「リミットを過ぎたバンドマンに泣きました」バジーノイズ 羊さんの映画レビュー(感想・評価)
リミットを過ぎたバンドマンに泣きました
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音がせつなく綺麗
雨の日や海辺で聴きたくなります
青や海の世界観を大切にしている作品
新緑で溢れる季節のなかでの公開は
少しもったいないような気も…
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個人的に好きな登場人物は陸でした
クールに見えて音楽には熱い心を絶やさない
ベース?の演奏がとても上手で
素人判断ですがテクニック性を感じました
清澄との初セッション
音と音が初めて重なり合ったとき
心臓までも鳥肌が立つようでした…!!
そして前座での初ライブ
「大丈夫だよ、安心して。
俺がついてるから楽しもう」
陸が清澄に音で話しかけているようで
最高にクールでかっこよかった…!!!
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バンドマンは30歳がリミットの世界らしい
陸が前にいたバンドのボーカルの言葉
『最初のライブから今日まで
ずっと見に来てくれているんだ
ああいう子が一人でもいる限り
辞めるわけにはいかないよ…』
事務所からはとっくに見限られている
だけど引き下がるわけにはいかない…
まっすぐ応援してくれるファンのあたたかさと
もう売れないとわかっている絶望感に
やるせない思いがこみ上げて思わず涙…
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航太郎役の井之脇海さんと
陸役の柳俊太郎さんがとてもよかったです!
この二人がしっかりと脇を固めているからこそ
作品としてカタチになっていると思います
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