ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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やはり、戦わないと映画にならない?
ローグワンは結末がわかっているだけに、悲劇的だったので、ちょっとスター・ウォーズにしては暗くて苦手でした。クリエイターも、似た世界観あり、この監督の好きな展開なんだろうなと。最後がまだ明るいので、ホットしました。
違うものを脅威と決めつけ抹殺しようとしても、なにも解決しないっていい加減きがつかなきゃね。
しかし、戦うシーンがやはり映画には必要なのかしら。映画のなかで戦うことが消化されて、現実の戦争がなくれば、いいのに。ならば、戦う映画は歓迎。
音楽がさわやかで、映像もきれい。話は複雑でないし、しっかり楽しみました。SFってとこは?! 映画館でみるべし。
作り込まれた世界観を楽しめる
AIを敵対する人々、共存する人々が描かれた世界観を楽しむことができる作品。
近未来の演出の質はとても高いと感じる一方であれもこれもどこかで見たことある気をする設定でもあると感じた。
それでも映像の質は高いので十分楽しむことが出来る作品だと感じた。
AIは、アイとも読む
未来の戦争。空中母艦、アンドロイド、こんな感じになるのでしょうか?VFXすごいですねって、のんきな気分ではいられませんでした。現実、イスラエル・ハマスの戦争が始まりました。ロシア・ウクライナもまだおさまっていないのに。
女性軍曹ハウエルが部下に言います。「ネアンデルタール人は滅びて、なぜ我々が生き残っていると思うか?」。残酷だからだよ。なんかニヤついて言う。戦争が性に合ってる、そんな感じ。それが私たちホモ・サピエンスの特徴だとしたら。
そろそろ自分たちでもうちょっと自覚して、制御しないといけない。
いつまでたっても相変わらず戦争するわ、核兵器やミサイルは落としまくるわ、人を簡単にあやめるわ、どう考えてもおかしい。わざわざ苦しみを増やしています。
シナリオでは、ロスに核兵器を落としたのがAI(ロボット)だと、人間が思い込んだのが戦争のきっかけ。
だけどそれは人間の入力ミスなのに...とロボット側の親分(渡辺謙)はこぼします。ロボは自らの意思で人を殺したりできない。
さらにこの戦争、人間vsロボではありません。
「西側」vs「ロボット&newアジア」という構図。
意味深です。
やはり世界観、宗教を抜きにはできない。
映画のタイトルが気になりました。
創造主とは、一神教では神のこと。
そしてこの映画でもテーマに父性が見え隠れします(スターウォーズ同様)。
パパは命をかけて家族を守る!でなきゃ男である意味はない!くらいのプレッシャー。西洋的。パパ様。
に対して、アジアは母性がテーマ。そして多神。日本は八百万の神、アマテラスは女性神。
母なるものから命は生まれる。
それがAIでも。Mother。
母なるものは、戦いより共存を欲します。
そして、優れた一つになる必要はない。
どの命も、違いはあれど、等しく必要。
人間であるヒロインを、幼い頃愛情深く育ててくれたのは、ロボでした。ヒロインは愛を、ロボットから学びました。
勝つこと、一番のみが生き残るという男性性的世界観もしくは西的世界観とは、違うタイプのエネルギーです。
勝つことや1番になることだけでは、世界は成り立たない。
現実世界も、いまそれで息切れしているように見えます。
「AIが人間の仕事を奪う」などという見出しもよく見かけますが、自分たちで創造しておきながら敵視するという、人間の不可解さ。人間は神になりたがるのに、結局創造主になっても、相変わらず「やるか、やられるか」の対立構造にはめ、戦いを始めてしまう。
けれどいくらホモ・サピエンスが残酷だといっても、勝ち負けだけではとっくに滅びていたはず。生き延びたもう一つの鍵が、愛です。だから愛も人間らしさ。
愛という漢字の読みと、AI=アイという音韻がかさなるのも、不思議な符号ですね。監督も何か気づかれたかな。ところどころに漢字や日本語も登場します。
がいつまでたっても人間は、愛のことを大してわかっていない。
だからわたしも、こうして映画を観に行くのでしょうね。
映画は愛の教科書。
戦争が起きるのは、世界に愛が足りていない証拠。
いまの戦争が早くおさまりますよう、わたしもアジアの片隅から毎日祈っています。
AIと人間の戦い。
好きなタイプのジャンルではないので期待してなかったが、予想外に始めから面白かった。多少ちゃんと観てないとついていけなくなるタイプの映画で、SFの壮大系ってイマイチ感情移入しずらいんだけど、これはAIでもロボットというより人間と同じ情緒があったのでリアル感あって入り込めた。
あと、最後の終わり方も良かった!!
切なかった。
ドビュッシーの月の光がピッタリ。
中々この手の映画とマッチするとは思いつかない。
追記
渡辺謙に引っ掛けて、ニューアジアの景色に出ていたのは新宿東口ですよね?(笑)
→アルペン東京とドンキホーテ。
ドンキホーテの文字はいじられてたけど。(笑)
ローグワン好きならぜひ
突っ込みたくなる細部は置いといて、SFストーリーとしては十分に楽しめた。
日本人好きの監督ということで、日本人としてどうしても言いたいことは「フォントって大事」ってこと。
わかる人と会話したいw
既視感は強いけど迫力は凄い
進化し心を持ったAIを愛せるのか。
SF作品ではよくあるテーマであり、ストーリーも王道、予想した通りの展開で既視感は強め。
物語としては正直あまり面白みは感じませんでしたが、細部まで作り込まれた未来の地球の世界観はとても魅力的で見応えがありました。ガジェットや基地などは勿論、倫理観の変化や、それでも変わらずにあるものなど、とてもリアルな未来世界にワクワク。
破壊し奪っていく戦争描写も容赦なく、テクノロジーが進化し相手が変わっても、戦争が起きてしまうことの虚しさや恐ろしさが伝わります。AIも人間も関係なく暮らす普通の人々が犠牲者になる描写に胸が痛みました。
とにかく映像と音の迫力が本作の魅力なので、映画館で観るべき作品なことは間違いないと思います。
良く出来たストーリーと驚異の映像体験 久しぶりに出会えたSF映画の傑作!
良く出来たストーリーと驚異の映像体験
久しぶりに出会えたSF映画の傑作!
IMAXで割増されていたとはいえ、映像がケタ外れに素晴らしかった
お気に入り映画のSFジャンルで確実に上位に位置する”ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー”のギャレス・エドワーズ監督最新作ということで全幅の信頼をおいて鑑賞、期待通りの作品に大満足です
ストーリー・設定は有りがちかと思いきや、なかなか斬新で見応えがあり、ラストシークエンスはグッときました
そして、とにかく映像がスゴい、アジアの田園風景に溶け込むSF描写や未来都市の描写、ハイコントラストのカッコいい絵面、興奮のアクション描写がテンポよく展開されます
主に警察や軍隊を担うAIロボット達の描写も驚異的、ニール・ブロンカンプ監督の”チャッピー”を思い出しましたが、それを遥かに上回る高次元映像、もはやライブ撮影の域に達してますね
そして、後半はローグ・ワンを凌駕する海辺の激闘シーンで盛り上がり、そのまま果てしない上空に浮かぶ西側の究極兵器”ノマド”でのクライマックスへなだれ込むスペクタクル映像に大興奮、ずっと鳥肌立ってました
日本語表記が随所に出てくるし、ケン・ワタナベさんが興奮すると日本語で叫びまくるし、これでもかというほどギャレス監督の日本愛を感じました
ジェンマ・チャンさんも相変わらず綺麗で良かったです
ストーリー、演出、キャスティング、全てが高次元でバランス良くまとまっている、久々のSF映画の傑作の誕生に大満足でした
やや難はあるものの今週では対抗以上。
今年360本目(合計1,010本目/今月(2023年10月度)25本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
…ということで、「おまえの罪を自白しろ」で無茶苦茶な展開でうんざりで1.5時差で移動してみたのがこちらです。
まず、AIに関する知識が「ある程度」求められますが、それは日本でいうとアレクサがどうだのといったレベルで、学部レベルの学術ワードはほとんど出てきません。また、この映画、ジャンル分類がわりと謎で(SFもの?AIもの?アクションもの?)、また、映画、あるいは映画館としての注意喚起はありませんが、やや「光の点滅」を気にされる方は後ろの席を選択するなど注意したほうが良いかなといったところです(いわゆるレーザーの撃ち合いのところで目がちかちかする)。
個人的には「行き過ぎたAIは近未来でどのような状態をもたらすか」という論点でみました。映画の述べる展開はやや突飛な部分もありますが、全くないわけでもなく、AIに関することはそれこそ誰も予想がつかなかったことが今実現しているリアル現状もあり(実際、20年くらい前までは、将棋のプログラムではプロには絶対に勝てないだろうと言われていたものが、ご存じの通り今はまるで違うなど)、やや流動的な部分もあります。もっとも映画で述べるような「極端すぎる」未来はやってこないとは思いますが、何が起きるかわからず、「AIの頼りすぎ、AIと人間の共存の在り方」といった観点で見に行った場合、それにSFチックな展開やアクション展開等もあり良かったかな、といったところです。
なお上述した通り、いくつかの見方があり、どの展開でも構わないと思います(近未来もの、という見方も可能)。この点は特にみかたを制限するものでなく「いろいろな取り方、みかたができる」という点も踏まえてフルスコアにしています(やや字幕が丁寧でない部分もあります(英検2級くらいあれば聞き取れる範囲のものが字幕がなかったりするシーンが数か所だけですがあります))。
オープニングから1時間はいいんだけどなぁ。
あまり期待せずに観始めたら ん?なかなかいいじゃん‼︎な前半。
ところが子役の芝居がお粗末でしらけはじめる。
渡辺謙も… まぁ普通。
細かいツッコミは無しで観てください
AIロボットの描かれ方に感情移入してしまい、涙が...ギャレス監督の仕掛けた罠にまんまとハマってしまった感じです。面白いと思ったのは、色々な役割に合わせたAIロボットが千差万別なところ。もちろん女の子AIのラストシーンが心打たれるのですが、途中でG-13、G-14と呼ばれるアメリカ側の武器が出てくるシーンも、忠誠心が切なかったです。
KEN WATANABE
楽しみに待っていた1本ですが、期待を裏切られる事もなく面白かったです。
見応えありました。
思ったより日本語が出てきます。
『ブレードランナー』の影響力ってスゴイなー!と思いつつ、
『AKIRA』の影響も感じつつ、
途中から脚本がアノ映画っぽいな…
と観てたら、最後は個人的に意外な終わり方でした。
80点ぐらい…かな?
渡辺謙さんが渋くてカッコ良かったです♪
マジ、カッコイイ♪
観るべし!
IMAXで観賞。
(`O´ノ)ノ....最後にそーきたか すっかり忘れてた。(^_^;
ブレードランナー的な レプリカントが ロボットで
ストーリー的には スターウォーズで
ラストは ローグワン的でしたね。
とても楽しく見られました。
今の戦いも 侵略戦争 ユダヤとパレスチナね。
重ね合わせて「難しいよなぁー」と 思った。
日本びいきは 嬉しいですね。o(^o^)o"
大画面の THX....凄い迫力でした。y(~_~)y
日本語吹き替えは 効果音と重なってしまい
聞き取れない部分多し 字幕がオススメかも。
個人的には題名、予告と結構違うので注意
おすすめできる人 低予算ぽいSFが嫌いな人、兎に角ロボットや未来の武器が好きな人、戦闘よりも逃亡のストーリーの方が好きな人、戦いよりも愛の方が好きな人
おすすめできない人 人間とロボットの戦争が見たい人、アクション映画のように敵を倒してスカッとしたい人、かわいそうなのが嫌いな人
映像が良く、ロボットやAI等の機械の話は好みなのでとりあえず星3個。ストーリーはなかなか興味深いですが予告、公式ページから考えていたものと違ったので何とも評価しづらいです。公式の出している人類とAIの戦争が激化する世界~というのは嘘だと思います。予想では創造者という題名からロボット、人類の起源なんかの話になるかと思っていたのですがそんなことはなかったですね。
善人がひたすら蹂躙されるシーンばかりなので人によっては気分がよくないかもしれません。
全体的にアメリカの高慢さ、残酷さ等が目立ちますがそこはある意味面白く個人的にはこれがメインに思えました。監督がアメリカアンチなのかはたまたアメリカ人がこういうの気にしない性格なのか興味がわく話でした。
渡辺ロイド謙。
AIvs人の戦争の中、人類滅亡の兵器を開発した「クリエイター」の潜伏先を突き止め暗殺しようとする特殊部隊ジョシュアの話。
何となくストーリーは分かるんだけど何か分からない。てか、話に惹き込まれなくて終始眠かった。映像は迫力あってよかったんだけど…。
ジョシュア役の方は嫌いじゃないけど相性悪いのかな?!(笑)
数年前に公開された「テネット」も合わなかったのよね。
てか、渡辺謙さんより娘の杏ロイドの方が似合ってそうだし観たかった!(ただのワガママ)
Clair de lune(クレール ドゥ リュンヌ)
ギャレス・エドワーズ監督の好きなモノをギュッと押し込んだ作品の出来である 多分、色々な理屈付けがあるのだろうけど、ギーク気質の監督の本領発揮といったところだろうか 画作りのオマージュもさることながら、レビュー題名のドビュッシー代表作を含めて♪Fly Me to the Moon♪等々を挿入してくる辺りは、SF映画やアニメで使い尽くされたお馴染みの楽曲といってもよい そんなところにも拘りを分り易く散りばめている衒いの無さがこの監督の愛される理由なのかもしれないと今作を鑑賞して感じ至ったのである
そんなことで、新たな提言やステージアップの具現は今作では為されておらず、どこか既視感のあるストーリーテリング、又は演出のオンパレードだが、却って鑑賞者に心地よさや違和感の無さを感じさせるのは、『カインドネス』の精神が作品全体に漂っているのではないだろうか ロボットが人間の敵と仕立てたい側(隠蔽側)とその敵とされた側との闘いの中で、"神の手"の如き、スイッチのオンとオフを切り分けるAIを奪い合うコンセプトは、突飛でもなんでもなく、物語の構成としてはオーソドックスである 但し、他のSFとの相違点は、人間とロボットの共存世界をこれ程迄に自然にスムースに配置され動いている点であろう それは人間に模した造形のロボットだけでなく、所謂剥き出しのパーツの造形で表現されているロボットも表情に現れる位の演技が施されている事に驚くのである ここまで浸透している世界観を演出出来た事を称賛したい
一寸気になったシーンが一つ アメリカ側要塞(ノマド)内にてクライマックス前の女の子を救出ポッドから排除しようとする触手みたいなロボット(マトリックスで言うところのセンチネル)から助けようとして主人公が触手に捕まって藻掻いているシーンが、まるでパペットアニメ(ストップモーションアニメ)のような動きをしていたのだが、あれはクオリティをワザと落としたのか、それとも本当に下手だったのか、兎に角ナチュラルな映像の連続の中であのシーンだけ違和感を感じてしまった もしワザとならば、これ又監督のニクいオマージュなのであろうw
何故敵側の倉庫にマザーの模造のロボットが大量に保管していたのか、色々と説明不足の点も否めないのだが、伏線として墜落瞬間に主人公の夢が叶うというオチは、擦られすぎたとは言えカタルシスは否定しない あれを鼻白んでいたら、折角のオリジナルSF映画の灯が消えてしまうのだから・・・
沢山の"遺産"をパッチワークした今作は、その抽出の精神が"愛情"という一心で作られている事に、紛うことなき心情と捉えられる、嘘偽りない心根を感じ取った良作であった
PS.祈っている間はOFFになり、止めたらONに戻る"STAND BY"というアイデアを発見したのも今作品の白眉であろう そこからのシーン展開の巧妙さ(女上司の後ろに時限爆弾を打ち込まれ、それを女の子が停止させようとしたのに、上司の味方の発砲を止めようとして却って祈りを止めさせてしまいスタンバイが戻ってしまっての暴発の件)に唸ったのである
メカメカ大好き
多分、メカの面白さとアジアの段々畑の共存に肝があるんだろう。ゴミが入って誤動作しそうなシミュラント(Android)もその意味では造形美の一部。
一神教の欧米や中近東ではないアジアならAiの神様が生きてられる。ともに暮らせる。
話しの流れに無理あるけど理解は出来る。
子供を使って観客を泣かせるのは卑怯ともいえるが
まあ納得させられたので可。
結局は愛なんだよ世の中
完全オリジナルなストーリー
冒頭プロローグである程度この世界観を説明し観客に馴染ませた手法はさすが。
なのにその後は
せっかくいいストーリーなのに
全部説明しちゃうんだもんなぁ
あれはこうだよー
じつはあれこれだよー
だから、あとたのみます。
愛はパワーだろ?
みたいなノリ
つまらなくないんだけど
なんか没入感を自ら途切らせる脚本が残念
結局なんにせよ
愛なんだよっていうとはなし。
人間身勝手だよね
というはなし。
新しい学校のリーダーズの
NAINAINAIが流れたのが1番びっくりした。
ジェンマチャン美しかった
独自の世界観に魅了
私のSF映画での第一の評価点は監督の世界観に浸れるかってこと。で、その点たけでも星3.5です。
加えて対立軸の分かりやすさ(単純って言うのかも)、渡辺謙さんや街中の看板、田園風景、町工場などアジアンテイスト満載。
AIって眠るの⁇などツッコミどころは幾つもあれど、しっかり楽しませてもらいました。
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