「卑猥なセリフの哲学!?」天使の影 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
卑猥なセリフの哲学!?
難しいことは置いといて物語が進む程に話が見えてこない、ヒモ男を演じたファスビンダーの役者としての存在感とわかりやすいくらい様変わりする方向性へと黒のレザーを着込みながら、場面に合っていないような音楽が陽気に流れるのは印象的でお世辞にも若くない娼婦たちが屯する場面に斬新さを感じながらファスビンダーのLookなのだろうか、ダニエル・シュミットの監督作を初めて観たのでどちらの感性が最も強く出た作品であるのか?
これはタル・ベーラの『サタンタンゴ』を超えてしまったかもしれない残酷な描写が物語との関連性が全くないのでは?と思われる場面で、引き続き部屋の中では小道具的な扱いに、ファスビンダーが好きな映画ファンで猫を愛する観客にとっては最後まで集中して鑑賞できるのであろうか!?
ちなみに柳下毅一郎さんを発見、BLACKHOLEを見てますと一言、声を掛けられなかった。。。
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