劇場公開日 2023年10月13日

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「【”人間の心の無い奴はいらないです・・。”誤った優性思想の基に行われてしまった凶事。そして障碍者の鮮血を浴びた下弦の月。今作は鑑賞側に”命に軽重はあるのか。”と問い掛けてくる重くて哀しき作品である。」月 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”人間の心の無い奴はいらないです・・。”誤った優性思想の基に行われてしまった凶事。そして障碍者の鮮血を浴びた下弦の月。今作は鑑賞側に”命に軽重はあるのか。”と問い掛けてくる重くて哀しき作品である。

2023年10月14日
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NOBU
レントさんのコメント
2023年10月26日

ですよね。最近は社会的意義のある作品にばかり目が行きます。で、配信ではバカ映画を見るみたいな。

レント
レントさんのコメント
2023年10月26日

こちらこそいつもありがとうございます。私はこの事件の犯人はまさに人間の業を象徴してる存在のように思いました。人間社会にうごめく憎悪が凝縮されて生まれてきた怪物であり、そしてやはり同じ社会に住む我々がけして目をそらしてはいけない存在なのだとも思いました。
本作はさとくんの描き方がちょっとピンときませんでした。実際の犯人とは違い、当初は入所者への処遇について理事長に意見したりして真面目に入所者のことを思っていた彼が大量殺人を起こしてしまう流れに無理があったように感じました。劇中そうなる過程をもっと描いてほしかったように思いました。

レント
ゆきさんのコメント
2023年10月17日

こんにちは。
本作は「ロストケア」「福田村事件」同様の衝撃作でした。
NOBUさんのレビューを拝読し、ふと思った事がありました。
洋子もさとくんも陽子も昌平も、何かを作る人でした。しかし皆それを批判されている。他者に評価されない、不完全なモノを生み出している所が、本作のテーマ、仰る通りように「命の軽重はあるのか」とも絡ませているのかなと。
上手く表せませんが、、人間の善性を強く保っていた昌平が受賞したのにも意味があるのかな。。
 うわべだけ取り繕って逃げる事が許されない作品でした。

ゆき
SAKURAIさんのコメント
2023年10月15日

こんばんは~

私も劇場行ってました!
今日天気も悪かったし湿度もあったからなお爆睡出来たんでしょうね(笑)

10時間寝られる羨ましいです!

SAKURAI
こころさんのコメント
2023年10月15日

NOBUさん
コメントを頂き有難うございます。
映画館の予告編で、あの事件が映画化された事を初めて知ったのですが、主要キャストの宮沢りえさん、オダギリジョーさんは勿論の事、若手俳優の磯村優斗さん、二階堂ふみさん、お二人の渾身の演技は目を見張る程でした。
日本の俳優の層の厚さを改めて感じました。このような心に深く響く作品をこれからも作り続けて頂きたい、そんな思いでシアターを後にしました。

こころ