「21時40分の回」言えない秘密 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
21時40分の回
2024年映画館鑑賞64作品目
7月12日(金)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
監督は『映画 鈴木先生』『俺物語!!』『ニセコイ』『総理の夫』『身代わり忠臣蔵』の河合勇人
脚本は『総理の夫』『法廷遊戯』の松田沙也
台湾映画のリメイク
あっちの方は大ヒットしたらしい
粗筋
イギリス留学から帰国した音大生樋口湊人は得意だったピアノ演奏に自身を失い挫折した
そんな折に大学で髪の毛が短めの若い女性と出会い2人は急速に親しくなる
2度目の出会いで彼女は内藤雪乃と名乗った
雪乃には秘密があった
雪乃の自宅に行くと雪乃の母は怒り「ふざけるな」とばかり追い返された
雪乃に会わせてもらえなかった
雪乃は心臓に先天性の疾患があったようだ
21年前(2003年3月)に亡くなっている
古い校舎でシークレットという楽譜でピアノを弾くとなぜかタイムスリップできる設定
タイムスリップして初めて見た一名にしか姿は見えないという仕掛け
でも写真にはしっかり映っている
予告編からしてほぼネタバレになっている
その点でいうと『屍人荘の殺人』の予告編を作った人は有能すぎて実際に本編を観たら立腹したことを思い出した
他人には姿が見えない女性とデートしてる男って気持ち悪いな確かに
久米田康治作品『行け!南国アイスホッケー部』にそんな回あったような
設定としては単純な域を脱していない
時間帯が時間帯だけに眠くなるかなと心配したがそうでもなかった
京本大我ファンもしくは古川琴音ファンじゃないとちょっと鑑賞はきついかもしれない
特に古川琴音をヒロインとして受け入れることができない人は鑑賞をおすすめできない
最近では彼女とか趣里とか岸井ゆきのとか所謂ファニーフェイスの女性俳優が流行ってる気がするが面とか向かってファニーだねって自分は言えない
皆川猿時が音大の教授役を務めたが全く似合っていなかった
ミスキャストもいいところ
ショパンをルパン三世のモノマネする人みたいに「ショパーン」と言っているし
西田尚美で秘密といえば矢口史靖監督作品『ひみつの花園』の方が断然面白い
配役
ピアノが弾けなくなった音大生の樋口湊人に京本大我
秘密を抱える音大生の内藤雪乃に古川琴音
湊人の幼馴染で同じ大学の学生の浅野ひかりに横田真悠
湊人の友人で音大の3年生の棚橋順也三浦獠太
湊人の友人で音大の3年生の広瀬慎之介坂口涼太郎
湊人とピアノ対決する天才の門倉に實成悠介
渡英先の音楽教授にイアン・ムーア
音大の教授の山本修治に皆川猿時
雪乃の母の内藤敦子に西田尚美
湊人の父の樋口透に尾美としのり
バッシング覚悟で申し上げます! レビュー内で挙げられた3名は紛れもなく魚顔と思われます、特に趣里さんはドジョウかクエ系に見えます。北川景子さんは完璧? でも顎から上が短い、桜田ひよりさんもこの系統。浜辺美波さんは良く見ると口元がおばあちゃんぽい・・このように自分のルックスを棚に上げて好き勝手に言ってると、呼吸ひゅうひゅうで絶命すると思われます。