天空のサマン

劇場公開日:

天空のサマン

解説

失われつつある満州族の言語や彼らが信仰するサマン(薩満=シャーマン)教を追った「ロスト マンチュリア サマン」の金大偉監督が、再び同題材を取り上げたドキュメンタリー。

映画「ラスト・エンペラー」でも知られる中国最後の王朝・清帝国を築いた満洲族だが、現在の人口は約1100万人で、消滅の危機にある満洲語をネイティブで話せる人は、もはや10数名しかいない。そして、彼らが信仰するサマンの儀式や祭りも、限られたわずかな村に残るばかりとなっている。

満洲人の父と日本人の母を持ち、音楽家でもある金大偉監督が、そんな失われゆく満洲文化の伝承に奮闘する人々の姿を追い求め、中国・東北地方の各地を旅していく。カメラは壮大な自然や儀式の様子、生き生きとした神歌や踊り、受け継がれた精神を語る穏やかな表情などを映し出し、天地人をつなげる満洲シャーマニズムの深淵を探求する。

2023年製作/117分/日本
配給:TAII Project
劇場公開日:2023年7月21日

スタッフ・キャスト

監督
製作
金大偉
撮影
金大偉
山本桃子
音楽
金大偉
ナレーション
金大偉
特別企画顧問
能澤壽彦
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フォトギャラリー

映画レビュー

3.5タイトルなし

2023年9月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ouosou

4.0監督の

2023年9月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

思いと人柄を知っているが上に、感想を書くとなると思い悩むが。上映後の一言交わしで、この映画はグローバリズムに抗う映画だね。と言う言葉に反応した彼の姿を見て、納得と同時に以下、感想を残そうと思う◎

社会主義と民主主義どちらも突き詰めれば現世利益追求の話である。その上、両者の対立で必ず付きまとうのが共産主義と資本主義であって、もうどちらも方法論の話でしかないのである◎

もうこんな馬鹿馬鹿しい対立はどうでも良く、現世利益か来世利益かを比較しても良い時代が来たんじゃないかと思ったのが、最近である(^^)

来世を思うからこそ現世では謙虚に丁寧に生きるのであり
現世だけなら結果オーライのジャニーズやビッグモーターな訳なのだw

そう言う意味では、現状の我が国の政治を観てても随分時代遅れな訳であり、論じるほどの状態にないことも、本作通じて理解できるであろう!

そうこのまま行くと映画で訴えられる状況は我が国も唯の鑑賞者では居られない。素晴らしい進言を受けた映画だった🎞️

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tomokuni0714

4.0シャーマンの語源は

2023年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

満州語のサマンなのですね。
知らないことが多すぎて、字幕を理解するのは難しかったのですが、片手で持ってもう片方の手で叩く太鼓とか、腰にたくさんつける鈴、大きな声で朗々と歌い、踊る、祈る人々を堪能しました。
大陸の厳しい自然環境、広い草原や森、広い空、雲もとても良かった。

300年前に一部の満州族は、カザフスタン近くのウイグルに移住を命じられ、その地に留まる。イスラムの影響を受けた満州族の言葉と文化が今でも残っている。

出てくる人やナレーションの言葉(字幕)の硬さが気になったが、素晴らしい映像だった。

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momoko.n