「静かなるサイキックウォー」イノセンツ なもしさんの映画レビュー(感想・評価)
静かなるサイキックウォー
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不思議な能力に目覚めた子供達が、その能力に魅入られ飲み込まれた少年の暴走を止めるため
奮闘する話。(大分意訳。)
劇伴はほとんどなく、静かに、しかし確実に、終盤に向かって状況は悪い方に進行していく。
子供達の演技は素晴らしく、劇中唯一の嘘である超能力をエンジンに
グイグイとストーリーが展開していく。
ネタバレ
個人的には、下のような構造かな、と勝手に思った。
女の子:テレパス
インド少年:サイキッカー
姉:能力増幅機能持ち
妹:最初能力なし、覚醒後:テレパス
※4人以外にも能力者は存在する。
(能力者は互いにテレパシーで意思疎通可能。 テレパスも多少のサイキック能力あり、という前提。)
・当初、妹は覚醒しておらず能力がなかったため、3人とテレパシーで繋がることが出来なかった。
・インド少年が森でブチ切れてサイキック能力を使用した際、姉の増幅機能が作用し倒木を粉砕した。
・女の子は姉と意識を共有でき、遠隔地のビジョンを目前の人物に投影して見ることが出来るほどの強力なテレパスだったが、
単体ではサイキッカー相手に対抗手段が無く、排除された。
・妹はギブス破壊時にテレパスに覚醒。
・妹覚醒後、姉と意識を共有し、増幅機能の利用(かつ他の能力者(ベランダから覗いていた子達)と連携)することで、
インド少年の精神を破壊し、暴走を止めた。
・妹はテレパスとして姉と繋がることで、今後共に幸せに暮らしていけるはず。
大分願望込みですが、
こんな理解はどうでしょうか?
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