「映画界の至宝イザベル・ユペール主演。上映館が少ない。」私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰? マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
映画界の至宝イザベル・ユペール主演。上映館が少ない。
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社会派サスペンス。人権を軽んじる権力者が、利権を守るために、歯向かう者を脅し、暴力で黙らせようとする。そして事件を調べる検察(?)が、思い込みと先入観から自分が考えたストーリーに沿って被害者モーリーン・カーニーを加害者に仕立ててしまう。圧力をかけられたモーリーン・カーニーは、精神的に追い詰められ、参ってしまい、やってもいない罪を自白して加害者にされてしまう。何てこったい。
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驚いたことは、これがたった10年前の2012年のフランスの事件だってことだ。50年前のフランスならともかく、10年前のフランスはもっと女性の人権が尊重されてる国だと勝手に想像してた。これじゃあ日本とさして変わらないと思った(もちろん日本よりはましだろうけど)
上映館が余りにも少なすぎる。2023/10/28(土)現在、全国でたったの6館。
東京は吉祥寺で近日中、全国でも順次公開だがヤッパシ少ない。
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