「他人だけど‥‥」バジーノイズ marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
他人だけど‥‥
予告編など見た記憶もなくキャストも桜田ひよりさん以外私としては知らない状態、まっさらな気持ちでPrimeVideo鑑賞。でも観始めると井之脇海さんはなんとなく見た記憶があるけど作品思い出せず。
そんな全く先入観なしの鑑賞も珍しいのですが何の気なしに作品に出会えること、最近のVODのいいところですよね。物語の主題はコミュニケーション力にちょっと難ありの主人公が人との接触を避けながら自身の思いを音楽にぶつけるストーリー、これまた今っぽいですよね。昭和の営業だった私は「馬には乗ってみよ、人には添ってみよ」(いやあこんなことわざ辞典みたいなの出す時点でおじさん確定?!)会ってみなきゃわかんないでしょの精神ですがこれも時代なんでしょうね!
主人公 清澄(川西拓実さん)にとってはまさに『バジーノイズ』でしかないはずの潮(桜田ひよりさん)と関わりを持つことにより、少しずつ人との接触を持ち始める流れと全編に流れる心地よい音楽がまさに潮が最初に感じた感覚に近いかも。
古き悪きタイプの音楽プロデューサー(今でも存在してるんでしょうか?某テレビ局を彷彿とさせます)に対峙して誘拐まがいの救出劇は古くはダスティン・ホフマンの『卒業』っぽいです。略奪された花嫁はバスの中、複雑な表情だった記憶がありますが清澄のこの時の本心はどうだったんでしょうか?
実際の演奏シーンは『NANA』を思い出しました。(もう20年も前なんですね!)そういえば映画デビュー作だったかものシン役、松山ケンイチさんの雰囲気に川西拓実さん、似てました。素の川西さんを残念ながら存じ上げませんがあの雰囲気、演技としてはバッチリです。またリク(栁 俊太郎さん)カッコよかったです。航太郎(井之脇海さん)のヘタレ具合も嫌いじゃないです。
桜田ひよりさんは『Hot pepper beauty』の女子大生のイメージが強く、怒ってもないのに頬を膨らませてる女の子(ファンの皆さんごめんなさい)として覚えてましたが、とてもいいノイズ感出してました。すごく可愛いなって思いました。(なんかフォローっぽい?!)
主人公の歌のこと書かれたりしてますがいい作曲家が必ずしも歌が上手いとは限らないので大目にみてあげましょう!ユーミンみたく!なかなかいい感じの映画でした。好きかも!