「いろいろと既視感たくさん」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)
いろいろと既視感たくさん
まず、ディカプリオのクズ男演技が秀逸でした。見栄はあれども胆力も知力も並み以下、しかし、悪になりきれないままズルズルと引き込まれていく/巻き込んでいく様は、まさに小物界の小物。
で、スコセッシの制作でデ・ニーロ、他の組み合わせはアイリッシュマンでしたね。デ・ニーロの演技がアイリッシュマンのシーランそのものでした。本作も善人面した悪党が静かに利権を奪っていく物語ですしね。
ラストシーンは予想外過ぎて脱力しました。いい具合に緊張が解れて、ナイスな組み立てじゃないかと思います。また、エンドロール、ロールしてないんですが、の組み立ては意外過ぎました。目を瞑って堪能するのをお勧めしますw
面白い作品で時間経過を意識することはありませんでしたが3時間超はさすがに長いかな。
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