「子供主人公映画の傾向を知る」映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー) プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
子供主人公映画の傾向を知る
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のび太は笛を吹くのがヘタだった。でみんなで練習してた。
すると謎の少女ミッカが現れ、誘われてその少女の星へ。
その星の人はミッカ以外は全員死んでた。
人間っぽいロボットだけはまだたくさん生活してた。
その星では音楽が電力のようなものだった。
星全体は既に機能停止しており、その回復を頼まれた。
のび太らは音楽の達人と間違えられたのだった。
そこでドラの道具を使って練習し、少しずつ上達していく。
そして音楽で少しずつ星の機能を回復していく。
ただ星の中心とも言える殿堂の復活がまだだった。
その復活のため、かつて殿堂にあった笛を探すのび太たち。
ただ謎の生命体?ノイズに襲われ、ドラが意識不明に。
ミッカには姉がいて、子供の頃に地球に送り込まれてた。
今や有名歌手となったその姉からミッカは笛を借りる。
ドラを復活させ、殿堂の復活を試みる。がうまく行かない。
何かが足りない・・・それはのび太の「の」の音と判明。
笛がヘタで音程を外した時に出す、ヘンな音だった。
こうして神殿は復活、ノイズを一掃する。
さらに死んだと思われてた仲間も一部は生き残ってた。
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おっさん一人でドラ映画を見に行く、毎春の恒例行事。
でも何か今イチ面白くなかったな・・・途中少し寝てもたわ。
何で?おれが大人になってしまったのか?いやそんなアホなw
子供が主役の映画って、時々こういう退屈さがあるんよな。
ディズニーでもそう。例えばファインディングニモとか。
逆に最高に感動する作品もある。リメンバー・ミーとか。
その違いは何なのか?ってことが少し分かって来た。
おれが映画で涙する典型的シーンの1つとしてあるのが、
不安や恐怖心に打ち勝って、強い心で行動を起こすシーン。
子供が主人公なら、悪い敵と戦う状況でそれが描かれがち。
っていうかその状況以外では描きようがない気がする。
大人は仕事でも恋愛でも、不安や恐怖が常につきまとう。
失敗して自己肯定感が低下するリスクと常に隣り合わせ。
でも子供は多分そんな環境では生きてないからな。
だからこの作品のように主人公が子供で、
かつこれといった敵が出ないパターンだと、
感動する要素が少ないってことなんとちゃうのかな。
実際の所、映画だけ格好いいで有名な剛田武さんも、
この作品ではあんまり見せ場がなかったしなw
あと笑った点として、ドラが翻訳コンニャクと一緒に、
味噌ダレも出したこと。確かにタレでもなきゃキツいw
あとドラがシャンプーしてる場面も思わず笑ったわ。
髪の毛ないのに、する意味あんのか?
あと特大のシャンプーハットはどこに売ってたの?w