「成金先住民に群がる強欲白人」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン のっぽさんの映画レビュー(感想・評価)
成金先住民に群がる強欲白人
アメリカ先住民の所有する荒地から石油が掘り出され、定期的に石油会社より大金が先住民に送られることとなった。
このお金を巻き上げようととする、白人社会の病巣の映画です。
3時間26分の大作ですが、骨太な展開で、長くは感じませんでした。
監督と脚本家が良かったのでしょうか。
デカプリオとデニーロの名演、先住民の俳優陣の自然な演技、犯人役の白人俳優のリアリティのある不気味な演技がとても良かったです。
殺人を依頼され渋っていた白人が、先住民が標的と知ると快諾したシーンが印象的でした。
ホラーではありませんが、人間の怖さがわかる映画でした。
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