ブギーマンのレビュー・感想・評価
全26件中、1~20件目を表示
まさか泣かされることになるとは
自分はホラー映画が得意ではないです
本作は視覚的なグロさはほぼなくて
心理的な怖さがあります
もしかしたらホラーファンの方には物足りないかもしれませんが
自分にはちょうどいい感じでした
制作陣はクワイエットプレイスの方ですね
そんな感じしました
嫌いじゃないです
母親を亡くしてしまった家族が
その悲しみから立ち上がれずに苦悩する中
いかに前を向いて歩き始めるか
そんなヒューマンドラマの色合いが濃くて
家族ドラマとしての見せ場が胸を打ちました
絶対絶命な時に助ける母親の魂の存在に
泣きました
3人の家族で力強く生きていってほしいです
大切な人との別れは人を強くしますね
できれば無いにこしたことはないけど
素晴らしい家族ドラマでした
怖さはあまりない、逆に暗すぎて画面がよく見えない場面あり
実体のない、悪魔的(霊的)な印象で話が進んでいくけど、後半、急に実弾が効果あったり、火で燃やせたり、血を流したり、いきなり実体化していることに違和感。
暗いとこにいたらダメと言いながら、何故か電気つけないし。
主人公の女の子も終始暗かったなあという印象。父親より頑張ってたけどね。
悲しみと恐怖が言い伝え続けられる限り
“ブギーマン”と言うと『ハロウィン』でも形容されているが、勿論あの殺人鬼の事ではない。得体の知れない恐怖という意味では通じるが。
元々はアメリカや世界中で子供たちが恐怖する民間伝承上の怪物。日本で言う所のお化けや妖怪。
映画のみならず幾つもの題材になっている。
本作はスティーヴン・キングの短編小説に基づく。
母親を亡くしたばかりの父親と姉妹。悲しみから立ち直れない。
父親は精神科医。怪しげな男が患者としてやって来た事から…。
末の妹は家の中にいる“何か”に怯えるようになる…。
キング印だが、プロットや規模的にはB級の類い。
が、侮ってはいけない。本作、暗闇演出が巧い。
クローゼットの中、ベッドの下、ドアの陰、真っ暗な廊下の先…。
その暗闇の中に、何かいる…。
そこに何かいると思わせる。想像させてこその恐怖。びっくりどっきり脅かしのホラーとは違う。
ブギーマン自体も言わば、子供の想像の産物だ。
でも、子供にとってその恐怖は本物だ。
そんな恐怖を具現化。
さらに、周囲が信じてくれない。大人は判ってくれない。
それも怖い。
子供が言う事は嘘ではない。寧ろ、大人より見据えている。
この家族は母親を亡くした悲しみが覆い被さっている。
末の妹はその悲しみから在りもしない“怪物”を見ている…とセラピストは言う。
姉はライターを点けて母親に語り掛ける。ママ、居るなら火を動かして。
父は悲しみを乗り越えようと妻の物を片付けようとする。無論、娘は反発。
深い喪失。そこに、ブギーマンの脅威。
だが、いつまでも悲しみ苦しんでいてはいけない。
それを乗り越える。ブギーマンとの対峙はそのメタファー。
光りに弱いブギーマンに、姉は再びライターを点ける。その時、火が揺れ動き…。
見えなくてもここにいる。残された者たちも手を取り合う。家族の絆。
ブギーマンは特定の姿はない。本作ではチラッチラッと姿を見せ隠す中、怪物のような造型。
序盤や中盤は想像で恐怖させ、終盤は化け物ホラー風。
エンタメ・ホラーとして手堅い仕上がり。
主人公ソフィー・サッチャーが魅力的でもあり、目力が印象的。
妹ちゃんがキュート。
序盤の怪しげな男もブギーマンに娘を殺された。
おそらくこの男の悲しみに取り憑き、悲しみ抱える次の家族へ。
倒したように思えるが、ブギーマンを永久に消す事など出来るのか…?
悲しみと恐怖が言い伝え続けられる限り…。
中々相手が見えない恐怖
作品の中でブギーマンと言われないが対象が中々ちょい見せだけで全体像が見れなかったが最後の戦い(❓)でお目見え👀よくある手足の長い怪物💧。
セイディにのしかかった時に吸い取ろうとしてたのはなんだったのかな❓魂かな❓。
ソーヤー役の女の子ダコダ・ファニングさんみたいな感じでいい感じの演技されてました👍
それなりに楽しめたかな😁
人が抱えるマイナスの悩みに寄り添う恐怖
何気ない暗闇が、人の心の中で"何か"がいるかもしれない恐怖がブギーマンをうみだしているのかもしれませんね。
作品を見ていて、思ったのが暗闇の恐さを描写しているのは勿論のこと、ブギーマンってひょっとしたら悪魔の一種ではとも考えた。明かりを嫌い暗くならなければ現れないのはそもそも幽霊ではない、ならば怪物なのかと訊ねられたらブギーマンは怪物ではないだろう。人の心の弱さにつけ込み、巧みに暗闇の恐怖を増長させるように、徐々に人の心が弱くなっていくのを見ている。
それが、ブギーマンの不気味なところであるとわたしは感じました。
スティーブンキング要素?
スティーブンキング原作のホラー映画、期待せずにはいられません。否応なくハードルが上がっていました。
中盤にかけての恐怖を煽る演出は見事でした。ミストやシャイニングのように人は得体の知れないものに恐怖するという真理を上手く掴んで演出に落とし込んでおり、ここは良かった点です。
気になった点は下記
◾️セイディが勇敢すぎる
基本的に逃げるという選択肢がなく、ほぼ全シーンでブギーマンに相対します。リアル感がなく、なんで自分から行くの?と何度も感じていました。
◾️ブギーマンの撃退方法
銃撃を食らうシーンに思わず、それ効くの?と思いました。
その場限りの撃退ならまだと思いましたが、後のシーンでセイディが、先の銃撃でブギーマンが弱ってるからと発言し、本当に効いている様はホラーとしてありなのかなと。
テレビから出てきている貞子をピストルで倒すようなものです。
テンポよく進行するため鑑賞中に飽きることはありませんでしたが、上記がどうしても気になってしまいました。
ブラックライトに近い部屋の暗さって
これはホラー特有の環境設定なのか?主人公の家の照明が暗すぎる。80年代ならわかるが。
そして家兼仕事場の部屋(心理カウンセラー?)の暗さが仕事場にはどうしても思えなかった。
心のケアをする明るさには到底思えないし、予約診療と言いつつ家へ勝手に入って来れる環境にも気になる。
妹がベッドから落ちた際の叫び声って隣部屋の姉や父親に聞こえないってことがあるのかな?
そしてゲームを妹がやるのにあの暗さ。
上げればいろいろ気になる点ばかり。
これが製作陣の描く暗さだったのかもしれないが、ブギーマンというキャラクターとの関係性を構築し描く物語よりも他の雑念が気になり過ぎるホラー。
怖いけど
正体が分かる前までは色々怖かった。
やはりコレに限らず、見えない何かが見えた瞬間にどこか作り物と感じてしまうんだろうなぁ。
ダディもっと助けて欲しかったし信じてあげて欲しかった。(最後になぜかなんとなくわかるけど)
ソーヤーもセイディも勇敢!!
でもなぜパーティを家でやってわざわざあの、クラスメイトを呼んだのだろう。
それだけがわからなかった。
ただドアの演出とレスター嫁は不気味だった。
最後も怖いし、ドラマも怖さもパーフェクト!
ただ、ダディはもっと寄り添って欲しかったし、光が弱点だって分かってんならもっと対処できるでしょ!
娘2人を起点にしようとしすぎてちょっと無理がある感じがしたなぁ
暗闇の恐怖、そしてドアを閉めたくなる
欧米で昔話に登場する恐怖の存在ブギーマンを題材にた短編小説を原作に作られてるそうです。
母の突然の死から立ち直れずにいる女子高生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。
セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。
そんな心に間を抱えたバラバラの家族を狙う、得体の知れない恐ろしい”ナニか”がしのび寄っていた...
最初はお父さんの声を真似して子供が殺されるシーンはびっくりした…
音でびっくりさせてきたのでなかなか心臓に悪い笑
少しずつ異変が始まってくるのはよかったですね
閉めたはずのドアが開いてたり歯を抜くときに勝手に扉が閉じたり…
カウンセリングの赤い間接照明のところは怖かったですね
友達?を家に呼びドラッグを使って咳き込み
まさかソーヤの歯が出てきて悪夢で喉の奥にブギーマンに何か入れられてたことに繋がっているとは😳
友達?とも喧嘩別れ…
ソーヤがテレビに投げつけられた時は死んじゃうかと思ったけど生きててよかった
リタに家に呼ばれ行ったのはいいけどまさかの囮にされるとはね笑
しかも倒したかと思ったら生きてて返り討ちにあうし笑
ここでブギーマンに実体あるんだと驚き😳
自宅での最終決戦!
ライターで火炎放射をして撃退してましたね
最後はお母さんが近くにいてライターの炎を左に動かしてた…
近くにいてくれたみたい☺️
ブギーマンを燃やして撃退!
家も燃えたけどね笑
その後、家族3人でセラピーへ
お父さんも不安を打ち明け3人とも分かり合えてましたね😊
最後に3人で出ようとしたらセイディが呼び止められて戻るとドアが開いてる…
セラピストに声をかけられてドアを閉めて終わり!
あの声は明らかにブギーマンだった気がします…
ブギーマンは恐怖の具現化した存在だから死んだわけではなく生きてるってことですかね🤔
続きを気にさせる終わり方で個人的に好きです!
あとこの映画を観た後は暗闇に何かいるんじゃないかとちょっと怖くなりました笑
そしてドアとか開いてたら何かいそうで閉めたくなります笑
怖い映画をありがとうございました😊
普通に怖かったよ🤣
全然期待はしていなかったのだけれども
ブギーマンと言われたら観ちゃうじゃない🤔❓
そして思っていた以上に面白かった💀
普通に怖かったです😱(笑)←抗体落ちたかw
バンッドンッみたいな音で脅かされるのも
定番であるものの、そうじゃない部分で
しっかりビクビクさせていただきました🤣
姉妹が綺麗かわいくて、特に妹ちゃんの
球体の照明を御守りのように抱えてる姿も
可愛らしい😍
ブギーマンの容姿はほぼ目視出来ません🤣
ラストの終わり方、雰囲気も個人的には好き💀
Shadow Monster
ブギーマン自体初見な人です。「ZOOM」だったり「DASHCAM」だったりとロブ・サベッジ監督の日本公開済みの作品は観ているので、その雰囲気のテイストなのかなーと思い鑑賞。
母親を亡くした一家がそれぞれ心の悩みを抱えて葛藤している中、父のカウンセリングに来た男性が自殺してしまい、妹のソーヤーが黒い何かを見たことにより不思議な言動を発し出し、セイディもその黒い何かを目撃し、姉妹でこの事態を解決するために動くが、黒い何かがどこからともなく近づいてくる…みたいな感じのあらすじです。
予告の感じでいくとスプラッターものなのかなと思ったんですが、ジワジワっと気味の悪いシーンをチラ見せしては心の葛藤を見せて、油断したところに爆音でブギーマンが現れるが続くので、音にもブギーマンにも慣れてくると怖さは感じず、どの辺で来るのかなーとソワソワして待っていました。この時点で怖さとかはそこまで重要じゃないなと思いました。
説明が欲しいところをポンっと飛び越えて次のシーンに進んだり、爆音を鳴らしたりで誤魔化すので、そこはもう少し詰めて欲しかったなと思いました。
カメラアングルはなんだか穏やかではない撮り方で、監督の前2作は固定カメラだったりしたのでその点は気にしてなかったんですが、こういう見せ方もできる監督なんだなと感心しました。
ブギーマンの造形は程よいキモさで良かったです。この手のエイリアンは予算によってはとんでもないゲテモノが出てきてしまうものなのですが、しっかりとしたCGで殺しも脅かしもポンポン繰り出してくるので、その点での満足度は高かったです。光と火にもろやられる割にはそれらに突っ込んでいくので、コイツはバカかなと半笑いで見ていました。
セイディを演じたソフィー・サッチャーさん、ソーヤーを演じたビビアン・ライラ・ブレアさんが好演していました。姉妹が怪物に立ち向かう構図を今年はよく見ますが、その点では今作はトップクラスに良かったなと思います。
全体的なテーマはしっかりとしたもので、母親を亡くした過去にしがみつくよりも、その先の未来を見ようといった感じで、過去を振り返ることをし続けていた一家をブギーマンは狙っていましたし、自殺した男性の奥さんもその過去にしがみついていたが故にあんな結末になってしまいましたし、ラストシーンの扉を開かずに閉めたシーンも過去を振り返るのを辞めるというある種の決意表明的なものなのかなと思いました。
ホラーとしての怖さは感じませんでしたが、ロブ・サベッジ監督作の色は出ていたなと思いました。ジャンプスケアをくどく見せないのは好印象でした。次回作以降も期待したいです。
鑑賞日 8/24
鑑賞時間 12:30〜14:20
座席 E-11
"おったん?…笑"な映画
おるのか?おらんのか?笑
その微妙な境目やら心理描写をもっと突き詰めて行けば、もっと怖いサイコスリラーとか出来たんちゃうのん?
…と、いらんお節介な感想が出て来てしまうんですが…笑
とか言いながらも、…
みなさん芸達者な役者さんばっかりでキャラ立ちも良くて、90分間結構釘付けで楽しませてもらいました!
評価があまり良ろしゅうないけど、面白いよ笑
ひんやり
ブギーマン
原作はスティーブンキングさん。
どこまで原作通りか判りませんが
材料少なめだけど
ボリューム満点かさ増しホラー料理って感じでした。
長女の終盤の負のループ(ホムパ辺りから)が
モヤモヤして「んもう‼️」思っちゃうし
パパ、だいぶ使えない〜‼️
こういうクライマックスまで
大人が信じない系ホラーでは
ギレルモ製作の「ダーク・フェアリー」みたい
あっちの方がバッドエンドなんだけどねぇ。
暗闇の演出が恐怖感が増して
怖かったです。
振り返るな。誰にでも弱みを握られる可能性がある
かなりマイナーなホラー映画かと思っていたんですが、意外と楽しめました。
キーポイントは、セイディが最後の場面で開いていたドアを閉めたところかなと感じました。「過去を振り返るな」というメッセージ性を読み取ることができました。
母親を亡くしていることから、家族3人とも過去に囚われていると感じました。そこをブギーマンという怪物に弱みをつけこまれたのでしょう。
自殺した男性の家族もセイディの家族と同じように過去に上手く向き合えないまま、月日が過ぎていったのかなと思います。
「イット」と「ミーガン」を融合させたような雰囲気で、セイディやソーヤーのキャストが良かったです。
なかなか上品なホラーで、最後までハラハラしました。
信じられなくて後悔。
家の暗い場所に住み着く怪物の話。
母が亡くなり父、姉妹の3人で暮らす一家に、セラピスト&大切な人を失った悲しみがわかるが理由で、父の元へ予約もせずに飛び込みで来る怪しげな1人の男、その男が得体の知れない何かを家に連れてきてしまったから始まるストーリー。
スティーブン・キング原作とのことで気になり鑑賞。
感想は、スティーブン・キングっぽいな~って感じです。得体の知れない者が徐々に迫り、観てる側を心理的に追いつめ怖がらせるみたいな!こんな感じの作風が多いなってイメージです私の中では。(違ってたらすみません)
製作側の狙いにまんまとハマッたって感じでした楽しめたし、心理的に追いつめられた感じで楽しめました!
正統派ファミリーホラー
少し前に事故で母親を失った家族。 長女は母親を忘れられずにいた。
ある日、自宅で精神科医を営む父親のもとに、世間から子殺しの疑いをかけられ心を病んだ男がカウンセリングに訪れる。
その最中、父親が席を外した隙に男は宅内で自殺。 それをきっかけに家族に不気味な影がまとわりつくようになる。
ネタバレあり感想
ホラー映画によく採用される「家族を守る」「家族の絆を修復する」を主題とした正統派ホラー。
主題はいいものの、シナリオの枝葉にまとまりが少し欠けている、というのが本作の感想。
おそらくブギーマンは家族のトラウマが具現化して、家族に取り憑く悪霊。
主人公家族は母を失ったトラウマ、自殺男家族は赤ん坊を失ったトラウマに取り憑かれている。
多分伝染すると思われ、ブギーマンは劇中2ヶ所に登場する。
コレ、両家族のブギーマンが同一なのか違うのか言及がない。
自殺男の妻が、自宅に現れるブギーマンをショットガンやクレイモア?を駆使して倒そうとするが、
倒したところで、主人公家族側のブギーマンも死ぬのか不明。 そのためこのシーンがとても中途半端に映る。
(自殺男家のブギーマンを倒して解決、と思いきや主人公家のブギーマンは健在でビックリ!
とかならわかるが、そういう展開では無い。)
また、「ビッチたち」は完全に蛇足で、こういうキャラが登場する理由は序盤で次々と犠牲になるというのが王道なのだが、
ブギーマンの性質から、襲われる可能性はないことが分かるし、ストーリー回しにも必要がない。
完全にポリコレ対応要員としての意味しか無い。
そのぶん、主人公家族の絆の描写がイマイチ不足しているので、学校のシーンは極力カット。
盛り下がるパーティシーン、草をキメるシーンは全面カットし、家族描写に当てた方が良かった。
良いところとしては、
伏線であることが見え見えの母親の遺品、コックリさん的な描写など
あえてわかりやすく先が読めるシナリオにしてあること。
母親との絆がしっかり描けているところなんかは割と好感が持てた。
最後に
本編開始後に入場してきて、携帯のライトを灯して前を横切ってきたクソ女。 二度とやるな!
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