「ダンスを通して表現される心の機微」ダンサー イン Paris にちさんの映画レビュー(感想・評価)
ダンスを通して表現される心の機微
この作品は、全編を通してクラシカルバレーダンスやコンテンポラリーダンスのシーンがあるのですが、どちらも踊り手である主人公の怒りや不安、生き生きとした感情などが、クラシカルバレーでは表情や指先の動きなどの機微な肉体の動きで、そしてコンテンポラリーダンスでは全身を使ったダイナミックな動きで表現されており、鑑賞者を引き込みます。
ダンス以外でも、この作品はそうした「人の感情」にフォーカスした演出が多々有り、演者の顔を見るぢ家で「いまこういう感情なんだろな」と感じさせる演出が散りばめられており楽しかったです。
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