「【”音大の旧校舎で出会った彼女は何を聞いても”秘密”と言って微笑んだ。”Secretと書かれた楽譜、赤いトイピアノ、そして連弾。今作は、全てが分かって来る最後半は涙を堪えるのが難しい作品である。】」言えない秘密 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”音大の旧校舎で出会った彼女は何を聞いても”秘密”と言って微笑んだ。”Secretと書かれた楽譜、赤いトイピアノ、そして連弾。今作は、全てが分かって来る最後半は涙を堪えるのが難しい作品である。】
■英国留学から帰国した音大生のミナト(京本大我)は、ある日旧校舎から流れて来るピアノを弾いていたユキノ(古川琴音)と出会う。
ミナトは留学先で指導教官から厳しく指導され、挫折して帰国しておりピアノへの情熱を失っていたが、謎めいた且つ悪戯っ子のような笑顔を浮かべるユキノに惹かれ、一緒にいる事が多くなり、連弾をしたりしているうちにピアノへの情熱を取り戻していく。
が、ある日ユキノはある日、忽然と姿を消してしまう。
◆感想
・序盤から中盤にかけては、ミナトがピアノバトルに嫌々臨むときに、英国で指導教官から罵倒されるシーンが映り、彼がピアノへの意欲を失いつつあることが、仄かに分かる。
・だが、ユキノと出会ってから彼は旧校舎にあるピアノで彼女と連弾したりするうちに、謎めいた笑顔が素敵なユキノに惹かれて行き、且つピアノへの情熱も戻って来るのである。
■中盤あたりから、ユキノの母(西田尚美)のミナトが訪問した時の態度などから、何となく作品構成が分かるが、観賞続行。
そして、後半に入りユキノが2002年の音大生であり、不治の病に侵されていた事や、2003年に旧校舎のピアノの前に倒れていた事が分かるシーンから事情が明らかになって来る。
そして、ユキノがミナトに”ゴメンね。逢えると思っていなかったから・・。”と告げる前半の何気ない言葉が、実に切ないモノだと分かって来るのである。
■ユキノは生前に若きミナトの父(尾美としのり)が経営する喫茶店のカウンターに座って、珈琲を飲んでいる。
そして、室内を見渡し喫茶店を営む赤ちゃんがもうすぐ生まれる事を知るのである。
死期が近い彼女は、生まれて来る赤ちゃんに赤いトイピアノをプレゼントするのである。
その赤ちゃんに自分がもう弾けないだろう、ピアノを弾く喜びを知って貰いたいために。
<今作は20年の時を越えて、二人の男女がピアノをキーに出会い、お互いに惹かれつつ永遠に別れる束の間の恋を描いた作品である。
今作は、ユキノの想いはミナトに引き継がれて行くのだろうな、と思った切なくも愛しいラブストーリーなのである。>
鰻と砂肝ですか~
そりゃ~飲むしかないっすね(笑)
てか鰻いいな~今年まだ食べてないんですよ。
私も近日食べに行こうかな~
気になってる店あるんですがスルーしてるんですよ。飲み過ぎないよう気をつけて下さいね!
こんばんは!
まだ禁酒中ですか?
本作面白かったですけど雪乃の母のシーンだけは怖!ってなっちゃいました。
最近マッコリにハマって飲んでるんですが、飲みやすくて量いっちゃうやつですねこれ(笑)