「そこまでヒドイ映画ではない」クレイヴン・ザ・ハンター keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
そこまでヒドイ映画ではない
アメリカでは散々な評価を受けている今作は、「スパイダーマン」や「MCU」とは一切関係のない内容になっているが、脚本や設定、演出は良い仕上がりになっている。
イギリス、アフリカ、トルコ、ロシアなど場所がコロコロ変わる展開は見飽きないし、ロケーションもかなり本格的だった。
マフィア出身のヴィラン兼主人公というのも新鮮だった。唯我独尊の父親をもつ苦悩や腹違いの兄弟が織りなす絆といった感情を共感できるストーリーになっていてアメコミ映画では珍しいキャラクター構成になっている。
マルチバースではなく一本の映画として見るならB+の印象でした。
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