「家と言う存在」変な家 tomokuni0714さんの映画レビュー(感想・評価)
家と言う存在
外部と隔て中にある存在を匿う空間である。
読み替えると
外部を遮断し中にある存在を幽閉する空間である。
本作はこの家と言う存在を通じて現代の抱える闇を
わかりやすく解きほぐしてくれた作品である。
佐藤二郎氏の金太郎印も
高嶋氏の狂気に満ちた演技もそれらを炙り出す
優れた魔法として機能した◎
個人的には斉藤由貴さんの演じる母の狂気が
一番ジワったけどね。
信仰に取り憑かれカルティックにするのはいつだって婦人なのだからw
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