カールじいさんのデートのレビュー・感想・評価

劇場アニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」のその後を描く短編作品。長編アニメ「マイ・エレメント」の前におまけとして上映され、ちょっと得した気分でした。

ストーリーは、友人女性から電話でデートに誘われたカールじいさんが、久しぶりすぎるデートでどうすればいいのか、何を準備すればいいのかわからず、飼い犬・ダグに相談しながらあたふたする様子を描くというもの。

カールじいさんが久々のデートの誘いを受け、困惑しながらも楽しみにしている様子が伝わってきます。また、そんな自分の姿を亡き妻に見せまいとする、複雑な思いも見え隠れします。登場人物はカールじいさんとダグだけですが、二人のやり取りを通して、カールじいさんの胸の内を細やかに、コミカルに描きだします。さて、このあとどのようなデートになるのでしょうか。続きがメッチャ気になります。わずか7分の作品ではありますが、キャラクターのユーモラスで滑らかな動き、世界観を感じさせる絵づくりは、さすがピクサーです。

ちなみに私は、長編アニメの方は未鑑賞でしたが、前日の金ローで半分ぐらい観たので、なんとなく作品背景を知っています。そうでなくても、カールじいさんの今の生活や妻が亡くなっていることがわかる描写がきちんと入れられているので、予備知識なしでもある程度はわかります。でも、最愛の妻やダグとの関係は、長編の方を観てないと理解できないと思います。私もこれを機に、長編の方を改めて鑑賞したくなりました。

マイエレメント本編前に流れるショートムービー。映画カールじいさんの空飛ぶ家の後日談です。
カールとダグしか出てきません。ダグがとにかく可愛くて良かった。カールの新しい人生の物語。

白髪の爺さんと犬がほのぼのとしてる話。

スクリーンを間違えたかとチケット見なおしました。
白髪の爺さんが突然白髪染めし黒くして犬が驚いたり、写真を見て亡くなった奥さんを思い出したり。
短編で、マイエレメントの付録としては悪くなかった。

への思いがいいですね。

カール爺さんのボロ泣きした思い出シーン思いだしました。

前に向いて歩いていかなくちゃですね。

　カール爺さんは初めて見るので、どういう爺さんか全くわからない。ワンコの翻訳機は、日本製なんだろうか。

　それなりに楽しめる短編でございます。

カール爺さんと愛犬ダグの友情の物語。
ほのぼの！

83

－ 「 マイ・エレメント」の前に上映されたので、”劇場を間違えたか！”と思ったが、ヤレヤレ、ビックリさせないでよ！－

◆感想

・カール爺さんの亡き妻と愛犬に対する愛情を感じた作品。

・それでも、カール爺さんは亡き妻の写真を伏せて、身だしなみを整えて、デートに行くのである。

＜人生、連れ合いを亡くしても終わった訳ではないよね！
　人生は最期まで、連れ合いの想い出を大切なモノにつつつ楽しむものなのである。＞

■などと、綺麗ごとを書いてレビューアップしたが、私にとっては家人亡き人生は考えられないのです。
　故に評点は３．０とさせて頂きます。
　ご寛恕願います。

おじいさん

エリーさんへの愛は不滅。
されど、前作の終盤に
「あなたには新しい冒険に旅立ってほしい」
とエリーさんの想いが綴られていたように思います。

できれば、前日譚のような作品も観てみたい。
でも、それは観る者の想像力なのかもですね。

将来に素敵な未来がありますように。