「耳に残る音楽映画」バジーノイズ ヨシノリさんの映画レビュー(感想・評価)
耳に残る音楽映画
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潮が本当に窓を割って清澄のところへやって来た時はびっくりしたけど、音楽をやるのは1人でいいと思っていた、思い込もうとしてた清澄の孤独な心があの瞬間打ち砕かれたんじゃないかなと思った。
音楽って、作るのも聴くのも1人でもできるのかもしれない。でも、誰かと一緒だったら誰かに向けてだったりしたら、もっと楽しいかも、もっと素敵なことが生まれるかもしれない。
そう清澄が思うことができてよかった。そして、音楽業界のリアルもチラリとうかがえて、胸がつまりそうにもなった。バズるのが良い音楽?自分が好きな音楽、ファンになってくれた人がいる限り届ける音楽、正解は分からないけど、少なからずこの映画の中で最後に清澄が自分なりの答えを出していた気がする。私も音楽が好きな1人として、これからも自分の好きな音楽を大切に胸を張って聴いていきたい。
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