「作画神」ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章 モチさんの映画レビュー(感想・評価)
作画神
ここ最近のトレンドに合わせ、フラットで単純化したキャラクターデザインに変更した結果、ちょっとした炎上?をした本作品
作画が評価軸として大きい人にとっては間違いなく見たほうがいい作品です。
最初は長年親しんだキャラデザとの違いで戸惑いつつも、30分も経過すると馴染み始めます。
(これは世間の多くの作品でのデザインとにているからなのかなと言うのは感じます)
単純化したことによって全体的に京アニ、クローバー作品のような日常の無駄な動作もヌルヌル動きます。
個人的に、アニメ本編では止め絵が多い、虹が咲において、最近のアニメで当たり前にみられるこのようなヌルヌル感が見られるのは、非常に嬉しいです。
MVの描写、特に後半は虹ヶ咲史上最高のぬるぬるさで目を見張るものがあります。これまでの虹が咲作品では見られないカメラの回り方をすることが多いなと言う印象です
また崩した表情も多くなり、可愛い表情の変化が非常に豊かに描かれています。1期、2期、過去のラブライブシリーズをリスペクト、オマージュする描写も非常に多く、懐かしさを少し感じました。
これくらい作画にカロリーがかかっていると今後1.5年、2年に1回ペースとなってしまうのかなと思い。
アニメ1期から5年ここで一度あと5年戦える現代的なキャラデザに寄せておいて、5年間動かしやすい、戦えるキャラデザにしておこうという意図なのかなと個人的に感じたそんな作品でした。
1期のころのツナガルコネクトや、ButterflyなどのヌルヌルMVに心奪われたファンはぜひ見るべきかなと思います。
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脚本と監督は推しの子などでも引き続き人気の田中仁さんと河村監督なので言うまでもなくちゃんとしているので割愛します。尺故か少し駆け足感はありますが、虹が咲のテーマ性を感じます。