春画先生のレビュー・感想・評価
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恋に恋をする
普段はあまり日の目を浴びないようなコンテンツを、面白可笑しく学べる映画がすごく好き。最近だったら「高野豆腐店の春」や「せかいのおきく」なんかがそう。映画は冒険だと思っている探究心強めの私にとって、そのような作品はすごくハマる。本作もそう。文学とコメディを上手く掛け合わせた、見事な作品。いやぁ、面白いね😁
思った以上にR15やっていたからビックリした。
春画を無修正で劇場公開した初の映画らしく、そのために年齢制限がかかっているんじゃないかと勝手に想像していたけど、かなりちゃんと踏み込んでくる笑 でも、性に関して恥ずかしいと思っていた自分が恥ずかしくなるばかり。先生(内野聖陽)と辻元(柄本佑)が、世の性に対する向き合い方について一蹴入れる。ゾンビで語る〈快楽とは〉にすっごく納得してしまった。先生、その方向で新作頼みます...!
ポップで笑えるコメディ風に仕上がっているけど、根は真面目に春画を描く、映画にあるべき素晴らしいスタンス。内野聖陽と柄本佑のマシンガントークがたまらなく面白くて、北香那との相性も完璧。ポルノ映画は結構苦手なんだけど、本作は文学的過ぎず、コメディ過ぎずでちょうどいい塩梅だからすごく見やすい。内容がないようだから簡単にオススメは出来ないけど、興味を持ったらぜひ見て欲しい作品です。
恋に恋をする。
中学生の時、あなたも経験しませんでしたか?私は春画にその気持ちなのです。というこの言葉。なんだか、とても胸がドキドキする。未知の素晴らしきものに出会った時、その感覚に襲われる。めちゃくちゃ共感。自分にとっての春画が映画だったから。心が揺れるのが心理的にも物理的にも現れているのもとても面白い。ラストはぶっ飛びすぎていて何が何だかだったけど、随所に響くセリフや演出が沢山ありました。そんな出会い、またしたいな。
春画という言葉が予測変換ですぐ出ないことから、まだまだ世には浸透していないし、性的なものとして片付けられているんだろうな〜と感じる。主人公ほどではないけれども、私もこの映画を見てとても魅了されました。性愛を知ることは、歴史を知ること。歴史を深く読み取るには、性が大切になると。全く知らなかった、美しい文学。知れて良かった。
思ってたんと違う…けど
北香那の際立つ天才ぶりを確認する作品
コロナ禍の時期、フジテレビ系で放映されたドラマ「隕石家族」で天才俳優現る!と感じた北香那。
この映画でもヒロインとして素晴らしい演技を見せてくれました。瞬間瞬間に生まれては消える複雑な心情を、顔や身体中のあらゆるパーツを駆使して表現する様は、怪演という言葉を当てはめてもいいでしょう。
同じく天才の内野聖陽や安達祐実などの俳優とのやり取りでも、全く引けを取りません。配役もあり、なんなら上回ったかも。
また、柄本佑は相変わらずクールで、車を運転する姿を見て、モーターサイクルつながりのシン・仮面ライダーを思い出さずにはいられませんでした。
あえて色を塗らないことでセクシーさを表現したという春画。映画の中でもあえて映像なし、音声だけで描かれた場面に同じセクシーさを感じました。
また、春画は1人でコソコソ見るものではなく、カップル同士、友達同士、場合によっては親子で見て、面白がっていたそうです。そのバリエーションも多様で、昔の性認識は現代と比較しておおっぴらでおおらかだったようです。
映画の中盤以降は、そのような感覚を反映したようなアブノーマルさ、コメディっぽさ満載でした。ロマンポルノっぽくもあり、コントっぽくもあり。
#回転春画
なんじゃ、こりゃ。
すけべ心で観に来たけれど
"春画"と聞いて下心が湧かないわけがない
と言っても「私は春画が好きです!」と大声で言うには恥ずかしいしわざわざ人に宣言するものじゃないでしょ
そこに"先生"が付くと何だか取っ付きやすくなったもんだから観たいと言えたんです
でもやっぱりすけべな気持ちはありありで見たいと思ったことは事実です
先生の初回の講義で「春画」に対する下心からもっと他の部分を知りたい!
そう思ったのがこの作品の導入部でした
それだけで春画を真剣に見たいと思わせる説得力があったのです
不埒な気持ちで見に来てすいません、真面目にちゃんと見ますと思い直して見続けておりました
先生の説明に、江戸時代まではもっと男女のいとなみのことはオープンであったとか言ってたな
今の時代になってやっとこんな作品がシネコンで上映される自由な時代になったのですね
けしてポルノ映画ではありません
ありませんがそれを何となしに期待して見に来たことも事実です
でもそれ以上に収穫のあった作品に出会えたと今は思ってます。
大人のカップルで見たらきっと楽しいかも
映画館に入る時はコソコソだったけど出る時は何だか晴れ晴れとした気持ちでしたよ。
性に正解や不正解はない
弓子で働いているカフェで偶然に出会った芳賀と弓子。芳賀はカフェで春画を見ており、みんなから春画先生と呼ばれていた。弓子は興味を持ち、芳賀の家訪れ春画の魅力に気づき、自分の性を開放していきます。それと共に芳賀先生へどんどん恋に落ちていきます。芳賀の周囲が弓子と芳賀に協力し、結ばれていきます。
性の正しい答えに性別や年齢の答えがなく、一見アダルトに見える春画でも味方を変えて見れば美しく見える。江戸当時では娯楽コンテンツとしてみんなが楽しんでいた。そして、性の行為もこれが正解がなく、アブノーマルと思うことでも相手の常識としてはノーマルかもしれない。そこも含めて相手を受け入れられるかどうかですね。
前半のテンポが少し悪く、後半はテンポが良いエンディング繋がりました。
春画の魅力で鑑賞
結構、遠回りした面倒くさい恋愛映画。 本年度ベスト級。
春画の研究者、春画先生とカフェで働く春野の恋愛ストーリー。
春画先生がカフェで見ていた春画に興味を持った春野。
いきなり春画先生の弟子になる展開。
死に別れた妻がいる春画先生に惚れるも、春画先生は妻に未練があり平行線のまま進むストーリー。
なぜか編集者の辻村(柄本佑さん)が美味しい所を持って行く感じ(笑)
春野が春画の素晴らしい所を語るけど、自分には全く刺さらず。
だけど春画の技法は素晴らしいものがあると知る。
そんな中、安達祐実さんが登場。
他の人とは別格な演技に圧倒。
まさかの展開にエロさも急上昇(笑)
彼女に全てを持って行かれた感じ。
春野を演じた北香那さんのR15の体を張った演技は予想外。
春野が意外と家事をそつなくこなすこなす感じが印象的でした( ´∀`)
キレイに撮った艶笑譚
北香那さん出まくってる理由がわかる
本当にそれでいいのですか?
リスペクトが…
YOUは何しにボストンへ?
結局猥褻だけどそれでいいよ!
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