劇場公開日 2023年10月20日

「SF映画オタク ギャレス・エドワーズ監督最新作」ザ・クリエイター 創造者 papatyanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5SF映画オタク ギャレス・エドワーズ監督最新作

2023年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

アメリカをはじめとする欧米諸国連合軍と、ニューアジア(アジア圏の設定)で暮らす人間のようなAIの戦いが続く50年後の未来。人間のようになったAIが、戦争に勝利する兵器を開発したと察知した連合軍は、武器のクリエイター(創造者)抹殺を図ろうとするが、兵器とはAIの少女であった。これが映画デビューのAIの少女役マデリン・ユナ・ボイルズが何とも可愛い。日本語吹替版の堀越麗禾も上手く演じています。ギャレス・エドワーズ監督は大のゴジラシリーズファンで、2014年、渡辺謙と組んで映画「GODZILLA ゴジラ」を監督、「スター・ウオーズ」のスピンオフ作品「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(2016年)も手掛けています。「ザ・クリエイター/創造者」本編に何と、日本のSF映画「スーパージャイアンツ悪魔の化身」、「宇宙快速船」がチラッと挿入されていたのにはビックリ。ゴジラシリーズのDVDを全巻お持ちだそうですから、その他日本のマニアックなSF映画もDVDで楽しんでいるのでしょうね。「スター・ウオーズ」育ちのギャレス・エドワーズ監督はSF映画オタクですね、きっと。主演はジョン・デビッド・ワシントン、「GODZILLA ゴジラ」でタッグを組んだ渡辺謙を再びキャストに迎え、近未来の世界を舞台にしたハリウッドのSFアクション大作、大スクリーンでの鑑賞がお薦めです。

papatyan