ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章のレビュー・感想・評価
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楽曲やMVはいいが作画で台無し
表題通り、どうしてTVシリーズの作監にしなかったのか…
どの娘も寸胴でぽっちゃりしてしまった上に安定感がないので背景に負けてしまっている様に思う。4コママンガには4コマ向け、アイドルに向けた作画が適している。入れ替えるとただのコメディ作品に見えてしまう。違和感が少ないのはカスミだけ( ºДº)/オイ
全体的に楽曲も振付けも良かったですが個人的に良かったのはエマですね、沖縄って舞台も生かされてるし、コラボキャラの三線の早弾きも意外性があり面白い、三線娘ちゃんは相方と仲直り出来たので見せ場(LIVE)を用意して置いて欲しいです。
帰りはハンバーガーか肉を食べたくなる
忖度なしでいうと
総評として素晴らしい作りで、作画など気にならないほど良い出来であり、虹ヶ咲らしかった。しかし、やや力不足な感じもした。昨今、グリッドマンやガンダム、ウマ娘など、私にとっての傑作が多かったため、それらに比べるとパワー不足が否めない。無論、虹ヶ咲は三部作なため、三章まで見なければ結論は出せないが、現段階では手放しで傑作とも呼べない。
全体を通してよかった部分はアニメでずっと言われていた「仲間でライバル」を貫き通したこと。ニジガクのみんなもほかの天と小糸もそれに属するストーリーの作り方をしていた。各部員の曲もこれまでの総決算といった贅沢で良い曲だった。それぞれが内心に秘めているイメージをそのまま現実にしたようなMVは何とも素晴らしかった。
各キャラの扱いも悪くなかった。
散々騒がれているかなしずに関してだが、部員同士がぶつかることに対して若干の恐れ?を感じていたしずく。最初に曲を披露したのはその衝突を恐れてからの焦りともとれる。彼方に対して甘えさせていたことも、少しでも「衝突」から目を逸らそうとしていた内心の現れである。
だが、彼方にはそれを見透かされ、彼方はしずくから本音を聞き出すためにあえて甘え、「弱みを見せる」ことで相談に乗ってあげたのだ。
それでもしずくの憂いは晴れなかった。しかし、エマのライブを見て「仲間でライバル」の真意に気付くことができた。
最後にしずくが「ライブに行ってきます!」と言って走って行った際に、彼方は「もうそばにいる必要はない」と判断し、手を振って見送った。決して無意味にいちゃつかせたわけではなく、それぞれの性格を加味したストーリーが味わい深かった。
エマさんは果林の時の経験があったからこそ、果林と同じくある種の「自分に嘘をついていた」天を心配できたのだろう。ただ、強気に出る感じはエマさんらしくない気もする。エマさんと彼方の役割が逆の方がはまり役な気がしないでもない。
まぁしずくに彼方を当てたのはただのファンサービスだろう。
歩夢は他人と争う気質ではない(ただし侑にかかわることは除く)という性格は初期から描かれていたので違和感はなかった。しかし、そこで嵐珠の「尊敬しているからこそぶつかりたい」という言葉のおかげで歩夢もまた「仲間でライバル」の本質に気付くことができた。
歩夢と嵐珠の関係も丁寧に描かれ、これまで二人が行ってきた行動があるからこそあの最高のライブができた。
嵐珠に関しては胸がいっぱいで言葉にするのは難しい。ただ、最後まで嵐珠らしさを貫いたと思う。
キャラの扱いもテーマも実に虹ヶ咲らしくて良かった。
気になる点として、エマ以降のメンバーの方が曲に対する思い入れが深く、序盤のしずくと彼方の曲が「ただ歌っただけ」な感じが大きい。
虹ヶ咲はこれまで一話丸々使ってストーリーを作りこみ、その集大成のソロやユニット曲を披露していた。そしてそれぞれの曲にはストーリーがあるから感情移入ができたし素晴らしく感じた。
しかし、最初に使われた二人の曲にはストーリーが存在せず感情移入ができなかった。どちらかというとキャラ人気と後の絡みで無理やり補填させた感が否めない。無論1時間で5曲入れなければならないので仕方ないなのだが、そこはもう少し丁寧に描いて欲しかった。
それから、スクスタからの反省か知らないがあまりに「波風を立たせなさすぎる」気がした。ある意味アニガサキらしいとも言えるのだろうが、盛り上がりに欠けるとも言える。
総評で70点といったところだろうか。全てを見終わったとき、100点満点だったと言えるように願う。
自分はやっぱりただのオタクなんだと分からされた
純粋に感動した。その感動は、「ちゃんと」面白いものを作ろうとしてくれた制作者、スタッフの皆さんに対する感動だった。ラブライブ!シリーズが好きで無印の頃から応援していたけれど、失望させられることが多く、記号や比喩ばかりを騒ぎ立てて盛り上げる界隈にもうんざりしていた。その点虹ケ咲はちゃんとストーリーを作ってくれていたと思うけど、やはり登場人物全員に見せ場を作らなければいけないから枠内に収まった構成になりがちで、平均点の高い優等生的な出来上がりにやや物足りなさも感じていた。だから映画でも大体こんなものだろうと当たりをつけて、章分けして動員確保するのもいかにもラ!運営のしそうなことだななんて思っていた。
申し訳ありません。めっちゃ舐めておりました。
まず虹ケ咲特有の領域展開が沖縄という舞台と映画にすごくマッチしていた。とってつけたように沖縄……なぜ……と思っていたけど、めっちゃ映える。アニメーションならではの演出方法に沖縄らしい背景、各キャラクターの心象が重なるとこんなにワクワクさせるような出来になるんだなと。エントリーの演出も面白いし、そこからノンストップでMVが流れるとこれだけのために映画に来る価値あるなと思う。虹ケ咲はもっともっとMV見たい……永遠に。
また、アニメシリーズで感じていたことでもあるけど、物語の展開が凄く自然。本作品において初めての登場となるキャラクターの入りも違和感がなく、虹ケ咲の面々との絡みでも無駄がない。ぽっとでにならずちゃんと話が作られている。しかも「競い合う」というテーマにわずかな葛藤が生まれている中でエマとの共演をさせることで、「らしさ」に説得力が生まれていた。この「らしさ」という言葉がなんちゃってになっている作品ってたくさんあると思うけれど、その意味がないがしろになっていないことに感動すら覚えた。
「仲間でライバル」という言葉も同じ。歩夢とランジュの二人の絡みがこんなに解像度高く、その言葉を体現してくれるものになるとは思わなかった。「私はスクールアイドルになるために海を渡ったけど、あなたはスクールアイドルを広めるために海を渡った」。このセリフが二人のことを端的に表すとともに、ランジュがライバルとして歩夢を意識している理由が明言できている。なんかこれを聞いたときになんか凄く感動してしまったのだけど、多分制作陣がちゃんとキャラクターのことを考えてくれているんだなと思えたからかもしれない。
それから何といっても物足りなさを感じていた部分が、映画という媒体によって逆に解消されていたこと。120分前後の尺で一本のストーリーに軸を通し登場人物全員に華を持たせるのはとても難しいことだと思うのだけど、それを6人+αに絞ることでその課題を上手く解消していた。それが前述した無理のなさにもつながっているし、絞った分だけキャラクターの個性が十二分に発揮されている。作り込みも丁寧で綿密。これが章分けされた理由なのかと、先入観を持った愚かな自分を恥じた。スクフェス愛、虹ケ咲愛も強く感じ、ラ!を追っていて良かったと初めて思えた。伏線も細かくはられているし、これだけの出来を披露されたら次も見ないでは済まされないだろうと思っている。
凄く良かった。公開終了するまで何回でも見たいです。
本当に60分!?密度濃い!!
想像以上に沖縄の各所を飛び回ってくれてこちらも旅行気分味わえました。ありがとう。この前沖縄行ったばっかなのに再度訪問&聖地巡礼したくなった
そして中だるみ一切なしの充実の60分!ずーっと面白いし可愛いし、一息であっという間に終わる。
以下ネタバレあり
ラブライブ映画には付きもの?の映画限定キャラ、今回もええで…君たちの絆に泣いた。沖縄訛りがいい味だしてるのよ、特に小糸ちゃん、訛り全く違和感ないなと思ったら沖縄出身の声優さんでしたか!さすが!!天ちゃんはキャラ的に訛り抑えめにしてたのかも?とか勝手に思ったり。虹が咲はルールにあんまり縛られずのびのびアイドルしてる印象だったのですがまさかエマちゃんとポルノグラフティするとは(?)まあ見てください。
2人で見に行って入場者特典の色紙が歩夢と侑だったから密かに(何とは言わんが)期待してたんだけど、侑ちゃんは今回あんまり登場せず。しかし、とあるぬいぐるみのシーンだけで2人の相思相愛ぷりがよく分かるよ。離れていても一緒にいれるもんね。よかったね。
今度はDolby Atmosでおかわりしたい。
あっ!楽曲も最高だよ!!!私の好きなkzさんも参加してるとは😭作家さんにも注目だ!!
かすみん!? 思ったよりいい話!
はじめの今までのあらすじ?がとりあえず凄くいい!色々思い出せた!あとは思ったのが映像。最近のアニメって結構綺麗なものが多かったしなんか物足りない感じがしてしまった。だんだん見てるうちにやっぱりいいなとかは思ったけど。
内容は、映画だから何個かライブして終わりかな?って思ったけどしっかりあって驚いた!今回は、6人?にピックアップされてたけどボリューム的にはちょうど良き!
かすみんは、、、。徹頭徹尾ギャグ担当みたいになってたな、、、。沖縄の2人もいいキャラしていたし、終わり方も良き!あとは、ゆうとあむゆむの関係が相変わらずいいね!お互いぬいぐるみ持ってるのね。
この映画の中に虹ヶ咲らしさが十分詰まっていて満足できる映画でした!ストーリーも良かったし歌もいい。時間もちょうどいいし綺麗にまとまっている!
とりあえず今回スポット当たってない他のメンバーも早くみたい!第2弾を楽しみに待ってます!
どこにいても君は君
ついに完結編か…としみじみしながらも虹ヶ咲のメンバーを大スクリーンで堪能できるとならば行かねばという事で初日に鑑賞。
特典は色紙(愛さん)とドルビーシネマ限定のポストカードでした。
あらすじをざっくりとしか読んでなかったのでメンバーを分割して上映するというスタイルにしたのは大正解だったなと思いました。
よくよくポスターを見れば等身大とくっついてちっちゃめで分かれているのになぜ気づかなかったんだろう。
初っ端しずくのライブシーンからスタートするのではやっ!と身構えつつもキュートさと可憐さ全開で最高のスタートを切ってくれました。
しずくは全編渡ってがっしり支えてくれてる感じがしましたし、彼方ちゃんを膝枕してたところは純粋に萌えました。
彼方ちゃんは全編に渡りほのぼのしていてマスコット的な可愛さが全面に溢れていてとても良かったです。
水族館をステージにしていた晴れやかなダンスはとても見栄えよく、ゆるっとした雰囲気とのギャップも最高でした。
エマさんの母性が溢れていたのも最高で、スクールアイドルグランプリで上位を目指すのではなく、スクールアイドルとしての悩みを抱えている地元の子と共にライブを披露するというデュエット形式でいったのはエマさんらしくて素敵だなぁと思いました。
エマさんも彼方ちゃんを介抱(風呂場で寝そうなところ)してて優しい〜と思いました。というか寝ないで彼方ちゃん。
歩夢はスクールアイドルとして順位を競い合うことに疑問を感じながらの参加でしたが、短期留学などを経て得た成長やメンバーの頑張りを見て、しっかりと自分を見つめてスクールアイドルグランプリに参加することを決意してからの行動はまさに俊敏そのもの。
弾丸で沖縄へやってくる侑ちゃんも流石の行動力でした。
ランジュはお母さんとのやっかみ合いがありつつも、自分が贔屓されたら嫌、メンバーに迷惑がかかるのも嫌とスクールアイドルグランプリを降りようとするくらい責任感の強い子として描かれていたのはアニメシリーズとはまた違った印象を受けましたし、その後それが勘違いだと分かったあとのデレは中々にインパクト抜群でした。
歩夢とランジュの連続ステージも圧巻で、MV風に進むライブはこれまでの個々の集大成が詰まっていました。
かすみんが裏方というかドサ周りしているにも関わらずめちゃめちゃ魅力が発揮されていましたし、生配信でのアピールとかあざと可愛すぎてたまりませんし、配信の背景に動物たちが乱入してバズるという棚からぼたもちを手に入れる感じもかすみんらしさ全開で推しがこれでもかと輝いていて感謝感謝です。
ライブシーンこそありませんでしたがステージ作りに奔走したり、ランジュとランジュママの仲を取り持ったりと沖縄どころかスクリーンを駆け回るかすみんは無敵級ビリーバーでした。
あと面白いくらいご飯をムシャムシャ食べていましたし、色んなところの懐に入っていく末っ子感も最高でした。
基本的にはかすみんが沖縄を巡るロケ映画といっても過言じゃないくらい色んな沖縄の土地を見れたので聖地巡礼が捗りそうです。
ストーリー自体はそれぞれの見せ場を余すことなく見せ切った感じなのでストーリー性を求めると弱いところもあるかもしれませんが、3章立ての1本なのでそこはご愛嬌で。それでも満足度は超高いです。
作画がけろりらさんに変更と聞いた時は驚きましたし、目のハイライトが薄くなっているところは流石に違和感を覚えましたが、しっかりとアニメとして見るとアニメシリーズとはまた違った可愛さがありましたし、ぼざろなどで見慣れた感じのデザインが好きだったのであっという間に飲み込めました。
ランジュの可愛さが今まで以上に爆発していて惚れちゃいました。
予想を超えるクオリティでやってきてくれました。ファン冥利に尽きる一本でした。
エンドロール後に6人が映されるNEXT STAGE…が良すぎて…早く第2章を…待ってます!
鑑賞日 9/6
鑑賞時間 14:25〜15:50
座席 G-18
鑑賞形態 Dolby-Cinema
作画のバラ付きが目に付く。
映画公開前にキャラデザが変わったのは知ってたけど作画に反映されてるのは前半だけで後半はシーンごとにキャラの顔が違うなど作画のバラ付きが目立ち内容があんまり入ってこなかった。
キャラデザ変えるにしても作画は統一して欲しい。
まだ二章に三章あるからそっちではちゃんとして欲しいね。
作画神
ここ最近のトレンドに合わせ、フラットで単純化したキャラクターデザインに変更した結果、ちょっとした炎上?をした本作品
作画が評価軸として大きい人にとっては間違いなく見たほうがいい作品です。
最初は長年親しんだキャラデザとの違いで戸惑いつつも、30分も経過すると馴染み始めます。
(これは世間の多くの作品でのデザインとにているからなのかなと言うのは感じます)
単純化したことによって全体的に京アニ、クローバー作品のような日常の無駄な動作もヌルヌル動きます。
個人的に、アニメ本編では止め絵が多い、虹が咲において、最近のアニメで当たり前にみられるこのようなヌルヌル感が見られるのは、非常に嬉しいです。
MVの描写、特に後半は虹ヶ咲史上最高のぬるぬるさで目を見張るものがあります。これまでの虹が咲作品では見られないカメラの回り方をすることが多いなと言う印象です
また崩した表情も多くなり、可愛い表情の変化が非常に豊かに描かれています。1期、2期、過去のラブライブシリーズをリスペクト、オマージュする描写も非常に多く、懐かしさを少し感じました。
これくらい作画にカロリーがかかっていると今後1.5年、2年に1回ペースとなってしまうのかなと思い。
アニメ1期から5年ここで一度あと5年戦える現代的なキャラデザに寄せておいて、5年間動かしやすい、戦えるキャラデザにしておこうという意図なのかなと個人的に感じたそんな作品でした。
1期のころのツナガルコネクトや、ButterflyなどのヌルヌルMVに心奪われたファンはぜひ見るべきかなと思います。
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脚本と監督は推しの子などでも引き続き人気の田中仁さんと河村監督なので言うまでもなくちゃんとしているので割愛します。尺故か少し駆け足感はありますが、虹が咲のテーマ性を感じます。
かすみんとママ
呼吸をするヒマがありません!
……ので、かすみんがボケたタイミングが息継ぎのチャンスです。
自分が目立とうとするのはタテマエで、結局、視聴者のために体を張って三枚目に徹したかすみんが、今回のMVPといっても過言ではないでしょう。
それと(PVにも出ていますが)、突然の“ママ”に注意です!!映画館のAEDの場所を確認しておきましょう。
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