「ダメんずやらせたらレオ様最高ですww」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン らま+たんさんの映画レビュー(感想・評価)
ダメんずやらせたらレオ様最高ですww
帰省したタイミングで“ん10年ぶりに”両親と映画鑑賞✨✨✨
3時間超えの映画を集中し続けて観ることができるのか些か不安だったけど全く心配無し。終わってみたら『あれ?あっという間だったかも!』と。事件全般の後日談を後世で上演されている舞台という形でコンパクトに紹介してくれた手法にはマジ感謝😂(←)アレがなかったらさらに30分は延びたんぢゃない??)まぁ、あっという間体感だったけど、後から目や頭がズーンと重く感じてはいたけど💦💦💦
表向きは優しく慈悲深いイケおじデニーロを頼って戦争から戻った“調理場の”ヒーローレオ様。
善人の皮を被った狼と男の見栄とエゴを振りかざす典型的なダメんずがオイルマネーを手にしたネイティブアメリカン達を見下し(いや、ダメ男はただの女好きか😅)自分のものにするためなら殺しも『やむなし』といった具合にホント軽〜い感じでどんどんバンバン殺していくお話。
正直なところ、トレイラーで見ていた映像からストーリーは容易に想像でき、その想像の域を脱しなかったため、映画を見終わった後も「良かった〜、けどまぁこんなもんか。」くらいに思っていて、そのまま点数をつけたら恐らく3.6くらいだったかな。
でも鑑賞後にFilmarksの記事でこの映画に関するものを読んで印象が大きく好転💕
かつて実際に起きた事件を元に書かれた小説を原作として描かれたこの映画。元々は原作小説をなぞり、オセージ族の連続殺人事件とその事件解決にD.C.からやってきたFBIのミステリー作品的な脚本で、レオ様はFBIのトム・ホワイト役をオファーされたとか。でも、このストーリーの本質は殺人事件の解決よりもオセージの在り方やダメ男夫妻の愛の物語なんだと訴え、脚本の大幅修正を要求した上に自分がダメんず役を買って出たとのこと。
それを聞いたら映画全体の評価が格段に上がってしまい、気付けば4.4点🍀こーゆー記事を読むことも非常に重要なんだなーと気付かされる良いきっかけになりました😊💜