クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のレビュー・感想・評価
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原点
少し前に、「猫〜」と「リリー」と立て続けで観ました。
帰ってから頭の中はタランティーノでいっぱいで、夜な夜な過去作を観続けていた為レビュー遅くなってしまいました。
キルビル2作、フォー・ルームス、そしてナチュラルボーンキラーズまでいってしまいましたw(←ガーン笑)
もう30年以上も前ですか。。
渋谷のタワレコだかHMVだかのフライヤーで、
藤原さんだか、沖野さんだかが
レザボアについて語っている記事を見て、はじめてタランティーノを知りました(o^^o)
10代の私には、今思い返すと、理解できていなかったけど、衝撃が凄かった!
何これ!!すごい!!面白い!!
興奮冷めやらず、そこから色々な映画を観るようになりました。
タランティーノは私の映画の原点。
感受性豊かな年代でタランティーノに出会えた事は、私のその後の人生を変えたといっても過言ではない。
キルビルのユマサーマンに憧れて、胸まであったサラサラの髪をバッサリ切った。男ウケを捨てたwモテなくなったw
あれれ??けど、良かったw
タランティーノの強烈な風刺、バカバカしい笑いが大好きになったし、エロもグロもいけるようになったw
脚本の巧みさ、映像の緻密さ、音楽、何もかも最高なんだよぉぉぉ!!!!
どの作品も、どのカットを切り取ってもワクワクするんだぁぁぁ!!
ふぅ〜〜。。落ち着いてwこわいよw
さてさて、
きりがないので、本作は♪
タランティーノにゆかりのある人物のインタビューをメインに、アニメーション、タランティーノのプライベートや制作の裏側を切り取った写真、記事の見出し、過去作の映像などが散りばめられた宝箱のような作品です。
豪華キャストがタランティーノについて語っています。
みんな、タランティーノの作品に関われた事を誇りに思っていて、リスペクトしている事が良くわかります。
本当に愛されているんだな〜と感じニヤニヤしてしまいました。
ハーヴェイについても若干触れられますが。。
まぁ、彼なしでは私達はタランティーノの傑作に出会えていない事は確かなので。。
何とも皮肉ではあります。。
タランティーノ。。
引退まであとわずかですね。。
ほんとかな?
信じられないね。
撤回しても、いいんやで。
あと1作なの?
タランティーノの映画づくり最終章に入る前のおさらいという感じだったでしょうか。
楽しく振り返ることができましたし、それぞれの作品がつながっていたっていうのは新たな気付きでした。個人的には、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のエピソードも、もう少し観たかったなーと思いました。
マイナスなニュースの部分もきちんと盛り込まれていました。いつも思うのは、画面を通じてしか観ていない人の人間性を正確に判断することはできないわけで、不確定な情報のなかでアーティストやその作品の評価にまでフィルターがかかってしまうのは残念な気がします。
1994年公開初日、新宿にあったミラノ座の大きなスクリーンで「パルプフィクション」を観終えたとき、それまでに感じたことのない、忘れられない衝撃を受けました。以来、監督作品は欠かさず観ています。あのときのような衝撃を残す作品には未だ出会えていない気がします。
本当に次の10作品目が最後の作品になるのなら、その内容が楽しみだし、必ず鑑賞します。
「ワンス・アポン~」はオマケみたいな扱いだったような
面白いんだけど、
他のみんながタランティーノほど、オタクじゃないから、話の内容が深くないような。
千葉真一とか、モリコーネとかの話が一切出なかったのが物足りない。
知らなかったことを知れてますます好きになった
クエンティン・タランティーノがどんな風に映画を作っているのか、その一角を垣間見ることが出来た。
10作で映画監督を辞めるとのことだが、次回が10作目に当たるのでまだ見ぬその作品に今からソワソワしてしまう。
名優だらけの作品に予期せぬ事故やパートナーとの決別。
10作品目を放出したその後の活動もクエンティン・タランティーノのこれからに今後も目が離せない。
やっぱり夢中で見ちゃうよね
どうしてもタランティーノ好きには堪らない。
ただし避けれない問題もあって。
その辺をしっかり描きつつ、
タランティーノ擁護みたいな側面もあった。
(本当に愛されているんだろうけど、そう見えたって意味で)
やっぱり、こうシーンを切り取って見せられると
映画を観直したくなってしまうものですね…。
残り1本かーー、かなり寂しいですね。
しょうもないけど私のベスト9を。
1 デス・プルーフ in グラインドハウス
2 ヘイトフル・エイト
3 キル・ビル Vol.2
4 レザボア・ドッグス
5 パルプ・フィクション
6 ジャンゴ
7 キル・ビル Vol.1
8 イングロリアル・バスターズ
9 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
多少気になる点もあるが、ファンの方はぜひ。
今年276本目(合計926本目/今月(2023年8月度)15本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
※ 体調不良で投稿が遅れていたものを一気に追加する形になります。
そのため、個々短文評価になるものもあります。
(投稿日と日付は一致するとは限りません)
さて、こちらの映画です。
もともとドキュメンタリー映画というのに近く、実際に放映された映画などもはさんで展開していきます。その事情があることと、登場人物(ドキュメンタリー映画のため)が多数にわたることもあり、日本語字幕が、通常の場所のほか、左側、右側と3か所にわたって登場します(同時に出ることはあまりないように配慮はされています)。
ただ、上記のように実際に放映された映画をベースにして作られているドキュメンタリー映画のタイプのため、字幕をこのように入れると、字幕が見えづらい映画であるという点はどうしても否めません。実際、かなり見にくいのではないかな…という印象です(コントラストがあまりないところに日本語字幕が入っても読めない)。
もっとも、本映画を見る方はこの方について一定の理解があるという点において、あまり減点幅にもしたくはないところ、やはり最終最後は英語の聞き取りが求められるという点は否めないので、そこは何とかしてほしかったです。
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(減点0.3/字幕が読みづらい部分がある)
この点はどうしても仕方がないかな…という気がします。かつ、いろいろな方が出て話されるので、英語の聞き取りもしにくく、かなり全体の理解は高いです。ただ、当時の映画自体は画像としても流れるので、字幕がどうであろうが理解することは多少の難はあっても極端に無理ではなかろうということまで考えると、この減点幅にしています。
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映画賛歌と罪滅ぼしと
タランティーノの映画づくり遍歴を、出演者やスタッフの証言で辿っていく。コミカルなアニメも交えながら、時系列に紹介していくので、小難しいことは一切なく、とても見やすい。
明らかになるのは、タランティーノがいかに映画づくりが好きで、そうした彼の姿がキャストやスタッフにいかに愛されているかということ。まさしく映画賛歌というもので、映画好きにはたまらない。
タランティーノの作品といえば、どうしても過去の映像作品の「引用」とか「オマージュ」とかで語られがちだが、そうではなくて、「良い映画を作るために参照している」のであり、「そうしたことは文学や絵画でも同じ」ということには、目を見開かされた。
一方で、ワインスタインの問題も、避けて通れないものとして描かれている。このドキュメンタリーの制作意図ではないだろうが、タランティーノがいかに女性の活躍する姿を描いてきたかを強調するほどに、罪滅ぼしのように感じてしまうのは、うがった見方か。ユマ・サーマンとの関係についても…
とにもかくにも、「トゥルー・ロマンス」をはじめ、タランティーノ作品をもう一度最初から見直したくなる。
タランティーノ讃歌‼︎
出演者やスタッフなどゆかりの人たちがタランティーノ、そして彼の作品について語る映画好きにはたまらない作品。アドレナリンが出まくる至福の時間を過ごした。
①レザボア・ドッグス(1992)
②パルプ・フィクション(1994)
③ジャッキー・ブラウン(1997)
④キル・ビル Vol.1(2003)& Vol.2(2004)
⑤デス・プルーフ in グラインドハウス(2007)
⑥イングロリアス・バスターズ(2009)
⑦ジャンゴ 繋がれざる者(2012)
⑧ヘイトフル・エイト(2015)
⑨ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019)
こうやって並べてみるとホント凄い作品群。自分も夜を徹して語りたいけど相手がいない😭
女性をリスペクトするタラちゃんに拍手👏
見終わって、ひとまず安堵した
ハリウッドの宿痾の代表のように成り果てた帝王ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力事件と愛するタランティーノ監督の関係性に私も気を揉んでいたからだ
この記録映画って、まるでタラちゃんの立場を擁護するために作られたように監督の女優たちへのリスペクトが入れ替わり立ち替わり俳優側から語られてゆく不自然な程に、そして本人は一切登場しない異色なドキュメンタリーだ
才能溢れるがキャリアゼロの若者で只の映画オタクのレンタルビデオ店員だった新人脚本家が映画好きな周囲の映画関係者たちに支えられてワンチャンものにしアメリカンドリームを掴むヒストリーが8作品の時系列振り返りでテンポ良く描かれてゆく
資金面、興行面等で支えてもらってきたのが渦中のワインスタインなので、今も収まるどころか燎原の炎のように拡大炎上🔥し続けるミートゥー運動に対するタランティーノ陣営の世間への防衛的なメッセージのように見える内容
確かに対応を過てば映画人として致命傷を負いかねず、この作りも致し方無しと私は思った
タラちゃんファンなら、そんな曇った目で見ないで、タランティーノ組面々からタラちゃんへの愛とリスペクトに満ちた証言を素直に心から楽しんだ方がいい
最後かもしれない10作目が待ち遠しい🫶
ミラマックス
一番観ているタラ作品は「パルプ・フィクション」
一番思い入れがあるのは「ジャッキー・ブラウン」
個人的タラ映画男優はサミュエルLジャクソン
女優はユマ・サーマン
二十代からの付き合いのタランティーノ映画
観客は見事に自分も含めおっさんずラブ!!(お盆の終戦記念日に朝イチで観に来るくらいだから)
ありがとう、いい監督です
『映画に愛された男』ではなくて、『映画を愛し、映画に関わる人をこよなく愛する男』
タランティーノに天賦の才能があり、誰よりも映画を愛していることがわかる。そんな映画人はいっぱいいるが、俳優やスタッフに愛され、彼らとの絆を大事にすることに関しては映画界随一ではないかと思う。
タランティーノ本人ではなく、俳優やスタッフの熱い語りがそれを証明している。しかも彼らは、タランティーノを教祖のように崇める訳でもなく、かけがえのない映画仲間として最大にリスペクトしている。
タランティーノの黒歴史となってしまったハーヴェイ・ワインスタインとの関係も避けずに語られているが、若干の歯切れの悪さも感じる。
劇中で使われているアニメーションが秀逸。タランティーノの表情を上手くデフォルメしたり、ワインスタインを絵でこき下ろしたり、アニメだけの編集バージョンを見たくなる。
映画がますます好きになる作品でございます。
ビバ‼️タランティーノ‼️
「レザボア・ドッグス」でデビューしてから最新作の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」まで、クエンティン・タランティーノ監督の人間像に迫るドキュメンタリー映画です‼️10作で引退すると明言しているタランティーノ監督ですが、製作した9作品全てが傑作、又は秀作というのは世界映画史上でも稀‼️でもこのドキュメンタリー作品を観ていると、いかにタランティーノ監督がキャスト、スタッフを始め、人間関係を大事にしているか、そしていかに映画を愛しているかが垣間見られ、また全てのタランティーノ作品を再見したい衝動に駆られました‼️様々なスタッフやキャストがタランティーノ監督について、インタビューで答えるという形で映画は進行していきますが、「パルプ・フィクション」で完全復活したジョン・トラボルタ、タランティーノのミューズとも呼べる「パルプ・フィクション」「キル・ビル」のユマ・サーマンには是非出演して欲しかった・・・
当たり前の事だが、彼はアーティストだ。
彼の構想で脚本が、鉛筆で書き上がるようだ。
それがスケッチで、
それを読んだだけで出演者は出演したいと熱望するのだからビックリしてしまう。
そして、その仕上げが撮影現場で出演者と共同で即興を交えながら、監督自ら出演しながら完成されていくのだから画面に自ずと熱量と迫力がほと走ること間違いない。
絵コンテするほど自己の固定イメージに固執していないのだろう。
撮影関係者がファミリーとして一体となって創作されるようだ。
現場主義、現実主義、現物主義のアナグロ世代なのだろうか?
まだ、60歳!
引退まで少なくとも五作は頑張って欲しい。
映画は、
30年も前の撮影記憶を楽しく語る俳優の愉しげな色々な作品との回想の場面のシンクロ画面が堪らない。
出演者の衝撃的な発言が当時の時代感覚を彷彿させる。
でも、残念ながら彼の作品の半分は観ていない。
ネットで穴埋めするしかないか!
その作品は、
デビュー前に脚本を手がけた「トゥルー・ロマンス」が93年にトニー・スコット監督、
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」が94年にオリバー・ストーン監督により映画化。
自身監督2作目「パルプ・フィクション」(94)にはスターがこぞって出演し、カンヌ国際映画祭ではパルムドールを、アカデミー賞では脚本賞を受賞した。
以降、「ジャッキー・ブラウン」(97)、
「キル・ビル」2部作(03、04)など話題作を発表し、
「イングロリアス・バスターズ」(09)と
「ジャンゴ 繋がれざる者」(12)でもアカデミー脚本賞にノミネートされ、後者で2度目の受賞を果たした。
近年の監督・脚本作に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(19)
この映画を観る前に、
今年の3月にパルプ·フィクションを観たばかりなので、
出演者の興奮した逸話話しがよく分かった。
同時上映している映画館もあるので、
作品を見てから本作を鑑賞することをお勧めします。
(o^^o)
奇才クエンティン・タランティーノの素顔を、
彼の作品の出演俳優たちが明かしたドキュメンタリー。
唯一無二の作風で世界中の映画ファンに支持され、
長編10作目を完成させたら映画監督を引退すると公言しているタランティーノ。
監督デビュー作「レザボア・ドッグス」から8作目の「ヘイトフル・エイト」までに出演したサミュエル・L・ジャクソン、ジェイミー・フォックス、ダイアン・クルーガーら俳優やスタッフたちが登場し、
「レザボア・ドッグス」の伝説の耳切りシーン誕生秘話、「パルプ・フィクション」のキャスティングの裏側、
「キル・ビル」撮影現場で起きた事故の真相、
そして盟友ティム・ロスが明かす引退後の計画など、
驚きのエピソードの数々がタブーなしで語られる。
リチャード・リンクレイター監督についてのドキュメンタリーも手がけたタラ・ウッドが監督を務めた。
ハテナ?
この映画が、今まで見てきたタランティーノ映画の難解さ、理解を超えた場面をキチンと説明してくれた。
どなたかのレビューで、本人より「ファン」が(ファン向け?)作った映画だと思った。
映画に込められたメッセージの解説してくれてる。
無性にタランティーノ映画見たくなった。
良ドキュメンタリー
タランティーノのドキュメンタリーで、各作品のネタバレありなので、イヤな方は映画本編の方を観てからが必須です。
かなり面白い内容で、終わるまで目が釘付け状態(笑)
面白かったー♪
作品の裏設定や撮影の裏話、タランティーノが持つ作家性や彼の生い立ち、などなど…
タランティーノがキャスト達スタッフ達に愛されてるのが、よく分かります。
確かに現場たのしそう(笑)
タランティーノの、人間らしい場面、優しさ、にも触れてて、
マイケル・マドセンはインタビュー中に泣きそうになる場面も…
なんか意外だったな…
そして、このドキュメンタリーは、関わりのあった例のハーヴェイ・ワインスタインにも触れられてます。
ちなみに、僕はタランティーノの作品では『キル・ビル』が1番好きです♪
タランティーノ本人より作品のファン向け
ドキュメンタリーにありがちな、本人の半生を綴るようなものではなく、あくまでタランティーノの作品をベースに、関わる演者やスタッフが当時感じた事やエピソードを語るという内容。
各作品のこぼれ話がふんだんに盛り込まれていて、ファンなら楽しめるしもう一度作品を観たくなる。
インタビューベースで退屈かと思ったら素敵な演出が随所にあるし、何より関係者の語り口自体がタランティーノ作品に通じるお洒落さ。
シークレットでロバートロドリゲスが出てくれるかと期待していたのでそこだけが残念。
全体的に文句なしです。
あと、劇場で配布されたステッカーが素晴らしい。あれだけで1000円ぐらいの価値はある。
まだ観ていない人はすぐ行きましょう。
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