ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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思った以上にSFだった。
SFだった。ただし、Sicense Fictionというより、Speculative Fictionとしての要素がつよいかもしれない。人間をサポートするために作られたAI(というよりアンドロイドなのだけど)と人間の対立。AIと共存する価値観をもつ国と、AIを排除する国。AIとはなにか、その人権をどう考えるか、を割とストレートに持ち出してくる映画だ。ドっ直球のSFテーマである。ただし、細かい設定には、謎な部分があったりするので、そういうところから見ると寓話的でもある。
感情を持つAIに感情移入した
ここ最近のSF映画でサイコーの出来
"アジアの描かれ方がちょっと…?。"な映画
AIと平和に共存している住民たちがまるでベトコンにしか見えなかった…。そして、アメリカの軍事指揮官は、70〜80年代にアメリカなど西側諸国が支援していたチリやアルゼンチンなど南米の軍事国家の指導者みたいで…。
(主人公の女の子がAIで、超能力みたいなパワーを使う)SFなんだけど、なんだか妙にリアリティを出そうとしているのか、ちょっとチグハグな印象があって今ひとつ作品世界に没頭出来なかった…(けど、またもう一回観たりしたら印象が変わるかも知れない)。
虚しい戦さの先に、光は射すのか?
◉戦争が増えただけ
わざわざ世界と人々の幸福を考えてAIを創り出し、そのクオリティを上げて進化させていった人類とAIの間に、何が起きたかと言う物語。核爆発をきっかけに、AIたちは人類の敵にされてしまう。人類の身勝手な戦いが始まり、断頭台のようなノマドが天空に現れる。
展開自体は、暗殺者だった戦士が標的を命がけで護る側に転じると言う、ありがちなものでした。しかしAIと人類がもがきながらも在り方を模索していけば、微かな光は射すかも知れない。そんな可能性を、AI含めた生命全部を包む壮大な景観に託して描いていたと思います。
◉「ニューアジア」はディストピア
SF系の話に登場する「ニュー」を冠された都市や街は戦争の結果、ディストピアになった地域や、戦中戦後の混乱した夾雑な街区を指していることが多い。新しい希望を見つけたくとも滅多に望めない場所に、「ニュー」がつく。
ニューアジアは現在、切れ目のない戦争のさ中にあるが、人とヒト型・ロボット型のAIが動き回る不思議な街中を離れると、山紫水明の村や山が広がっていた。こんな美しい世界を侵してまで、生き物は戦闘態勢をとり続けて、結局はディストピアは増殖するのだ。
ところで、ヒヒ系の猿が一瞬現れてアメリカ軍に手榴弾を投げていたが、あれは何だったのだろう。あれもAI兵器と言うことだろうか?
アメリカが国を挙げて東西戦争を始めたと言う展開が、少し間抜けで非現実的な感じがあり、またジョシュアの恋人マヤが、ニルマタの後継者と言う設定はやや取って付けたように感じました。更に攻撃されたAIに対して、自分そして母と性交してくださいと言うアナウンスが流れたシーンのあまりの不気味さが、私としては長らく拭い切れない(聞き違いではないと思います)。
しかし、アルフィーが自らの存在に対する哀しみを淡く滲ませながら逃避行を続ける姿は、とても愛しかった。
可愛いのに、あざとさがない!
俺もジェンマ・チャンに会いたい
本作はそう遠くない未来の話。
2060年代、LAで核爆弾が投下。
多数の犠牲者を出す。。
某合衆国はこの事件をAIの仕業だとしAI撲滅の法案を通す。
AIが普通の人間と遜色ない能力・感情・容姿にまで進化した矢先のことである。
そんな中、米国はNOMADと呼ばれる空中要塞と米軍を使い、
AI界の「創造者」ニルマータ、及びAI共生国家ニューアジアのAI殲滅作戦を決行する。
本作の主人公ジョシュアは先のNY爆撃事件で大切な家族を失い、この一連の作戦に参加。
ニューアジアの潜入捜査をする。そんな中、ニルマータの娘であるマヤと恋に落ち、小さな命を授かる。
しかし、突然の米軍でマヤは死亡。ジョシュアは失意のどん底に突き落とされる。
5年後、米国はニューアジア側がとんでもない「兵器」を保持しているという情報をキャッチ。その研究所の映像にはかつて死んだはずのマヤの姿も。
ジョシュアはマヤに会うために新たな作戦に参加。
そこで少女AIと遭遇することとなる・・・
果たして、人間とAIとの戦闘の結末は?
少女AIが「兵器」と呼ばれる所以は?そして、彼女が造られた悲しい目的とは?
そして、ジョシュアはマヤに再び会うことが出来るのか?
AI、、、いや「魂」が宿る機械やモノとの付き合い方と我々の猜疑心と向き合う
エキサイティングな良作に涙する。
ギャレス・エドワーズ監督これからもよろしく
AIと人間の対立を描いたSF作品は山ほどあるが、2023年に完全オリジナル脚本のSF大作が観れる喜び…せっかくなので新宿歌舞伎町のプレミアムシアターで鑑賞。ニューアジアと呼ばれる未来のアジアが主な舞台となる本作は、80‐90年代ソニー製品や任天堂ゲーム機をコンセプトにデザインしたというプロダクトやAIシミュラントのルックがSO COOL!監督自身が誰よりも“創造者”なのでした。本音を言えば何度も観たくなるような、もっともっともーっと面白い作品を期待していました…私の中の彼への期待値はとんでもなく高いのです。ともあれ日本大好きギャレス・エドワーズ監督ありがとう。誰が何と言おうと一生ついていきます!好。
こんなSF映画が観たかった
ハリウッドは中国資本に頭が上がらない リメンバーパールハーバーならぬ リメンバーベトナムなんちゃって
アクションもあるんだけど、なぜか盛り上がりにかける演出なので、眠くて眠くて
全くダメでした
映像は凄いんですけどね
ウトウトしてたら、なぜか日本語が聞こえてきたんで、よく見たら、渡辺謙やないですか
ぜーんぜん知りませんでした
AIと共存する世界っていっても、タダのロボットやないですか
そんなん、鉄腕アトムの時代から観てますやん
子供が可愛いって?
可愛いんやったらネコでも出してぇ
それより美少女出してくださいよ
それに共存といいなが、その他大勢のロボットはルンバみたいな頭やのに、高級なロボットはロボコップみたいな人間の顔の皮被ってるんですよ
気持ち悪いし、なにより差別社会ですよね
だいたい、今はAIって言うのはネットワークの繋がったコンピューターが常識で、個別のロボットしか人格を持っていないなんて、考えられない
普通は個々のロボットだってネットワークくらいは繋がってるはず
手塚治虫の世界というか、子供の陳腐な空想の世界に入り込んだよう
そんなんだから、西洋軍のAI狩りにあうんですよ
ネットワークの繋がった人格が管理する社会なら、そっちの方が進歩が早いから、年月が経つほど旧社会は劣勢になるはずやと思うけどね
と思うから、世界観自体を受け入れられないんです
だから、SFに名を借りて、ロボットのコスプレした役者が演じる現代の風刺にしかみえない
そんなん観に来たんちゃうわい
上質のSFアクションやと思ったから来たんやで
ふっと思ったんだけど、西洋社会がニューアジアに理不尽な攻撃をかけるって・・・
普通は反対を描いて注意喚起するんじゃないかな
もしやチャイニーズ資本が絡んでるとか
制作会社の代表はユダヤ系なので関係ないかもしれないけど、
ハリウッドはもう中国に頭が上がらなくなっているからね
現実は、どう見ても中国が理不尽な事をしているのにね
香港はなんとか頑張って欲しいし、台湾独立は絶対守らないといけない
あらゆるところに勢力を伸ばそうとしている自由主義を脅かす最大の勢力です
洗脳されないように
思想統制のある国なんて絶対に認めてはいけない
自由主義世界では思想が違う国であっても、金にものを言わせてくる相手を受け入れざるをえないのは誇らしくもあり、もどかしくもある
逆はありえないからね
既視感と想像できるストーリー
素晴らしい映像美で、世界観やAIロボの美しさも凄いと思いましたが、ビジュアルだけで高評価取れる時代は終わったと思っています。
では中身はというとストーリー構造的にはほとんどアバターと同じ。
まぁアバターが異星人だったのに対し、こちらはAIという人工物にどれだけ共感できるかという事なんですが、身勝手な人間サイドと迫害されるAIロボの構図は同じですね。
ネタばれになってしまう部分も含めて既視感が凄い。
要するにAIロボという存在も、ストーリー構造も、今までさんざん擦られてきた内容というわけです。
正直、こうなるんだろうなという展開予想が容易で、すべてが思った通りの展開を見せられたため感動はありませんでした。
ローグワンの監督という事でハードルが上がってしまった感は否めないですが、それでもこの監督らしさというのが欲しかった。
自国批判で政治風刺+わかりやすい構図というのがアメリカでは受けるんですかね。
必ず来るその日の予知夢
映像がきれい
期待しすぎていたかもしれないな〜と
観終わった後に思いました。
映像はすごくきれいで、
模造人間や街並み、戦闘機や武器は
スタイリッシュでかっこよかったです。
ストーリーとしては、
唯一ノマドを破壊できるかもしれないAI少女の
すごさがあんまり伝わってこなかったというか、
すごいんだろうけど地味というか、
なぜ模造人間は大人ばかりなのかとか
今まで子どもはどうして作らなかったのかとか
そもそものAI事情も気になったし
今まで見たことない技術の『成長する』AIなのに
あんまり能力として成長してる描写が
なかったように思いました。
短期間だから仕方ないのかな〜。
(ジョシュとの信頼関係はできてたけど)
個人的にはアルフィーに
もっと大暴れしてほしかった。笑
でかいシェルターの中でぬいぐるみと一緒に
アニメを観てたアルフィーと初めて出会うとことか
橋の真ん中で自爆式AIがアルフィーに跪くとことか
『自由になるため』の空港のゲートとか
素敵なシーンもたくさんありました。
埃っぽくて、かつ湿っていて、そこはアジアを舞台に選んだせいではある...
人とは?創造主となった人はどう振る舞うのか?
重い雰囲気
何を描きたかったのかいまいち伝わって来なかったですね。
タイトル「創造者」とありますが、破壊と殺戮が繰り返されて、創造も希望も見なかった。
希望はアルフィなのだろうが、作中の希望ではなく今後の希望的な存在なんだろう。
空爆、破壊、制圧、殺戮、現実世界で起こっている有事が重なって思えて戦闘アクションを楽しめる気分にはなれなかった。というより圧倒的な制圧をわざと見せる作りだったように思えます。
アメリカ西欧側の言い分もかなり強引。
AI側によると核爆発はヒューマンエラーだとか?AIにぬれぎぬを着せるやり方、これも現実世界でありそうな話。
現実世界の風刺という意味で評価はできます。
でもやはり終始暗い雰囲気で、SFアクション、バトルアクションを楽しむような作風ではなかったように思います。
そういえばギャレゴジも暗い雰囲気の作品だったような?
壮大なSF寝落ち系映画
ひどかった
既視感しかない。入り込めないリアリティーのなさは主に下のが原因。
1 AIが無力すぎる。AIである意味とは···。ほぼ全能力が人間並み。人間がAIを作り出した目的は優れた計算能力や頑丈さでは。
2 双方のセキュリティーが甘すぎる。というかセキュリティーはほぼなし。戦時中では?
3 アメリカ側はもう何年も前からAI側の基地を攻撃でき、戦争終結できたのでは?なぜいま突然全面攻撃なのか
4 潜入捜査中にターゲットを妊娠させて結婚をして、それを作戦本部に報告もせずってどんだけ駄目な軍人か。おまけに双方に背反していることに対する苦悩も全くみられない
いちいち合理的な理由がなくて集中できなかった。イベントがすべて場当たり的。中学生が書いたみたいな脚本。
WANTED → 募集中 笑
人の映画かな
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