「秘話の推理には意義あるのかもしれないけれど、オムニバスのつながりがわかり難い」6月0日 アイヒマンが処刑された日 てつさんの映画レビュー(感想・評価)
秘話の推理には意義あるのかもしれないけれど、オムニバスのつながりがわかり難い
オムニバス的につくられたつながりがわかり難い。少年の話はよくわかるけれども、アイヒマンを警護する看守と、床屋への疑い、記者の動き。生き残り男性の証言をツアーの呼び物にすることについて、興行側が心配する一方で、本人は前向きになっていた。無名な人は、歴史から葬り去られるのが常であり、事実の検証は難しいのだろうが、推理し、表象化したところに意義があるのかもしれない。
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