「地球を救うシンフォニー」映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー) odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
地球を救うシンフォニー
クリックして本文を読む
藤子・F・不二雄先生の生誕90周年記念作品と言うだけあって実に壮大。
いつもの野比一家や友人たちとのコミカルな日常描写に加えてSFもどきの宇宙アドベンチャーに音楽の楽しさ、大切さを加えた音楽ファンタジーと映画の要素を全て盛り込んだかのような素晴らしい力作。
敵役がノイズだから爆音で迫ってくるのかと思ったら音割れや消音効果、映像表現もアメーバーの様な気味悪さ。対するのが音楽で、4万年前の惑星ムシーカの王家の笛やのび太の縦笛が鍵、地球をノイズから救うのはムシーカのロボットが地球の音楽にインスパイアされ作曲した「地球シンフォニー」の演奏、一旦やっつけたと思わせて終盤に一ひねり、ちょっと、子供向けには凝り過ぎじゃないか、2時間近い長さも、ちょっと気にはなりましたが、観た子供たちはリコーダーを見直したり吹奏楽部に入部したくなるんじゃないでしょうかね・・。
コメントする