「劣化大友克洋ワールドなんだけど。これが。」ザ・クリエイター 創造者 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
劣化大友克洋ワールドなんだけど。これが。
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いやいやいや。AKIRAでしょ?気分はもう戦争でしょ?もう、世界観がまるっきり大友克洋ワールドなんですよ。で、割と易い話。フラグ立てまくります。伏線なんていうレベルじゃないです。フラグです。回収じゃありません。フラグ通りに展開です。
もう、最初の数分で、子供のAIの正体が、想像できますもん。あー、これは、そういうオチになるんじゃない?と、その通りになります。
普通に言うと、外れです。スカなんですよ。
ところが。
どーしても「だめじゃん!」って言えない。「嫌い」って言えない。なんでかと言うと、俺たち80年代のSF系漫画だの映画だのが大好きだった年代、こう言う物語、大好きですもんw
まぁ、世間では大ゴケ大作、と揶揄されているかも知れません。駄作だ、失敗作だと貶されるかも知れません。それでも、ワタクシ的にはリピート決定です。
で、ラストですよ。
登場人物の表情の変化で、不描写部分を語ると言うパターン。
地上には、崩壊することなく原型を留めたままのノマド。沸き起こる人々の連呼。少女の泣き顔が緩んで、はにかむような笑顔に転じて行きます。
まぁ、とりあえずは、真正面からは恥ずかしすぎて描写を躊躇するくらいの、ハッピーエンド。って事で。
面白かった。
個人的には、とってもです。
急にアクティブになる女の子には、ちょっとびっくらこくけれどw
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