二十歳に還りたい。のレビュー・感想・評価
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人生やりなおしモノの傑作
記憶を持ったまま若返り、人生をやり直すというジャンルがありますが、これまでに観た同種の映画や小説のなかで最高に面白い作品でした。面白いだけでなく、切なく、しみじみとした感動があります。役者志望の若者は、この映画を観たらいいんじゃないかな。三浦理香子さんが演じるヒロイン、明香の言動に心を癒されました。
どんな時間が必要なのか
「愛でることが何か」を問いかける作品でした。持っている時間をどのように、自身が創っていくことができるのか。誰と過ごすべきなのか…。
無条件の愛を見せていただきました。
ありがとうございます。
歌なんとかならないかなぁ
2023年劇場鑑賞224本目。
映画を観るときそこまで調べないで行くので、パンフレットを見て初めて幸福の科学案件だと知りそれならスルーしてもうちょっと寝られたのにと思いながら鑑賞。
別に宗教法人の映画だからイヤということはないのですが、何本か観た作品がことごとくハズレだったので・・・。
今までのに比べたら一番映画として面白かったです。タイトル通り老人が若返るという話なのですが、タイムスリップしたのか、パラレルワールドなのか、一緒に巻き込まれた女子大学生が全く記憶を引き継いでいないのでなんで一緒にワープさせられたのか意味不明でしたし、主人公が数十年前に飛ばされて、女子大生は数年しか飛んでいないのもちょっと無理がある脚本だとは思いましたし、ネタバレになると思うので詳しくは書けませんがオチに至る神様の判定もよく分かりませんでした。
後、主人公が20歳の時に先輩と呼ばれる大学の飲み会で普通に未成年の後輩たちもビール頼んでたのがちょっと気になりました。
後一番気になったのはちょいちょい挿入されるいかにも宗教という感じの歌。これさえなければもうちょっと映画に没頭できたのですが・・・。
それ以外はどうなるんだろう、という映画に必要なドキドキ感があって良かったです。いつも最後に急に出てきて目立とうとする神様や天使も控えめでしたし。
後から後から沁みてくる
映画館を出て、帰りの電車の中でもずっと心を占めてくる。
心にふたしてきた後悔や痛みが、主人公がやり直していく人生での回想と重なって、思い出され、自分も人生をやり直したくなる。
どこで間違えたのか。
彼女を本当に幸せにできたのか。
エンディングで流れた曲の「神様、私は許されるのでしょうか」(たぶんこんな歌詞)という箇所がずっとリピートしている。
映像も音楽も大川隆法作品の最高傑作だし、宗教映画としても名作だと思う。
津嘉山さんのラストの演技も圧巻。
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