イビルアイのレビュー・感想・評価
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78点これは悪夢なのか?それとも現実なのか?
祖母の真の目的とは…?
次女の病気の治療のために人里離れた母方の祖母へ預けられる姉妹が体験するヒューマンホラーが題材のホラー作品。住み込みの家政婦が"怖い話聞かせてあげようか"から始まる魔女に纏わる怖い話からの本当にいるのではなかろうかと子供ながら錯覚してしまったのかと思った序盤。
ところが、エンディングに至るまでの展開は予想だにしない方向へ。使用人がナラがプールを使うにも関わらず掃除をしなかったがために掃除中に亡くなったことを皮切りに、徐々に魔女としての本性を露わにしていく。
最終的には屋根裏の部屋で祖母の秘密を知り得たところで自宅へと戻るのだが、若さが欲しいがために娘である姉妹の母親を殺し入れ替わりを果たし家で寛いでいた時にナラが母親じゃないと勘づきエンドロールへ。最後まで展開が読めなかったからこそとても面白い作品だなと思いました。
ストーリーは面白いのに、効果音とかテンポとかがなぁ
長女はかわいそう
邪視が出てくるわけでもなく、「イビルアイ」って何?
「ローズマリーの赤ちゃん」みたいな、ヒロインは捕まったまま逃げられずその世界で生きるしかないという絶望的な話。
婆さん怖すぎ。
怖いが実は孫思いの良いヒト?ということもなく、結局最後まで邪悪。
ホラーとしての雰囲気はめっちゃあり、ジャンプスケア多めで不穏さを煽るが、ハナシがわかりにくいしもったいぶっている割には伏線回収がなかったり、夢のシーンが多すぎでハナシが進まず、ちょっとうんざりする。
それにしても母レベッカ、明らかに二の次扱いのナラだけならともかく溺愛する次女ルナまでなんで邪悪と分かっているばあさんに預けるのか、なぜ血はルナでなくてはならないのか?
そして、父親、バカ?
お姉ちゃんのナラが長女ありがちでかわいそう。
妹のために我慢させられ、親の、特に母の愛情も妹にばかり。必死で妹を守るが、お姉ちゃんは誰にも守ってもらえない。妹が亡くなったのも自分のせいと自分を責める立場に置かれる。本当は親は何してんだか、なんだが。
邪険にされていたとはいえ、自分が殺したのが実は母だったと分かったナラは、これからどう生きていくか。長女はつくづく損です。
音や不意打ちでかなり驚かせてくる。終盤心臓ドキドキ、頭がクラクラ。瞬きできない
この夏2度目のホラー映画鑑賞。そしてまたもや海外作品で前回と同じ映画館。そして初の深夜帯鑑賞。これまでで最も遅い時間の上映回で観ました。
近年見たホラー映画やスリラー映画の中でもトップクラスにビビった。ここでは来ないだろう、と油断していると、急にばあちゃんが不意打ちのように現れて、その時の「デーン」などの効果音?がこれまた超デカくて何回もビビった。
終盤は展開が速まって一時も瞬きしていられない。半端ないハラハラドキドキと、「嘘だろ!?」と驚きと衝撃の連続で、心臓バクバク。スクリーンに釘付け。ワンシーン、訳がわからなくて極めて気味が悪い、奇妙なシーンがあって、そこはもう頭と目がクラクラ。逃げ出したくなったほど。終盤で、「終わったか」と思ってると最後の最後でもうワンシーン驚きと絶望シーンがあります。
これを見ると、おばあちゃんの家に遊びに行くのが怖くなるかも。
あと、婆ちゃんの家にいるお姉さんのおとぎ話は、意外と重要なので、字幕をしっかり読んで聞き逃さないようにして下さい。それが重要な伏線になります。
しっかりした説明のないシーンもあって、モヤモヤが若干残りますが、ホラーとしては結構な傑作だと思います。このような作品をまた観たい。
なお、大きな減点対象として、ポスターのキャッチコピーでもある「邪眼」が結局あまり関連してこないし、結局邪眼は登場しなかった。
事情を理解している限り、低評価にはなりにくい映画。
今年277本目(合計927本目/今月(2023年8月度)16本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
メキシコ発のスペイン語によるホラー映画です。全編すべてスペイン語による展開になります(この映画名タイトルも便宜上のもので、映画が始まるとスペイン語による本題が表示されます。混乱に注意)。
展開については多くの方が書かれているのであえて…といったところですが、まぁ確かに展開としてはわかりやすいものの、妙に不必要な情報が入っていたりとわかりにくい展開は確かにあります。ただ、ホラー映画という観点では直球を投げており、変などうでもいい表現ほかで紛らわしたりといったことがない以上、あまり減点幅は見出せないところです。
日本で、メキシコなりスペインなり、スペイン語によるホラー映画というのは年に数本あるかないかなので、迷った方はぜひぜひ、といったところです。
一部、メキシコの歴史・文化に関する字幕が出てきて混乱させるところは多少ありますが、高校世界史程度で何とか補えるといったところです。
減点対象まで特に見出せないのでフルスコア扱いです。
Young adult
病気の妹の治療のために初めて会う祖母の家に向かうが、どうにもその祖母がおかしいと疑う姉妹が2人きりにされて…といった感じの作品です。思っていた怖さでは無かったので肩透かしを食らいましたが、見所はちょくちょくありました。
じわじわっと怖がらせるタイプかと思いきや、基本的にジャンプスケアで驚かせるタイプの作品だったのが惜しいなと思いました。物語の変化の無さにウトウトしていましたが、とんでもないボリュームで驚かせてくるので、目覚めるには十分でした。
ホセファが魔女の魔術を受けなかった事により年老いてしまうが、レベッカは魔術を受けて若さを保ち続けた、その結果若い男性と結婚し、生活を楽しんでいたが、若い血を摂取してからホセファが若返り、レベッカの代わりに家族の元へ、そしてレベッカはホセファに間違われたナラに殺されると怒涛の情報量でした。
3つ子の顔の似てやすさを利用した入れ替わりホラーとしての見せ方は良かったなと思いました。ホセファが最初の方から異常性のある人物として描かれていたので、それを一切疑う事なく見れたのままた良かったです。
回収されない伏線が多かったせいもあって、なんだか映画自体を解釈できなかったなと思うところが多々ありました。血縁関係を重視するドラマとしては、姉に魔女を継がせたり、妹の血を摂取したりと、やっていることがめちゃくちゃなので、そのドラマに共感する事はできませんし、アビゲイルカップルが謎の舞をしていたのも特別説明されませんから疑問符がついたままですし、両親は一体何をしに娘たちを放っていったのかも有耶無耶にされてますしで、スッキリはできませんでした。
最低限、願いの代償に失うものなどは描かれていたのでまだ救いはあるんですが、なんとなくそうなるだろうなという展開はそのまんまそうなるので、そこはもう少し捻ってほしかったなとは思いました。
おどろおどろしいホラーを期待していた身としては首を傾げる出来にはなっていましたが、悪い作品ではないと思います。ただ真夏にねっとりしたホラーは息が詰まっちゃいます。
鑑賞日 8/8
鑑賞時間 20:35〜22:25
座席 F-7
田舎に伝わる怖い話は…
アイザック・エスバン最高傑作
観たい度○鑑賞後の満足度△ ポスターのインパクト抜群の眼無し婆さんのビジュアルなど一度も出て来なかったぞ!と、何を書いてもネタバレになりそうでコワイ。
①大きな音(だけで)脅さないでくれる?年寄り(とっしょり)には心臓に悪い。
②初めはブー垂れてスマホばかりイジッていたのに、魔女の話を易々と信じてしまい一人キャーキャーと騒ぐ姉娘がウザイ。
全部彼女の妄想だった、という展開も面白かったのでは。
③結局魔女一族の内輪揉めの話でしょ。ババアも魔女なら母親も魔女(塩で焼けちゃたもんね)、姉娘も妹娘も魔女の血を引いていたわけで、いずれああなるのかしら。
親族内で片付けて余り他人を巻き込まないでね。
④まあ、箸にも棒にもかからないという程ではなかったので採点はこんなもんかな。
あんまり目は関係ないよ。
期待外れ
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