「少しずつ進歩する近未来像」ザ・クリエイター 創造者 shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
少しずつ進歩する近未来像
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ストーリーはまあまあの出来で、AIと人間の戦いを目線を変えたぐらいのもので、「こんなものかな…」という内容。それでも、母と子の関係を盛り込んだ脚本は、割とありきたりではあっても、古いようで新しさも感じた。
アジア世界が近未来の舞台であるのだが、街のデザインが「ブレードランナー」から少しも進歩していないのには、もはや食傷気味である。漢字、ひらがな、カタカナの看板やサインが欧米人の未来感覚なのであろうか?想像力を端折り過ぎではないか。内容はともあれ、演技者としてのジョン・デビッド・ワシントンは今後も期待出来る俳優だ。
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