「音楽の奇跡」言えない秘密 rieさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の奇跡
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恋愛映画であり、ファンタジー。ファンタジーの部分が物語のキーになっているのだけれど、たまにある、ちょっと興醒めしてしまう類のご都合なファンタジーに感じないのは、雪乃が言っていたように「音楽の奇跡」だからなのかもしれないと思った。「秘密」の曲が初めて聴こえた時に、素直に素敵な曲だなぁと思って、そこから惹きつけられた。
観る前に、ちらっとタイムリープものだということは聞いていたので、これは伏線かな?というところには気づき、なんとなく2人の未来を予想しながら観た。それがよかったかもしれないけど、多分知らなくても理解しやすい丁寧な作りになっていたと思う。なにも知らなかったらもっと号泣していたかも。
観たきっかけはラジオで京本さんが面白かったからだったけど、琴音ちゃんも、お父さんもお母さんも、引き込まれる演技だった。ラジオで京本さんに宛て書きされたと聞いて、本当に素な感じ、かわいいなぁと微笑ましく観てたら、シリアスなシーンでは演技に見えない迫真の演技で、素だと思ったところも含めて勿論演技だったんだなと。これから沢山作品を観てみたい俳優さんだと思いました。
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