「7月26日は玉子の日」月 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
7月26日は玉子の日
知的障害者福祉施設で働き始めた元有名作家と、施設で働き不条理を感じる普通の青年の話。
ネタ探しとして施設で働く女性に、紙芝居を自作する男性に、入所者に酷い扱いをするやさぐれコンビ、そして臭いものに蓋をしようとする施設長という面々に囲まれつつ、自身の過去と夫と対峙していくストーリーに、ズレていく男のストーリーを絡めて行く。
何が正しくて何が無慈悲で何が残酷か、倫理観や矛盾を問いかけている様ではあるけれど、それを訴えかけるが見え見えで少し白々しさも…そんなもの細かい線引は人それぞれだし、その時々で変わるものだしね。
それでも夫婦の描き方は良かったし、モデルとなった事件が実際に起きた時にも感じたけれど、マジメな会話をしようとしてもお話にならないのは誰だよっていう胸クソ悪さは良かったけれど、彼のパートは映画としては投げっぱなしで、ちょっと物足りなさもあった。
雰囲気づくりで狙ってやっているはわかるけれど終始画面が暗くて疲れた。
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いぱねまさんのコメント
2023年10月23日
返信ありがとうございます
ご指摘で気付きました 私の見間違いです あれは寿司ネタの玉子だったと(^_^;)
間違った情報、大変申し訳ございません 訂正してお詫び申し上げます