「〜 じゃない方だけど 〜」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章 田舎の破壊者QuarterBoiledさんの映画レビュー(感想・評価)
〜 じゃない方だけど 〜
この映画の存在は旅行先の映画館前を歩いていて知った。ちょうどこの頃はラブライブ!シリーズに入り始めたばかりの頃で、ようやっとラブライブ!サンシャインを視聴し終わったくらいで虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は見始めの段階だったので、何とか追いついてから観たいなと思った記憶がある。
地元の劇場ではやってなくて、車で1時間40分走った先にある都市の劇場まで観に行った(笑)
で、まだ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会見終わったばかりで見たので気が付かなかったのだが、キャラデザインが変更されていたんだ!見比べて初めて気づいた…くらいのレベルだが、古参ファンや熱狂的ラブライバーからしたらかなり衝撃で、許せなかったという声も多かったよう。
とは言え物語はきちんとストーリー出来ていたし、沖縄という舞台も良いし、何より各々の楽曲がどれも素晴らしかった。実はこの作品では、私の推しではないキャラの方がフォーカスされていたので途中から少し残念な気持ちになりながら観ていたが、トップバッター、桜坂しずくのRise
Up High!で良い流れが決まった感がありました。推しではないキャラの歌なのに未だに聴くほど気に入ってしまった。そして次回作への期待を込めて残りを鑑賞(笑)
この作品では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の作中、ラブライブ大会に出ないと言うコンセプトの同好会にとってはタブー視していた?“各々のパフォーマンスに順位をつける”というテーマに切り込んでいる。モヤモヤ曖昧にしていたものがあぶり出された時に、メンバーはそれぞれ何を思うのか?が主テーマのような感じかな。沖縄で出会った、スクールアイドルデュオとの交流も、ソロ活動を基本とするニジガクにとって、自分を見つめ直すきっかけになるような雰囲気。
総評としては、推しメンじゃない方がフォーカスされてるということで満点はつけられないが、曲が良かったこととお話はいいと思ったので四捨五入で星4になる3.5にした。相変わらずいじられ系キャラのかすかすこと中須かすみが唯一歌ってないのも(これからのお楽しみというのもわかるが)評価が分かれそうな設定なのでそこも私はマイナスにしておく。
ちなみに、お前の推しメンは誰だって?それは次のレビューをお楽しみにっ
