「人間狩りモノ変化球」ハント・ロワイヤル ジョン・ドゥさんの映画レビュー(感想・評価)
人間狩りモノ変化球
カサンドラはドライブインで出会った親子にパーティーに誘われ湖の孤島に同行したが、実は女性を獲物に見立てた人狩りパーティだった。
主人公カサンドラが高校生以上?の娘がいるツバメのひなみたいな老け顔のおばさん(撮影時43歳くらい)という時点でかなりの暴投球だが、後の展開を観ていくと「これはこれで」と妙な納得感が生まれる不思議な作品だった。(中盤以降は暗いシーンが多く顔がよく見えなくなるのも一因か?)
女性を狩ることで優越感を得る男性至上主義の組織が世界規模で存在しているというトンデモ設定は馬鹿っぽくて好き。
最近はB級映画悪役枠にすっかりハマったキャスパー・バン・ディーンとミッキー・ロークが出演しているのもマニアには嬉しいところ。
女優とアクションの質がもう少し高ければ傑作になったような気がしないでもない。
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