「白人たちがKKKを隠そうともせず、陰湿な手法で先住民の利権を強奪していく」キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン ezuさんの映画レビュー(感想・評価)
白人たちがKKKを隠そうともせず、陰湿な手法で先住民の利権を強奪していく
演技しているのは、デ・ニーロ、ディカプリオ、そして悲劇のヒロイングラッドストーンだけで、彼らを支えるのがバックの群衆。
白人たちがKKKを隠そうともせず、陰湿な手法で先住民の利権を強奪していく様子を描いた第一次世界大戦後の西部劇です。
ディカプリオは兵隊帰りの流れ者。搾取される先住民オーセージ族は、集会を開いて反抗の姿勢を示すが、一向に決起しない理由は何でしょうか?
動き出したのは指紋採取や検視もない時代の連邦警察でした。スコセッシ監督と長い付き合いのあるデニーロが演じた悪役は、彼にぴったりでした。人当たりの良いボスはギャングのトップというよりも悪徳政治家に近いが流石にうまい。
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