カレとカノジョの確率のレビュー・感想・評価
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恋愛メインだけど親子関係にも重点を置かれてる映画
恋に落ちたら行動することの大切さを教えてくれる映画だった。自分は一目惚れしても行動に移せず終わることが多い。過去の経験を思い出して「あの時アタックしてればなぁ」と後悔が過ぎる。
恋愛メインだけど、ハドリーとオリバーがそれぞれ両親と向き合う、親子関係にも重点を置かれてる映画。
好きなシーンは、ハドリーが父に「なんで離婚したの?昔の方が良かった」と気持ちを打ち明けるところ。私の両親も離婚してるが、自分だったら面と向かって言える自信ない。ハドリーは勇気あるなと思った。
ハドリーの質問に対して、「元嫁とは合わなかった。再婚相手を愛してる」と正直に娘に告白するのも父の男気を感じた。
気になったのは、離れ離れになっても意外とすんなり再開できちゃったこと。もうちょい苦戦した方がハラハラ出来たかも。
一言「幸せは歩いてこない、だから歩いていくんだね」
人と人が出会う確率って、どれだけ?。 ①飛行機に乗り遅れた ②空港のロビーで、スマホの充電器を借りた ③座席の故障で、席をチェンジする ④そして二人は、隣同士の席で7時間のフライトを、一緒に過ごす。 そんな序盤が、もうちょっとドキドキ。 でも空港に着いたらお別れ。二人はまた出会えるのか?。 いろんなアクシデントを乗り越えていく、二人の運命。 『運命が運命になりうるのは、そうしたいと決めた時だけ」 数字オタクの男性、何かと数字で物事を示すけど。 「人生は数字じゃ測れない」「確率がなんだよ!」by弟。 原題「LOVE at First Sight」=一目惚れ。わかるわあ。それもきっかけ。 久々にほっこりするラブコメ、見ました。 ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 「全ての出来事には理由がある」
既視感はあるけど良し
一目惚れした男女の話。 運命の出会い、すれ違い、結末。 どこかで観たことあるようなストーリーが 1日で展開されます。 ベタですがよかったです! ビッグデータによって昔より確率論が 重視されてる世の中ですが、 人生は確率だけじゃないぞと思わせてくれる作品。 そんなわけないだろって思う人もいると思います が映画だからいいじゃない! 男女の恋愛だけではなく家族愛にも スポット当ててたのは良かったです。
再生から1時間半でエンディング
さっきのことが過去になり、数分先の未来が今になる
ひとつひとつの選択に迷っている時間はなく
ひとつひとつの選択が人生に反映されるのだと
改めて気付かされた作品でした。
ハプニングから始まったこのストーリーは
恋愛が生まれる時に揃うといわれている【happening・timing・feeling】を見事に描いていました。
長時間のフライト中に少しずつふたりの距離が縮まるという構成は、
非日常+恋愛という、まさに確率で考えたいテーマだった。
この1時間半の物語の中で何度も感動するシーンが含まれており、ふたりの結末までを俯瞰で見ているようなモノローグ式も新鮮で見やすかったです。
こんなにさっぱりと見終わったのに、中身がぎゅうぎゅうに詰まっていて、余韻がしっかりとある作品は他にないと思う。
そして滅多にないところはもうひとつ、登場人物にいい人しかいないこと。
親の病気は誰にも回避できないこと。あの数分間に兄弟愛、家族愛、親子愛が描かれていたことに圧巻。
ヒロインの親子関係もまた、深堀すれば一本撮れそうなものをあの尺の短さで十分に描かれてる。
重いテーマも重くなりすぎない魔法は、
比較的POPな劇中音楽や、街の景観や洋服、照明などありとあらゆるところで工夫がなされていて全体的に映像が色彩豊かだったところにあると思う。
おかげで全てが見ていて飽きない。
そういった面でも温かく、とてもハートフルな作品でした。
ハラハラドキドキ感は残念ながら・・・
久しぶりに恋愛ものの映画を観ました。 いわゆる王道な恋愛ものでした。 統計ばかりの男性とよくあるタイプの女性。 空港で奇跡的な出会いから恋をする。 統計では語れない出来事を乗り越えて繋がる二人。 出てくる登場人物がいい人ばかり。 とりわけ二人の家族はみんな優しい。 91分と短く予想通りの展開はハラハラドキドキ感は残念ながら無かったね。
運命が起こるのは自分で行動を起こした時だけ
どんな人にも、確率を考えたら起こり得ない偶然を感じる時があるだろう。それを活かすか、単なる偶然にするかはその後にかかっている。
飛行場で、たまたま会った2人。
彼女は乗るはずだった飛行機に4分差で乗れなかったからこそ、彼と出会う。
そして同じ飛行機。でもたまたま会った2人は当然席が離れ離れ。しかしエコノミークラスのカレの座席のシートベルトが壊れていて別の席をあてがわれた。それがビジネスクラスに座っていた彼女の隣。そして、ロンドンに着くまで2人の時が持てるようになる。
空港に着き、彼は彼女のスマホに自分の電話番号を入力、しかしそのスマホは彼女が人とぶつかり地面に落ち、バッテリーも切れて彼の番号は残っていなかった。
でも、彼女はロンドンの彼の行き先を覚えていて、父の結婚式と披露宴の合間に、勇気を出して行動し、彼を会いに行く。普通ならそんな時間は無いはずだが、この時は4時間も時間があった。
そして、彼女は彼の両親と会い、彼にも会えた。でも、会話が噛み合わず、たまたまフライトで出会った人に話すわけないだろと、彼の事情を彼女に話さなかった言葉を投げかけられショックを受ける。
彼女はリュックをどこかに忘れ、スマホのバッテリーも切れた。電話を借り父に電話して迎えに来てもらい、父の披露宴にそれから出た。
披露宴が始まって少しして、彼女のリュックを持って彼が現れたのだ。
彼の言う確率を、この日の幾つもの左の偶然を掛け合わせたらゼロに限りなく近いだろう。でも、それは意思を持って行動すれば、確率を大きく超えられるというメッセージだと感じた。運命とは、そうした行動により、自分で拓くもの。
ヒロインのヘイリー・ルー・リチャードソンは自然体ながらとても良い表情で好感が持てた。
(気になった確率)
・飛行機が墜落する確率は500万分の1で、交通事故に遭うより低い。
・平均17.6%の人が、愛する人に自ら背を向けてしまう。
・遠距離恋愛の成功率は56%
でも、自分の目の前には、ゼロか百のどちらかしか起きない。
マイナス1の平方根♥ 虚数愛
『失うのと手に入らないのはどちらがいい?』
だから。
マイナス1の平方根♥ 虚数愛 日本人の親父ギャグ
『本当の意味で物語の内容が分かるのは結末を知った時』
だから、この話は最初から分かっていた。良し悪しは兎も角。
でも、両親が亡くなるってそんなに悲しくないよ。すぐに会えるしね。
誰でも絶対に死ねるんだから、痛くとも苦しくとも生きるが良いと思うがね。なんで弔事の時『さようなら』って言うのかね。150億年続く宇宙の歴史で考えりや。また、同じ人格を伴って、この世に現れる確率は全くのゼロ。チンパンジーが間違わずに『ジョバンの別れの曲』を引けたり、僕が辞書無しで、アーサー・ランサム原作の『ツバメ号とアマゾン号』を原語で読める確率見たいな物。
この話はそんな話を語っている。
僕は数学的な方が好きだなぁ。
この話の良いのは狂言回しの美しい女性がだんだん化粧が濃くなる所。
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