「裁かれるは人格でなく行動」怪物の木こり lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
裁かれるは人格でなく行動
費用と時間を遵守する事で業界受けの良いバイオレンス監督三池崇史氏。個人的には結構好きな一人だが、当たり外れの大きさも否めない。そして今回は…真ん中?なんというか、「明日には記憶にないであろう昼御飯」といった趣き。オープニングがクライマックスだったのは良かったんだけどなぁ。映画館(映画)ファンからすると昨今は"韓流バイオレンス"に馴れてしまっているし渇望してしまうから、どーしてもこの手のファッションサイコ邦画はいまひとつ消化不良だったりするかも。「ミュージアム」「キャラクター」も入り口はワクワクしたが出口でまったりしちゃったので、致し方なしか。菜々緒さんが無駄に(←大事)"闇"の匂いを纏っていたのは良い感じでしたね。そして安定の渋川清彦さん。
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