劇場公開日 2023年10月20日

「アメリカの自虐映画?」ザ・クリエイター 創造者 亀さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0アメリカの自虐映画?

2023年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

人類対AIの壮絶なる戦い、では無いのですね。
AIと言うよりパレスチナ人とかユダヤ人の様にAI人として、AI人とアメリカの戦いとして見た方が分かりやすいと思いました。(戦いと言ってもAI側は攻撃しないんですよね)
濡れ衣を着せられたAI人、何も悪い事をしていないのにAI人だと言うだけで超近代兵器で滅殺させられる。
映像が素晴らしいです。
ノマドと言う遙か上空に浮かぶ近代兵器や地上戦の戦車、それらがアジアの美しい風景と相まって本物の様に美しいです。
AI人側のアメリカが恐れる最終兵器は可愛い女の子。
その能力はTVのSWを自由に入れたり消したりできる事。
へ?っと思いましたが、成長するにつけその能力の及ぶ範囲が広がる事を考えると恐ろしい能力です。アメリカが怖がるのも分かる。
要は人類から電気を自由に奪うことが出来る能力。コンピュータも働けないです。
深海に潜む原子力潜水艦の電源をoffに出来たら原子炉を冷却出来なくなるし、浮上も出来ない。艦内の空調も出来ない、静かに壊れる最期を迎えるだけです。
アメリカの第7艦隊を一瞬で無力化出来る。ほぼ全ての兵器が使用不能になります。
大都会の電源をoffにしたらライフラインもアウト、銀行病院警察あらゆる物が機能を停止する事になる。
で、この子がめっちゃ可愛いの。涙ポロポロされると、もうたまらん。
親が子を命懸けで守るのは当たり前だけど、結構グッと来ました。

目が腫れちまって映画館出る時恥ずかしかったです。(^_^;)

亀