「優美に舞う白鳥 水面下での苛烈な努力を思うに連れ、観ているワタシも踊りだす」ダンサー イン Paris ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
優美に舞う白鳥 水面下での苛烈な努力を思うに連れ、観ているワタシも踊りだす
プリマを目指す主人公が不慮のケガや事故でその夢を絶たれ再生するドラマ、今年は「裸足になって」も観ましたから、ストーリーとしては特別なものではありません。
しかし、ケガをして療法士のヤンの施術を受けるエリーズのアップになった足の指に盛り上がるタコ・タコ・タコ!
そして冒頭のバレエシーンでの上腕のたくましさや細身なのにプリッとしたヒップを見るにつけ「こりゃホンモノだわ!」と感嘆させられました。
そこからコンテンポラリーダンスに打ち込み始めてのレッスンや公演に至るまで、スクリーンの中の友達やオーナーと一緒にワタシの身体も揺れ動きっぱなしでした!いやぁ~楽しかった🎵
そんな物語の脇を固める父親や、療法士のヤン、キッチンカーを引いてきたワーゲンのバンがギシギシ揺れるところとか笑える部分を交えながらラストまで飽きることなく観終えることができました。
ダンス、いいもんだなぁ。
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