くなる直前であるゆきのを思い演奏する京本さんの表情に、“会いたい”という願いと必死さが溢れていて、スクリーン越しに見ている私も思わず間に合え、と祈ったほどだ。
物語途中からゆきのは普通の音大生ではないということを薄々感じていたけれど、実際にゆきのの日記を辿っていくと今までの行動の伏線がパズルのようにハマっていく感覚が個人的に気持ち良かった。
終わり方は変に未来を描かず、いつの日か2人で撮った写真を見つけて終えることで人それぞれ色んな解釈が出来るのも面白いと思った。
そして何より私が1番感動したのはラストからのエンドロールだった。この映画の主題歌であるSixTONESの「ここに帰ってきて」、映画を見る前からこの曲を気に入っていたので映画館サイズで聴けることを楽しみにしていたが、実際に流れるとまるで我々に追い打ちをかけるような歌詞とメロディー、そしてSixTONESの歌声に涙が溢れた。恐らく湊のその後の心情を描いているためか「叶うのなら」「ちゃんと前を向いて生きてるよ」という歌詞を聴くと胸が苦しくなった。
また見たくなるような映画だった。
言えない秘密
何となく予想出来る展開でしたが、表現が抑え気味でとても上品。ピアノの連弾が特に色っぽい。大好きな人がこの世に産まれる時を心から喜べるってある意味羨ましかったり切なかったり色んな感情湧き上がってきました。あと2人で撮ったポラロイド写真、“彼女だけ写ってない”とは逆のオチで“出会った事は本当だった”がある意味胸に響きました。エンドロールの【ここに帰ってきて】の歌詞、改めて作品見て聴くと涙腺崩壊でした。
ピアノ演奏シーンが良かった!もう一度観たい!
ピアノ演奏シーンはその時々のお二人の気持ちが良く伝わり、こちらも楽しく笑顔になったり、悲しくて切なくて自然に涙が溢れたり、
表現力が、素晴らしいと思いました。
特に最後の京本さんの演奏は、秘密を知った驚き、悲しみ、もう一度会いたい必死さが溢れて観ていて胸が痛みました。本当に圧巻でした。
公開中また何度も観に行きたいと思います。
映像が綺麗
とにかく映像が綺麗だなと思った。
配役が良く、物語に集中できた。最後は自然と涙が出ました。
ピアノ連弾のシーンはとても良かったし、最後の展開もよかった。
できれば、最後に海外に再挑戦するようなシーンがあったら嬉しかった。終わり方が物足りなかったので-0.5にしました。
また、その秘密に会いたい
美しい映像、音楽、自然でピュアな主演、ヒロインの演技を絶妙な塩梅で融合させた監督、スタッフ陣の皆様に感謝します。今年一番のせつない映画です。
富貴さん作曲の映画音楽がノスタルジックな映像と融け合い、せつなく悲しく甘い感情を昂らせる。素晴らしい映画音楽です。
主演の京本さん、容姿、スタイル抜群な上にピアノの演奏が美しかった。ピアノシーンは、体から音が溢れ出て感情が見えるようでした。演技が自然で、苦しみが似合う素晴らしい俳優さんですね。今後の映像作品も期待しています。
琴音さんのミステリアスで可愛い演技は、外国の女優さんみたいでした。
連弾は、この映画の大切なラブシーンですね。
秘密が分かった上で、また見たくなる映画です。
音楽が運んだもの
京本さんと古川さんの自然な演技がとてもよかった! 湊人と雪乃として淡くてピュアな恋模様がかわいらしかったです。
ある程度予想がついた「秘密」も、それを超えていて、でも音楽が運ぶ奇跡が繰り返しこの2人に訪れた事が、きっと未来につながる意味をもたらしてくれたんでしょうね。
苦労したというピアノ演奏シーンも凄かった!
またクライマックスでの鬼気迫る琴音ちゃん、動揺と悲しみが指の震えにも現れる大我くん、圧巻でした。
昨日、今日と2回鑑賞ずみですが、秘密を共有した2回目の方がより引き込まれました。
また、観に行きたいです。
古川琴音さんがいい。べつに秘密にしなくても良かったんじゃね?と思った。(再鑑賞、追記) 「へへ、わたし○○」
古川琴音さんのイタズラっぽい笑顔にやられた。連弾でより親しくなるなんて、音大生どうしらしいコミュニケーションだと思った。
明かされた秘密は、べつに雪乃が湊人に秘密にしなくても良かったのではと思った。
雪乃はナゼ湊人に話さなかったのだろう。僕ならもう辺りかまわずみんなにベラベラしゃべっちゃうよ。口が軽すぎる。
この映画は、京本大我さんが役者として経験を積み、ファンが彼を愛でるのが第1義の映画だと思う。僕はジャニーズ映画ファンで毎回よく見るほうだと思うが、お目当ては共演する女優だ。だけどたまに日本映画に新たな名作誕生なんて感動することもある。男優、女優共に素人みたいな時もあるが、苦笑しながら温かく見守っている。
今回は古川琴音さんの新たな魅力を知れたので大満足であった。
(追記) 2024/7/4(木)
◆ 古川琴音さん見たくて再鑑賞 ◆
最後、2人が一緒に写ってる写真が出てくる。その写真の雪乃の表情から僕が勝手に想像した雪乃のセリフ。 「へへ、わたしタイムトラベラー 」
泣けます。題名から想像できるけど、、
ラスト20分くらいから、、とても泣けました。
でもなんか、秘密を引っ張り過ぎたかなと。
ダンスパーティーのシーンは、無いわ〜って思いました。笑
二人の連弾のシーン、トイピアノのくだりは、めっちゃ泣きました。
どこを自分で弾いてるかわからないくらい、自然な感じでしたので、凄い練習してたんじゃないかな。
尾美としのりさんが出てる。ショパンといえば、
あの映画を思い出しました!!
父さんも、不思議な経験があるよ。
ピアノ弾きながら、涙したり、
ニンマリみたいなのがあったら、5点でした。
秘密を知る流れが秀逸
本当に観て良かった。
湊人が秘密を知る流れが秀逸で、雪乃の思いと湊人の気持ちに胸が詰まってしまいました。
どうしても秘密を知った状態でまた観たくて二度目の観賞。一度目で気が付かなかった雪乃の表情の意味や伏線に気付き「あー」となりました。
見終わったあとにもう一度観たくなるそんな映画でした。
青春21 x 2
難病モノなんだろうな、という想像はついたが、SFだったとは!
前半はベタな昭和の女子向け恋愛ドラマか少女漫画みたいで、おばさんにはこそばゆい感じ。失敗しちゃったかなあ、と思っていたが、時空を超えるSF展開になってから面白くなった。
SFらしい「ルール」の縛りを上手に使っている。
前半伏線のように描かれた雪乃の謎行動の理由が徐々に分かると、彼女の行動のひとつひとつが切ない。
湊人が生まれる直前の、湊人父の喫茶店でもうすぐ生まれる赤ちゃん=湊人 が嬉しいと言って泣き笑いする雪乃に貰い泣きしそうだった。赤いトイピアノ!
ただし、ラストはちょっと引っ張り過ぎな感じがしました。
誰が置いたかわからない謎の古い楽譜、取り壊しが決まった旧校舎、誰も来ない中庭のベンチなど、ノスタルジックな雰囲気が良い。
京本大我も古川琴音も、大げさなところがなくとてもいい感じ。
原案になった台湾映画を見てみたい。
「ルックバック」に続けて鑑賞。偶然「京本」繋がり。原作は台湾の大...
「ルックバック」に続けて鑑賞。偶然「京本」繋がり。原作は台湾の大スターであるジェイ・チョウの監督作「不能説的秘密」、映画は未見なれど同名のタイトル曲はカッコよくて好きだ。SixTONES主演だから曲は差し替えられるだろうと思ったらやはりそうなった。平均点が高いのは主役人気の影響かな?またぞう的には平均点。
筋は「そっち系?違うか。えやっぱりそっちか?」と言う展開でした。藝大のクリスマスパーティーがこじんまりしたプロムみたいな物だったり友人がステレオタイプだったり、謎自体は気になるけど、正直表現が退屈な時間が結構ありました。映像は美しかったと思います。
京本大我は親父と違って自然にいい感じの演技、古川琴音はもともと苦手で原作のグイ・ルンメイとイメージ違うけど、可愛く王道ヒロイン張れてました。ただ2人にアドリブ任せたような場面もあったけど、まだまだちゃんと演技つけてあげなきゃあかんで、という感想。
ノスタルジックなラブストーリー
ピアノの音色とノスタルジックな映像が混ざり合い、どこか不思議ながらも暖かく、心地の良い二時間だった。
ストーリーの鍵である“秘密”は想像のつかないものだった。秘密を知った後に今までの思い出を改めてたどる場面は涙なしには見られなかった。
古川さん、京本さんにしか出せない愛おしくも強く感情を揺さぶられる最高のラブストーリーだった。秘密を知った上で2回、3回と見に行きたいと思える作品。
Sweet&Bitter×SF感涙ファンタジー×古川琴音
冒頭から古川琴音演じる雪乃がミステリアスな存在として描かれ
伏線が張られていきます。
ピアノを軸とした恋愛ストーリーでありながら、雪乃の謎が気になるミステリーでもあります。
一方、京本大我演じる湊人は、横田真悠演じるひかりへの態度は酷いですし、
京本大我の演技も私としてはうまいとは言えないレベルなので、ちょっとここが興醒めポイントなのです。
湊人の父役の尾美としのり、雪乃の母役西田尚美など、脇がしっかりしている分、余計にそう感じました。
前半はひたすらSweet。実に青春している湊人と雪乃。
ここでの雪乃の湊人への態度、一挙手一投足が伏線だということが、後々わかるのですが、
その感動への伏線の張り方が古川琴音の凄さでもありますね。
後半40分はBitterでもう涙腺崩壊タイムとなっていて、
雪乃が21年前の過去からタイムスリップして現代に来ていることがわかり、
そこから数々の謎が明かされていくわけですが、もうそこが涙無くしては観られないわけです。
「言えない秘密」って何だろう?🤔とずっと考えていたのですが、なるほどと思いました。
しかもピアノの存在がタイムスリップのキーになっているのも、実に軸がしっかりしていると感じましたね。
とにかく古川琴音の演技が素晴らしく、彼女でなければ、ここまでの感動作にはなっていないように思います。
京本大我とW主演ということで、おそらく集客にも寄与することと予想はしますが、
古川琴音の存在が圧巻です。
現状、代表作といっても過言ではなさそうです。
鑑賞後感も最高で、今夜は寝つきが良さそうです。
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