「低予算映画の鏡。何かに似てるが何も超えない」ハイ・ヒート その女諜報員 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
低予算映画の鏡。何かに似てるが何も超えない
2022(日本は2023)年公開のアメリカ映画。
監督:ザック・ゴールデン
脚本:ジェームズ・ペダーセン
主な配役
元KGBのアナ:オルガ・キュリレンコ
アナのパートナー・レイ:ドン・ジョンソン
ヤクザのボス・ドム:ダイアモンド・ダラス・ペイジ
アナの元同僚ミミ:ケイトリン・ダブルデイ
◆元KGBのロシア系美人シェフ
◆美人シェフの頼れる元同僚
◆レストランの共同経営者のだめだめパートナー
◆ポンコツ揃いのヤクザたち
安心の品質、B級アクション。
良い意味で緊迫を強いられる瞬間もないし、
シリアスさもない。
オルガ・キュリレンコがレストランに籠城して、悪者をなぎ倒していく。ピンチの瞬間もない。
最初の格闘シーン、
オルガが敵をフライパンで殴るシーンで、頭上の棚に置いてあるフライパンを、ノールックで取る設定だったが何度か掴みそこねていたのが面白かった。
リテイクしないんですね。
低予算ならでは。
アクションの作りについては、
『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンが無敵になったと思えば近いと思う。
一番の見せ場は、アナ対ミミ、のKGB対決だった。
女性同士のアクションは、『キル・ビル』を思い出す。
つまり、必ず過去の何かを思い出し、
それらを超えていない。
低予算映画の鏡ということで、☆2.5
コメントする