ブギーマンのレビュー・感想・評価
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セイディの勇気はすごい
母の死から立ち直れずにいる女子高生セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父ウィルもまた、妻を亡くした悲しみから娘たちと向きあえずにいた。そんなある日、ソーヤーが家の中で怪しい何かを目撃し、最初はとりあわなかったセイディも気づき、そして、娘たちの異変にやっと気づいたウィルは解決を図ろうとするが・・・てな話。
暗闇が好きな黒い怪物、って正体がはっきりせず、突然現れて音で脅かすとか、形もはっきりせず、反則だ。
怖いかどうかの問題じゃない、こんなのが受けたらどんなのでも出来る。
星は付けたくないくらいだが、セイディ役の勇気ある行動はすばらしかった。
暗闇への恐怖をブーストする
シンプルに怖い。ストーリーには、なんのひねりもない。ひねりがない分、人間に刷り込まれている暗闇への恐怖を手を変え品を変え、グイグイ刺激してくる。喉はカラカラ、体に脂汗が染み出して気持ちが悪い。
ホラーの教科書通りに、プロローグでブギーマンの惨劇がお披露目される。これは、正攻法で攻めてくる予感。
主人公セイディと妹ソーヤは、母親との突然の別れに心の整理がつかない。心の傷を負った少女に魔の物が一気に寄ってくるのではなく、父親を介して侵入してくる用意周到なシナリオで、徐々に緊張感が増してくる。
セイディの学校での微妙な立ち位置と、最初の惨劇で生き残った母親との関係が物語を揺さぶり続け、いよいよクライマックスへ。
幼い頃の怖い記憶が蘇ってくる。豆電球の光が届かない廊下の隅で、蠢く何かが怖くて立ちすくんでしまったこと。
人間が本能的に持つ闇への恐れをブーストしてしまう作品でございます。
フツーにちゃんとしたホラー映画でした。
暑いので涼しい映画館でホラーでも…と初日の朝っぱらからブギーマンを見ました。
無闇にスプラッターに走ってないのがかえって良かったです。
だから「血しぶきドバーッ!」を期待してはいけません。
あと、ブギーマンというから「ハロウィン」の白塗り無表情の大男の殺人鬼かと思ったら…アレ?💧
気になったのは、全体的にやや説明不足な部分はあるところ。でもまあそもそもがストーリー重視の作品でもないし、見る際にもそれほど深く絡んではこないからそこは目をつぶってあげようかな(*^ω^*)
個人的にはヒロインがかなり好みです。
やたら怯える妹ちゃんも可愛いっす❤️
ラストは完全に「エイリアン」のオマージュでしたねww
というか、ヒロインがリプリーに見えましたよ💦
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