「ブギーマン?」ブギーマン カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
ブギーマン?
本作のブギーマンは馴染みの?マイケル・マイヤーズではなく、暗闇に潜む得体の知れない何か。
アメリカの住宅は各部屋の天井にシーリングソケットがなく白熱球の間接照明がほとんどで、夜は日本みたいに煌々と灯がついていないため、子供たちからするとクローゼットや地下室、屋根裏部屋などは常に恐怖の対象みたいなところはあるのだろう。
そういった生活様式を上手く突いたのは良いアイデアだと思うが、残念ながらかなり既視感のあるプロット。
自分としてはブギーマン?よりも巨体のレスターの不気味さの方が怖くてたまらなかった。
彼がブギーマンになって行く過程を描いたお話かと勝手に思ったが全くの見当違いだった。
黒人のおばちゃんの精神科医もなんだか不気味だったし。
母を亡くしてしまった姉妹の勇気のモチベーションは家族を守ることだったと思うが、暗闇を高速移動しショットガンでも死なない相手にホッケースティック1本と電飾を巻き付けて戦う姿には恐れ入る。
母親の形見のジッポとジッポオイル・・・捨てずにKEEPしておいて良かった。
お母さん見守ってくれてたんですね。
白人の嫌味なお友達は少しでも良いので痛い目に遭って欲しかったりして。
主人公の女の子は可愛いけどズラっぽく見えたのはなんでだろう。
でも、まあまあ面白く観れました。
コメントする