言えない秘密のレビュー・感想・評価
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21時40分の回
2024年映画館鑑賞64作品目
7月12日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『映画 鈴木先生』『俺物語!!』『ニセコイ』『総理の夫』『身代わり忠臣蔵』の河合勇人
脚本は『総理の夫』『法廷遊戯』の松田沙也
台湾映画のリメイク
あっちの方は大ヒットしたらしい
粗筋
イギリス留学から帰国した音大生樋口湊人は得意だったピアノ演奏に自身を失い挫折した
そんな折に大学で髪の毛が短めの若い女性と出会い2人は急速に親しくなる
2度目の出会いで彼女は内藤雪乃と名乗った
雪乃には秘密があった
雪乃の自宅に行くと雪乃の母は怒り「ふざけるな」とばかり追い返された
雪乃に会わせてもらえなかった
雪乃は心臓に先天性の疾患があったようだ
21年前(2003年3月)に亡くなっている
古い校舎でシークレットという楽譜でピアノを弾くとなぜかタイムスリップできる設定
タイムスリップして初めて見た一名にしか姿は見えないという仕掛け
でも写真にはしっかり映っている
予告編からしてほぼネタバレになっている
その点でいうと『屍人荘の殺人』の予告編を作った人は有能すぎて実際に本編を観たら立腹したことを思い出した
他人には姿が見えない女性とデートしてる男って気持ち悪いな確かに
久米田康治作品『行け!南国アイスホッケー部』にそんな回あったような
設定としては単純な域を脱していない
時間帯が時間帯だけに眠くなるかなと心配したがそうでもなかった
京本大我ファンもしくは古川琴音ファンじゃないとちょっと鑑賞はきついかもしれない
特に古川琴音をヒロインとして受け入れることができない人は鑑賞をおすすめできない
最近では彼女とか趣里とか岸井ゆきのとか所謂ファニーフェイスの女性俳優が流行ってる気がするが面とか向かってファニーだねって自分は言えない
皆川猿時が音大の教授役を務めたが全く似合っていなかった
ミスキャストもいいところ
ショパンをルパン三世のモノマネする人みたいに「ショパーン」と言っているし
西田尚美で秘密といえば矢口史靖監督作品『ひみつの花園』の方が断然面白い
配役
ピアノが弾けなくなった音大生の樋口湊人に京本大我
秘密を抱える音大生の内藤雪乃に古川琴音
湊人の幼馴染で同じ大学の学生の浅野ひかりに横田真悠
湊人の友人で音大の3年生の棚橋順也三浦獠太
湊人の友人で音大の3年生の広瀬慎之介坂口涼太郎
湊人とピアノ対決する天才の門倉に實成悠介
渡英先の音楽教授にイアン・ムーア
音大の教授の山本修治に皆川猿時
雪乃の母の内藤敦子に西田尚美
湊人の父の樋口透に尾美としのり
私的感じた、この映画を優れた作品にしている点とは
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
この作品は、ピアノの海外留学から日本の音楽大学に編入した主人公・樋口湊人(京本大我さん)と、大学内で内藤雪乃(古川琴音さん)とが出会う作品です。
私的に優れていると思ったのは、前半の主人公・樋口湊人と内藤雪乃の、それぞれの裏側背景を知らないままでも、2人のシンクロした部分が、ピアノの連弾演奏などと共にきらめいていた所だと思われました。
ともすれば気恥ずかしくなりかねない2人のシンクロした時間は、京本大我さん古川琴音さん2人の清麗でリズミカルに共鳴した演技によって、リアリティ説得力ある場面として表現されていたと思われます。
これだけで優れた作品になっていると思われたのですが、後半でこの作品の「秘密」つまり内藤雪乃の背景が明らかになっても、作品の根幹は保たれていた所に素晴らしさがあると思われました。
このような後半で真相が明らかになる作品の多くは、前後の整合性が取れていなかったり、どちらかに重きを置いてしまって前後のどちらかで良さが失われてしまいがちだと思われます。
しかしこの映画『言えない秘密』は、前半後半で、シンクロのきらめき、その説得力納得感ある背景構造、それぞれの良さが際立つ秀作になっていたと思われます。
私的に振り返っても、前半に違和感を感じないまま観れた上で、後半の説明でも前半の世界が整合したまま後半の深い感情を表現している作品だったと思われています。
惜しむらくは、設定が(作品の良し悪しは別に)やや既視感があるのと、海外の優れた作品のリメイクであるのと、ラストが少しだけ余韻が長いかなと思われ、個人的には今回の点数となりました。
しかし、そんな意地悪な見方をしなければ、十分、素晴らしい作品として他の人達の高い評価も納得の出来だったと思われます。
主人公の父親役の尾美としのりさんの演技も含めて、どこか大林宣彦 監督の初期の作品を思わせる素敵な作品で、個人的にも僭越ながら面白く観ました。
なぜそんな哀しい設定にする必要が?
リメイク元の作品は観ていません
古川琴音さんと横田真悠さん見たさに
作品としては満足していますし
この作品のターゲット層の方の高評価も分かります
(超簡潔あらすじ)⇦事実誤認ご容赦を
・2023年を生きる湊人はピアノ留学で傷つき帰国し音大に復学
・ひかりは湊人が好き
・2002年を生きる同じ音大生雪乃は喘息で入院し退院するが将来に不安
・2002年古い校舎で秘密のピアノの楽譜を見つけた雪乃はその曲を弾いて2023年に「時間旅行」(楽曲は原田真二じゃないけど🙇♂️)
・雪乃は最初に目が合った人(ほぼ毎回湊人1回だけひかり)にしか見えない
・雪乃は2023年の自宅を訪ねて自分が2003年3月9日に死んだことを知る
・2人は仲良くなるが哀しい恋、そのことを湊人は知らない
・雪乃は自分が死ぬ日に湊人のピアノ演奏が聴きたくて最後の時間旅行、雪乃が帰ったあとに雪乃の母と話をして真相を知る
・雪乃の母も湊人と話をして21年前の雪乃の話(手帳には時間旅行が記載)が真実だと知る
・雪乃は最後の時間旅行から帰った2003年の校舎のピアノの側で亡くなった
・湊人は雪乃を追いかけて時間旅行、倒れた雪乃に会うが、気がつけば2024年の校舎に戻っていた
(個人的な疑問というか不満🙇♂️)⇦ご容赦を
・時間旅行の目的が分からないというか彼女がなぜ選ばれた?のか?
・結果的に未来に彼氏(愛する人)を見つけたけど、自分が死ぬことを死ぬ日を含めて知る
・時間旅行で体が衰弱したこともあきらか
・最後の日だから会いに行ったのか、会いに行ったから死んでしまったのか
以上の設定を冷静に考えてみると、これは何とかならなかったのかと思わずにはいられないのです
まあ深く考えずに楽しめばいいのです🙇♂️
ピアノの調べと物語がジャストフィット
2007年に台湾で制作された「不能説的・秘密(邦題は「言えない秘密」)をリメイクした作品でしたが、古川琴音の良さが全面的に出ていて満足しました。
音大に通う湊人(京本大我)は、ピアノの留学先で挫折して予定より早く帰国。そんな傷心の湊人は、古川琴音演ずる雪乃に出会う。そして互いに惹かれ合う2人。何処か”秘密”めいたところがある雪乃の魅力に、ピアノを諦めかけた湊人の心も持ち直して行く流れが、観ている方にも染み渡って来て、私も雪乃の魅力にどんどん魅了されて行きました。でもどこか謎めいた彼女の”秘密”は、彼女が引いていたピアノ曲”秘密”にあったという展開もグッド👍
最終的にはその”秘密”がタイムリープだったことが分かり、下手をするとお話全体が台無しになりかねない荒業というか禁じ手と言えなくもない展開になる訳ですが、全く色褪せることなく美しいエンディングを迎えられたのは、話の筋立てがとてもしっかりしていたこと、そして主演のお二人が非常に良い演技をされていたことなんだろうと感じたところでした。
また、”Secret"という題名のオリジナルのピアノ曲をはじめ、劇中で使われたピアノ曲の柔らかい調べがとても心に染みました。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
もっと広まっていい作品
個人的な感想はもっと広まってもいい作品だと感じた。
二人の繊細な演技に私は惹かれたし音楽に一生懸命になってサボり方もわからない二人が青春していく姿がすごく微笑ましかった。
映画の中でも確かに涙腺弱まる瞬間はあった。それでも泣かなかった。
それはファンタジー要素も含まれていたし結末はもしかしたらファンタジーな奇跡が起こるのか?というソワソワ気持ちもあったから。
だけど最後エンドロールで主題歌が流れたときに、
いい意味でここで終わってしまうのか、どうにもならない現実なのかと思ったことと歌のフレーズが「ここに帰ってきて」と何度も繰り返されることで私自身もヒロインのことを願ってしまい、涙が溢れていました。
2週目に見たのにあまりにも早い上映規模の減り方をしていたので、
もっと広まっていい作品なのにな、私はとても好きだなと思ったのが感想です。
京本さんは音楽番組でサングラスかけてる美形の人というイメージでしたが、
とても好青年な姿と横顔が吸い込まれそうなくらい印象的でしたし
古川さんはどの瞬間を切り取っても脳裏に残るような、この人ともっと一緒にいたいと思わせるよう素敵な女性を演じきっていたと思います。
ある音大の旧い校舎を舞台に、音楽室で出会ってしまった二人の男女が恋に落ちるお話です。落ちた先に迎える結末が、美しく切ないです。
予告編を観て ” ミステリーっぽい " 作品のように思えて鑑賞の
予定をしていなかったのですが、久しぶりの古川琴音さんを目
当てに鑑賞してきました。(2年前に観た「今夜、世界からこの
恋が消えても」での演技は圧倒的でした ・_・)
で。
予告編の内容が、本編の内容を正しく伝えていない気がします。
” ある日突然、彼女が居なくなった ”
このコピーでミステリー要素があるのか とミスリードされたの
ですが、ミステリーと言うよりもファンタジックな雰囲気の漂う
男女二人の純愛作品 と言えるかなと思いました。
お話の内容は、言えないのでヒミツです。∠☆
うーん。 レビューが終わってしまう …
ので、当たり障りの無い所だけご紹介。 ・_・
・樋口湊人(京本大我)。音大生。イギリス留学から帰国。
・内藤雪乃(古川琴音)。音大の庭や教室で時折見かける。
・浅野ひかり(横田真悠)。湊人の幼なじみで、好意アリ。
・樋口透(尾美としのり)。湊人の父。珈琲店を経営。
他にも、湊人とひかりの幼なじみ(兼にぎやかし担当)とか
登場しますが、ストーリー上の重要性は低め。・_・;; カモ
年季の入った校舎の中から、聞こえてくるピアノの音。
留学が上手く行かずに傷心の帰国。
気持ちの整理がなかなかつかずにいる湊人が校舎の下を通ると
気になるピアノ曲の演奏が始まった。
思わず校舎へと入り、演奏しているであろう階・教室を探す。
と、音楽室に一人の女性。彼女も音大生のようだ。
誰だろう。
次の授業。教室に入ってくる彼女の姿を見かけた。
授業が終わり、すぐにその女性を追いかける。
女性の方も、湊人を意識しているかのようだ。
ある日、古い校舎の庭先にある椅子に座っている湊人。
そこに校舎の中から彼女が現れた。
話をする中で、彼女から名前を訊かれる。(★)
” 湊人 ” そう応える。
湊人が彼女の名前を訊いた。が、教えてくれない。
連絡先を知りたい湊人がスマホを取り出す。だが
” そういうの 持ってなくて ”
そんな嘘をついてでも教えたくないのか… と唇をかむ湊人
そうではない と哀しい顔で応える雪乃。(★)
何かかくしごとがありそう と薄々は感じながらも
湊人が雪乃と共に過ごす時間は増えていく。
海に行ったり、自転車の二人乗りで街を走ったり。
ある時、湊人の生まれ育った家(親が喫茶店を経営)に
やってきた二人。
店のピアノで二人で連弾を演奏する場面。楽しそうな雪乃の
表情がとても良いです。
また、湊人の子供の写真を見つけて微笑む姿も。(★)
と、まあ逢瀬を繰り返す二人なのですが。
ある日を境に、雪乃が古い校舎に現れなくなります。
何も知らずに焦燥する湊人…。 T_T
実は雪乃にはある秘密があったからなのですが
いったいその理由とは何か。は、言えないのでヒミツです。∠☆
この後どうなっていくのか。も、言えないのでヒミツです。∠☆
気になる方は、劇場でご確認ください。∠☆
私は満足しました。・_・☆
※とは言うものの、1回最後まで鑑賞しただけでは「?」な
箇所が多かった気がします。鑑賞後帰宅し、頭の中を整理
しながら振り返り、初めて納得がいった所もありました。
(★) を付けた箇所について
この辺りの会話や行動は、後の展開に大きな意味を持つの
ですがさり気なく散りばめられていて、後になって” ああ ”
と気付くことが多かった気がします。 ・_・ヨ
◇あれこれ(言えない秘密といえば…)
■王様の耳はロバの耳
誰かに言いたくて言いたくて。(気持ちは分かります)
ついには穴を掘ってその中に王様の秘密を吐き出す男。
有名な話かと思うのですが、穴の中にヒミツを吐き出した
事がバレた結果、この男は一体どうなったものやら…。
…。 死刑? きゃー
■デビルマン
主題歌(エンディング)の中で
” 誰も知らない 知られちゃいけない ” と
歌われているので、知ってしまっても知らんぷりしましょう。
正体が知られてしまうとどうなるのかというと
敵からは命を狙われ、人間からは恐怖の目で見られ…
うーん。嫌と言えば嫌ですが…。
あ、何よりも美樹に知られたくないか。
■パーマン(藤子F不二雄)
マスクを被ると力が6600倍に。
マントを羽織ると時速91㎞で飛べます。(数字細かい…・_・;)
マスクとマントを身につける以外、ほぼ普段着の格好なので、
一発で正体がバレそうなものなのですが、バレません。
けれど、正体が周りにバレた時のペナルティが…。
「頭をパーにされてしまう」という。 …@_@;
今思えば、少年マンガにしてはえげつない設定かも。
◇余談(素朴な疑問) ※秘密の内容に触れてます
未来の自分の家を訪ねた雪乃。
そこで母との遭遇は無かったのでしょうか。
最初に目を合わせた人以外に自分の姿は見えなくとも、
ドアは開ける事は出来るということか?
その際、雪乃が明けたドアは見えない人にとっては
「勝手にドアが開いた」
ということになるのだろうか。
…実際に目の前で起きたら怪談レベルの話かも ですね。
◇最後に
亡くなって21年後の雪乃の家での母親との会話や、日記を渡される
エピソードは最近観た「青春18-」と重なりました。
どちらの作品においても切ない場面ですが、この作品では直接手渡し
される訳ではなく、あっさりした印象です。
娘の口から聞かされていた「彼」の存在を、母親がどこまで信じて
いたのか。その違いなのかもしれませんね。
それはそうと…
「言える秘密」ってあるのか?…と突っ込みたくなるタイトルです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
面白かったけど……
タイムトラベルな恋愛ものという、大好きなジャンルなのですが、それがオチなので映画としてアピールできていないのが残念。
映画自体は面白かったです。古川琴音さんの演技がとても良く、最後は、ほんとに死んじゃうんじゃないかと思いました
古川琴音さんも、京本大我さんもピアノ演奏シーンはとてもきれいでした。この映画のためにレッスンしたそうですが良かったと思います
最後にちょっとだけ不満をいうと、タイムトラベルものだとしたら、嘘でもいいからなぜタイムトラベルできるのか、とか、なぜ21年なのかとかそのあたりなにか理屈つけてくれるとよかったかなぁ。
二度めのバツクツーザフューチャー‼️❓
霊魂ものかと思いきやまさかのSF。
これでもネタバレ。
ああ、感動して涙した、時を超えるんだけど、愛は永遠だ❤️
無茶苦茶話は数あれど、こんなSFなら、大感動だ🥺🥲
ピアノが素敵💓、伝わる想いが二人から伝わる。
最後は涙が止まりませんでした、ああ素直に愛に感動しました🥹、ありがとうございました😊😭
-_-b 採点高すぎだよなぁ?
開始5分でこの女は生きてはいないとわかります。後半なるほどそうなんだと分かりますがそれだけです。周りの役者がダイコンなので古川琴音の演技の良さが目立ちました。NHKのどうする家康で武田のクノイチを演じてますが存在感ありますよね。号泣できるかと思い映画館に行きましたが不完全燃焼です。
各々の価値観で点数つけますが、よくよくレビューを見ると、、、コレはス○◯だと分かりますね。まんまと騙されました。
音楽の奇跡
恋愛映画であり、ファンタジー。ファンタジーの部分が物語のキーになっているのだけれど、たまにある、ちょっと興醒めしてしまう類のご都合なファンタジーに感じないのは、雪乃が言っていたように「音楽の奇跡」だからなのかもしれないと思った。「秘密」の曲が初めて聴こえた時に、素直に素敵な曲だなぁと思って、そこから惹きつけられた。
観る前に、ちらっとタイムリープものだということは聞いていたので、これは伏線かな?というところには気づき、なんとなく2人の未来を予想しながら観た。それがよかったかもしれないけど、多分知らなくても理解しやすい丁寧な作りになっていたと思う。なにも知らなかったらもっと号泣していたかも。
観たきっかけはラジオで京本さんが面白かったからだったけど、琴音ちゃんも、お父さんもお母さんも、引き込まれる演技だった。ラジオで京本さんに宛て書きされたと聞いて、本当に素な感じ、かわいいなぁと微笑ましく観てたら、シリアスなシーンでは演技に見えない迫真の演技で、素だと思ったところも含めて勿論演技だったんだなと。これから沢山作品を観てみたい俳優さんだと思いました。
2回目ですが、また泣けました。エンディングで、またまた泣けました
前半は、2人のピュアな可愛い恋愛模様に心がほんわかします🥺特に湊人の恋する想いが伝わります。
そして、2人のピアノ演奏が素敵でした。ドキドキ💓しました。
秘密を知ってからは、雪乃の気持ちに心打たれます。号泣です。
今回は、観に行くのが2度目で、秘密を知っていたので、前半から琴音ちゃんの演技の深さに気付けました。だから、2度目でも、純粋な2人の心に涙が止まりませんでした。
エンディングの『ここに帰って来て』の歌詞やSixTONESの歌声にもやられ、またまた涙が溢れて来ました。
2度目なのに号泣したのは、初めてです。
大我くんの演技の美味さに驚きです。歌もダンスも演技も上手で、これからの更なる活躍がまた楽しみです。そして、お顔が綺麗✨辛い表情も楽しい表情も素晴らしかったです。
琴音ちゃんは、元々演技力のある女優さんだなーとは、思っていましたが、この映画を見て好きになりました。可愛いです。
また、見に行きます!
わかる人にはわかってしまうネタバレを書きます。
まず、オリジナル台湾バージョン未見なのをお伝えしておきますね。
主人公のピアニスト男子(ショパン弾きます)のお父さんが尾美としのり。
「もー狙いまくっとるなあ」
と、気分は「ヘレンケラーとサリバン先生」で
「よし、もうこの段階で元はとった。
このあといくら詰まらなくての最後まで付き合うぞ」
と覚悟しましたが
私の臨界点を超えてしまいそうな描写・展開で何度もくじけそうになりましたが・・・。
映画は最後まで観るもんです。
落ちはまさかまさかの「あれ」
設定の「これ」と落ちの「あれ」
だったら、もう一つの「それ」もやってくれよ
な不謹慎な気分な気分にさせられます。
これ以上書くと露骨にネタバレになってしまうので寸止めしておきますが
キールームが○○室ならぬ音楽室
そこで「あれ」でお馴染みの
「○!○なの!」
を聞かされた時は電流火花が身体を走りました。
浅い
邦画の恋愛映画が観たいなーと思ってたら、7月3日時点で映画.comで4.4の評価だったので見ることにしました。
ジャニオタ忖度がある程度入っているだろうとは予想していましたが、予想どおりだいぶ入っていました。
実測は、3.7くらい(普普通よりやや上)かと思います。
個人的には、2.0か2.5くらいです。
違うなと思った点は、ピアノへの思いが薄いというか、ピアノの力を使って何かを成すとか、ピアノの夢に向かっていくぜ的な部分がなかった。
ただ付き合った2人がピアノ弾けたからいちゃいちゃしながらピアノ弾いてます、みたいな感じだったのが嫌でした。
母親が仕事だらけ不在がちっていうのもなんの伏線でもなく、ただ、母親を登場させるのが面倒だっただけな感じがするし、イギリスでの出来事も何のエピソードもなく、ただ叱られて帰ってくるという。
雪乃との出来事を通じてピアノの能力が開花していくのでもなく。
ピアノやめようと思ったのは叱られたから、ピアノ再開したのは女の子のため。これでは感情移入できません。
原作は分かりませんが、映画ははっきり言って内容が浅いです。
最後に旧講義棟に行ってピアノを弾いて再開する場面は、良いかなと思っていたら、だらだらしている時間が長かったので感動も薄れてしまいました。あそこは最後にピアノ弾いて欲しかったな。
「ここに帰ってきて」
7月2日(火)
風邪をひいてしまい、3週間も映画館へ行けなかった。鼻水ズルズル、咳ゴホゴホでは周囲にも迷惑だ。今年の風邪は長引く。
やっと映画館へ。TOHOシネマズ日比谷で「言えない秘密」を。同名台湾映画(2007年)のリメイクだが、オリジナルは未見。
「Secret」の表紙が映る。画面の右下に小さく「言えない秘密」とタイトルが出る。
ピアノ留学するも挫折して帰国した湊人(京本大我)は、ピアノを辞めようかと考えているが、取壊しが迫る音大の旧講義棟の演奏室でピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。弾いていた曲名を尋ねるが、彼女は「秘密」と言うだけで自分の名前も告げずに去る。
雪乃はミステリアスで、湊人は気になり彼女を探し、再会する。楽しげにショパンを弾く雪乃と連弾して、ピアノを弾く楽しさを取り戻す湊人。
一緒に自転車に乗り、海へ行き、クリスマスパーティを楽しみ、ショパンの曲をピアノで連弾し二人は接近する。しかし、彼女は突然いなくなる。
かつて自転車で送った彼女の家に行っても雪乃の母親は取り付く島もない。
友人たちに尋ねても、そもそも彼女の存在が認識されていないのだ。彼女は何者なのか?そして何処に行ったのか?
湊人は学内で行なわれる3月9日のショパンコンクールを目指すのだが、その当日に…。
本編2/3のところで事実が明らかになり、こんなに時間があって大丈夫?と思ったけれど、色々な事が回収されて行く。
何故21年なのか?
楽譜を演奏室に置いたのは誰なのか?
帰りはどうするのか?(寝て起きたら戻る?)
回収しきれていない事もあるが、彼女との出会いや、彼にしか彼女が見えなかった理由も判る。曲の名前は「秘密 Secret」だった。
雪乃の部屋に置かれていたオルゴール、湊人の父(尾美としのり)のいれたコーヒー、赤いトイピアノ、そして雪乃の日記とポラロイドカメラの写真。
湊人が雪乃の想いを確認しながら彼女の日記を読む(「青春18✕2」と同じパターンだが)。古川琴音は好演だった。
赤いトイピアノは、タイムトラベル物の金字塔「ある日どこかで」の「帰ってきて、私のところへ」の想いをこめて主人公に渡される時計か。
3週間振りの映画館で涙してしまった。
オリジナルも観てみたい。
「ここに帰ってきて」
初めて出会った日のこと覚えてる
僕の中から何かが弾けた音
あれから随分時間は経ったけれど
ちゃんと前を向いて生きてるよ
ふと思い出すよ 街中の
光が君を照らしてる
こんなに僕は恋をしていた
あの日の笑顔が消えない
ここに帰ってきて 叶うのなら
ここに帰ってきて 会いたいから
どうしてあの時気付けなかったのだろう
どうしてあの時言えなかったのだろう
あの日まで時間を戻せたら
ありがとうって伝えたい
ここに帰ってきて 叶うのなら
ここに帰ってきて 会いたいから
しかし、やけに評価が高いと思ったら、ある方のレビューにもあったが、星5つを付けている人の多くが今年この1本しかレビューしておらず、京本大我の推し活と思われる。少しでも推しの映画を多くの人に見て欲しいと言う想いなのだろうが、真面目に映画を評価してレビューしている小生にとっては許し難い行為である。
美しい物語
音楽、映像、構成…、久しぶりに映画館で観て良かったと思った邦画です。ピアノのシーンの美しさ、2人のピュアな恋愛模様、ノスタルジックな映像が素晴らしかったです。
ただ、湊人のトラウマが薄っぺらく感じましたが、尺の問題か…?デートのシーンを1つ回想で潰してもっと湊人のトラウマを掘り下げても良かった様に思います。もっとひどく傷ついた何かがあったのだろうという想像は出来るけど、お芝居として映像で見たら深みが違うと思う。
それからラストシーン。急なSFに笑いそうになりましたが、背景は作品を壊すことなく変化させていたので、そこも見どころかな…と。
あと、個人的に古川琴音の様な個性的な顔とお芝居をする役者じゃなくて、誰もが納得する綺麗な女優ならもっと作品の良さがのびると思いました。
感動します!
恋愛映画に興味があり観に行きました。
前半は恋愛シーンで心が温かくなるシーンが多かったです。
後半「秘密」を知ってからは涙が止まらなくなり、特にラストは切なかったです。
音楽も良かったのですが、主役の京本さんと古川さんの演技には魅力されました。
ぜひ多くの人たちに観てほしいと思い、ここに書かせていただきました。
切なくて優しい
初見は大号泣。
切なくて切なくて耐えられず、
いつもなら買わない量のグッズを買って
気持ちを落ち着かせたくらいでした。笑
なんとなく結末は予想してたけど、
予想を上回る切なさで、
後半数十分はどうかこの2人が
もう一度でも会えますようにと
拳握りしめて祈ってる自分がいました。
湊人君は、夢の途中で挫折した若者だけど、
自由で美しい雪乃のピアノの音を聞いて、
もう恋に落ちかけてたんだろうな。
若者ならではのまっすぐで衝動的な恋と
残酷な設定に苦しくなりましたが、
そこまで苦しく切なくなったのは
主演のお二人の自然な演技、
特にピアノを通じた無言のやりとりに
説得力があったからだと思います。
最後の最後、あぁこれでおわりか、
ちょっと辛すぎると思いましたが、
SixTONESの曲で救われたし、
本当の意味で映画が完結したような感覚がありました。
グッズのキーホルダーを見ると
いまだに切ないし温かい気持ちになります。
いい映画に出会えました。
音楽もとても素晴らしいので、
劇場でやっているうちにあと何回かは見に行きたいです!
奇跡の傑作かもしれません!
台湾映画が出所のようですが、最近は韓国映画もリメイクにチャレンジしているということで、この作品の持つとてつもない魅力がよくわかります。とにかくストーリーがめちゃくちゃ凄いです。途中まではかなり平凡な展開で、可もなく不可もなくという映画だと思い込みました。確かにヒロインの古川のチャーミングな笑顔や、京本の意外な演技力には感心していましたが、あることをきっかけに、急激にタイトルにある「言えない秘密」の暴露が始まり、そこからは滂沱の涙が溢れんばかりでした。心が清らかな清流に包まれるような感触がしました。まさにこのストーリーを考案したのは天才?神?仏?かもしれないと思わせてくれました。ネタバラシにならない程度にストーリーの山に触れると、どんでん返し後に気づいたのは、21年の時を超えた純愛であり、タイムワープであり、ヒロインが心臓病であるということでしょうか。これだけ言ってしまうとある程度は想像つきますが、実際の映画は遥にその上を凌駕する感動と驚きを与えてくれました。ですので今は感謝感激しかありません。そしてまた、悲恋であるからこそ近くにいる人をうんと愛することが大切だと教えてくれる奇跡の傑作なのかもしれません。ヒロインの放った「あなたといる時間が私の全てです」のセリフには、図らずも大号泣してしまいました。
追記 天才とはいつも楽しく目標に挑戦できている人のことを言うのでしょう。京本がヒロインの存在から受けた啓示から、楽しい音楽活動に向かって進み始める姿に、未来の才能の開花を確かに想像することができました。
ちょっと
演出が甘口で、苦手だった。調子に乗った二人組の学生のノリも馬鹿げすぎていてサブかった。母親役が西田尚美だったとわかった時が少し驚いて、やつれぶりを上手く演じていた。リメイク作品とのことですが、監督の力不足を感じました。高評価ですが、、、。古川琴音は魅力があるので、他の作品も見てみたい。ネガティブコメントですが、舞台だったら、これくらいの演出がちょうどいいのかもしれません。
美しい映像、音楽と爽やかな二人
古い校舎前のベンチに座る彼の後ろ姿を観て、今日は会えたと安堵する彼女。振り向いて片手を上げてニッコリ微笑む彼。ピアノの連弾をして楽しそうに見つめ合う。服のまま海に入ってはしゃぐ二人。クリスマスパーティでノリノリで踊る二人。相思相愛二人の世界が微笑ましく可愛かった。時の隔たりと病魔が2人を引き裂くが、来世では夫婦となり幸せになってほしいと思いました。
全90件中、21~40件目を表示










