「心を壊さないで」月 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
心を壊さないで
公開を知って、まず原作を読んだ。記憶に新しい実際の大事件がモデルと知る。きーちゃんの視点で描かれており、かなり難解で、さとくんが凶行に及ぶ様が印象的だったが読みにくかった。
映画は分かりやすく描かれていたが、重い作品。画面も雰囲気も暗くて、照らす光が月だったのか。
感動というのではなく、つらい会話や場面で数ヶ所、涙してしまった。
二階堂さんの役どころが、セリフが率直で、障害者施設だけではない、社会全体を表していたと思う。見ない、隠す、綺麗事。そのとおりだな。
生と命と向き合うことは、しんどくて大変なこと。だからって。だからと言って。。
心がない、人ではないと、どうして決められようか。
磯村君は難しい役を見事に演じていた。
脇役多いけど、これからもずっと応援するぞー。
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