「ド迫力の砂漠での突破劇」カンダハル 突破せよ ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
ド迫力の砂漠での突破劇
イラン情報局、イスラム国、タリバンゲリラ、パキスタン情報局、タジク人武装集団などに追われながら、CIA工作員とアフガン人の通訳は、カンダハルのCIA基地にたどり着けるか?
追っ手の多様な集団が互いに戦ったりするから、見ている我々は混乱するが、それがまさに混沌の中東の現状なのだろう。
サウジアラビヤ始め、ほとんど中東ロケで、現地感と砂漠の熱気が伝わってくるし、暗視スコープを使いながら夜の砂漠でヘリと戦うシーンは、オリジナルで面白かった。
ど迫力の戦闘シーンばかりでなく、中東の人々の悲劇を凝縮させたようなアフガン人通訳の存在も、印象に残った。
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NOBUさんのコメント
2023年10月23日
今晩は。
今日からの仕事の下準備をしているのですが、何か興が乗らなくって。
今作品はジェラルド好きも有り、期待して見たのですが、度嵌まりしました。現況下の状況も有ったかと思いますが、絶望的な状況でもそれまで接点のなかった立場も違う二人が困難を乗り越える過程で築いた絆。モーが言った言葉"だから、アフガニスタンは一つに成れないんだ!"は響きましたね。では。