変な家のレビュー・感想・評価
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栗原さん「中盤まではね、良かったんですよ…」
原作既読。
せっかくいい感じに序盤・中盤と展開していったのに、終盤で台無し。
序盤から中盤は、ホラー要素を散りばめたミステリーといった印象、圧巻の佐藤二朗劇場のおかげもあって、なかなか悪くない出来に仕上がっていた。
所々挿入されるホラーテイストな改変(カメラ撮影目線のシーンなど)も、映像作品ならではの恐怖感の増進につながっており、むしろ良かったと感じた。
ところが終盤、まさかの”本家突入!”という展開となり、あれよあれよと戦闘シーンまで入るわ、村人まで乱入してくるわのチープな展開へ…
制作陣はホラー色を強めようとしたのだと推測するが、結果として作品自体が滅茶苦茶になってしまった印象。序盤から中盤のホラーテイストなミステリー路線でそのまま突っ走ってほしかった。
終盤の本家突入展開自体を無しにして、原作通りに本家の過去を回想形式で描く形でもよかったのでは、と感じる。そうすれば、過去回想の語り手である母親も実は一枚噛んでいたというラストシーンに綺麗につながったはずだ。
p.s.佐藤二朗がこの映画の8割です。
咳が出る方はマスク着用で見ましょう!
見たい作品を劇場で見たい気持ちはわかりますが、周りの方に迷惑をかける状態の時は、我慢することも大切だと思います
と話が脱線したので作品の話に戻します
公開2日目客入りはまずまずでした
レビューを書いていてなんですが、この作品って何のジャンルなんですかね??
『呪怨』風な感じで始まり、怪しげな仮面の和風ジェイソン?レザーフェイス?の登場、おー方向性をめっちゃ勘違いしてたわ〜と思ったのも束の間、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を経由して『八つ墓村』からの『マッチング』と詰め込み過ぎぐらいにギュウギュウに入っています
なので緊迫感だけはひたすらありドキドキが好きな方にはオススメです
遊園地のホラーアトラクションみたいな感じで見るのが正解な気がします
虚仮威し 昭和か!?
はいどうも、みなさん、こんちはー
想像を超えない
間取り図
建築物内部の部屋の配置を表現した簡略的な平面図であり
建築の世界では実物の1/100から1/30の縮尺で描かれる
一般人が不動産探しの目安になる要素である
ワンルーム型・片廊下型など様々なタイプに
分類される
今作は間取り図を題材に
オカルト系Youtuberの雨穴氏が
友人が買おうとしている中古物件の
間取り図に何か違和感があり
それを専門家の知り合いの設計士
栗原氏に訪ねると「あくまで妄想だが」
非常に恐ろしい理由でその間取りに
なっていたのではないかという
「変な家」という動画で取り上げた
奇妙な間取りの数軒の家を
雨穴氏自身が加筆し
20万部売り上げた書籍を
映画化したもの
自分は書籍も未見だし
動画も鑑賞後ちらっと見ただけだが
前述のとおりあくまで妄想なので
この家の間取りは殺人を行って
死体をこの部屋の隠し通路から
地下へ隠して・・など
そもそもどんな人間が何の目的で
そんな家を作ったのか?
を考えてもしょうがないが
そう考えると怖い家だなぁ
といった部分がコンテンツの魅力
だったと思われる
この映画はそんな変な間取りの
「理由」部分を狂気的なしきたりがある
一族があって・・といったきわめて
どっかで見たようなマンネリなものを
くっつけてしまったおかげで
どっちらけとなっている
前半はまだよい
動画や書籍通り間取り図のおかしなところを
オカルト好きの変な設計し栗原を
佐藤二郎が好きにやってくれている
だがだんだん後からくっつけたように
あれはこれでしたこれはあれでした
みたいな感じでどんどん強引に
話が進んでいくのには( ゚д゚)
とならざるを得ませんが
どっかで聞いた話なので先が
わかってしまいます
想像させることがツボなのに
想像を超えません
何より後付けだらけなので
もうどうでもよくなってくる
村から抜け出してもなぜか
遠くまで逃げない夫婦とか
突っ込みどころも満載
誰の左手でもいいのかとか
殺さなきゃならない理由とか
何の説明もありません
わざわざ変な間取りの家に
誘い込んでそれをやるとか
さすがに強引すぎて笑って
しまいます
そもそもの企画に無理が
ありすぎたんじゃないでしょうかね
観に行かなくていいです
映画観た後で見た雨穴氏の
動画コンテンツの方が面白い
変な映画
変な間取りの家に纏わる闇に迫っていくオカルト系動画配信者たちの話。
法律には全然詳しくない自分には住宅の場合避難経路が一箇所しかない部屋って許されるんだ…とか、最近の間取り図っわざわざ子供部屋とか用途まで書かれてるんだ…という疑問というか感想というか、そんなところから始まったけれど、バラバラ遺体が発見された現場の近くの特徴的な間取りの売家を紹介しといて場所の特定は出来ないようにしたとか言っちゃうのも、それなりに有名な配信者が簡単にリスナーに自宅を教えちゃうのもとりあえず置いといてw設計士の妄想力と、確かにそこにある違和感に興味が惹かれる。
ホラーチックな演出やジャンプスケア、一見すると精神的グロ気味な描写はあるけれど、田舎の本家の思想に繋がっていく金田一耕助がいつ出てきてもおかしくない様なミステリーサスペンスで、なんで家わかった?なんで眠らせた?様子見に来たときだけで良くね?で、その子はだ〜れ?で、真犯人は?………and more.な、なんで?と投げっぱなしのオンパレードはあるものの、不気味さと謎が終始ついて回る感じは良かった。
映画「変な家」はバイオハザードみたいだった
# シアター
封切りされた金曜日。平日夜なのにTOHOシネマズのプレミアムシアターはほぼ満員だった。 さすが話題の映画。
# プロモーションがうまい
「この部屋の間取りに奇妙な違和感があることに気づきませんか?」
こんな告知をされたら気になって観に行くに決まっている。告知の仕方がうまいと思った。
# バイオハザード
絶対に制作者は初代バイオハザードを意識して作っていると思った。
- 扉を開いた先になにが待っているか分からないハラハラ感
- 館の中でわらわらとゾンビ的なものたちが集まる
- 最後に館を出た時には夜が明けており、館は燃えている
僕がバイオ世代だからそう感じるだけだろうか。
# Youtuber
主人公がYouTuberなので小道具としてビデオを持ち歩く。
映画の俯瞰のカットでは、なく画素の荒いビデオ視点のカットがところどころに挟まれる。これが良い仕掛けになっていた。シンプルに怖いのだ。
# 佐藤二郎
さすがにこの作品ではいつもの佐藤節は全開ではないが10%ぐらいは出してきている。
珍しく
原作の小説と漫画を読んだ上で観ました。キャスト的違和感はそれ程では無いと思いますが、謎解き的展開よりはホラー感マシマシになっていて、シーンも連続性が無い部分もあって、少し残念でした。
雨穴さん、ではない
原作者の大ファンで、初日初回に見てきました。
まずショックだったのは、キャラクター達の変わりよう。
特に、パンフレットでもさり気なく雨穴さんが言っていた、シリーズ通しての名探偵である栗原さん。多少身の回りに疎くても、堂々としたダンディーなおじ様のはずの彼が、なぜか癖の強いボソボソとした中年男性に。
いつもおっとりと、たまに軽いツッコミを入れながら彼の推理を聞く雨穴さんは、ただ考え無しに首を突っ込む若者に。
柚希さん……ああそうなの、あなたヒロインだったのね、知らなかったわ。
ラストは原作よりよかったかなぁと思いましたが、やっぱり雨穴さんのイメージとは違いました。
もし原作を知らない人に映画だけ説明するとしたら、『10倍に希釈した横溝正史』ってところでしょうか。八つ墓村見る勇気がないならいいんじゃないかな。ジャンプスケアはそこそこありましたし。
でもファンとしてはやっぱり、雨穴さんに映画化おめでとうと言いたいです。
あくまで雨男ではなく、雨穴さんに。
原作ファンは絶対に観ないでください
原作ファンで非常に楽しみにしていただけに非常にがっかりです。
まさに原作レ◯プと呼べる映像作品です。
あの良質なミステリーがまさかのアクションホラーファンタジーになってしまいました。
これほどまでの改変をするのであれば、原作ではなく原案とすべきではないでしょうか。
正直、制作陣に作品をきちんと読んだ方や原作に対する愛がなく、集客のために名前だけ借りたのでは?と思わせるほどです。
特にこの作品における最も核心部である左手供養の儀式を血縁の男児が行う部分をあのように改変してしまっては、もはやプロットに矛盾が生じており、興醒めしてしまいます。
不必要なアクションやホラーシーンで誤魔化せると安直に考えたのであれば、観客をバカにしてると言わざる得ません。
そもそも原作の読者層ではなく俳優のファンや単なるホラー映画を観たいだけの観客を狙っているとしか思えないほどの出来で、B級ホラー映画感に鳥肌が立ちます。
映画のセリフに倣うなら良質なミステリーである原作を生み出した雨穴さんに、監督や脚本家、プロデューサーは迷惑料を払うべきでしょう。
邦画の存在意義はなんなのか?を深く考えさせられました。
原作自体が派手なシーンはなく2時間に収める映像化は極めて難しかったので仕方ないと制作陣は言い訳をするでしょうが、誰も得しない映像化をここまで無理してやる必要はあるのでしょうか。
俳優や多数のスタッフに罪はありませんが、なぜ誰もこの作品の仕上がりで公開するまで止めなかったのか不思議でなりません。原作作品に対する愛があってこその映像化だと思いますが、その愛が感じられなかったのが残念になりません。
雨宮→間宮、スケジュール抑えろ!変な映画!
気持ち悪くて怖い
変な話・・・
家の間取り図から展開していくミステリー。
どんな話なんだろうって期待してたんだけど、あれよあれよという間に、訳の解らない方向へ展開していきました。
面白いか面白くないかは好みの問題。
自分は、ちょっと思ってたのとちがったかな。
佐藤二朗さんの怪演、本作品でも魅せてくれます。実に面白い。
川栄李奈さんも可愛いから良いんです。
ただね、ストーリーが・・・
破綻しすぎてませんかね?
左腕の呪い?お祓い?新手の宗教かなんか?
人殺しの正当化?
令和のこの時代に、こんな話がある?
人里離れた心神深い田舎だったら有り得るのかね?
ラストも意味深でした。まぁ、ホラー映画には有りがちかな。
おっと、言い忘れた。
1ヵ所だけ、心臓が止まるんじゃないかと思うほど、ビックリする場面があるので、要注意。
前半ヤバすぎです。
良くも悪くも前半のゾクゾクがヤバすぎです。
雨穴さんの動画も面白いけど、
やはり本気の映像にされると迫力が凄いです。
雨穴さんの動画が好きなら前半だけでも見る価値あると思います。
ただ、後半が少し失速したように思います。
内容は何とも言えませんが、
一点、最後にチェーンソー振り回してた
一際存在感の強いお婆さんは何だったのでしょうか?
最後に、メタな話でなんですが、
想像以上にお客さんが多くて、
同じ趣味の人かと思うと少し嬉しかったですね。
何の信憑性も説得力もない設定が失笑を誘う
序盤のいかにもオカルト風の雰囲気から、家に取り憑いた悪霊とか呪いとかの話なのかと思っていたら、あれよあれよと「八つ墓村」のような田舎ホラーになっていく展開に驚かされる。
ただし、田舎の因習や排他性などが浮き彫りになるようなテーマ性はこれっぽっちもなく、ここで語られるのは「左手供養」という訳の分からない儀式ばかり。
しかも、この儀式が、いみじくも、主人公が「そんな馬鹿げたことを信じるのか?」と叫ぶとおり、何の信憑性も説得力も感じられないシロモノなので、まったくと言っていいほど物語の中に入り込むことができなかった。
そもそも、左手のない子供が生まれることが「祟り」であるはずなのに、どういう理屈で、男の子に10年間も日光を当てず、しかもその子に3回も人を殺させて、その左手を切り落とすということが、祟りを鎮める儀式になるのだろうか?それ以前に、健常な男の子が生まれてきた時点で、祟りはなかったと判断できるのではないだろうか?
薬を使って集団催眠をかけているといった説明もあったが、それにしても、こんな筋の通らない話が何代にも渡って信じられ、殺人が繰り返されてきたという一族の歴史も、高校生の時から親戚に拉致監禁されていたという瀧本美織演じる姉夫婦のエピソードも、とてもすんなりとは受け入れることができない。
クライマックスの儀式のシーンのお粗末さや、主人公に銃口を向けた男がなかなか引き金を引かないまま殺されてしまう間抜けぶりは、まさに失笑ものだが、通路だと思っていた空間が子供のためのシェルターだったことや、儀式のために母親がホームレスを殺していたことが判明するくだりに、何の感動も驚きも感じられないのは、やはり、現実離れした突拍子もない設定のせいだろう。
何よりも、いかにも面白くなりそうな「家の間取りの違和感」という着眼をまったく活かすことができなかったのは、残念としか言いようがない。
佐藤二朗だけで観れる映画
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